2010年6月 Archives

出来事・表面の効果

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ブログ表象はいわば「表面」である。
2重化(多重化)された衣装の表面だ。
主婦の日記風・メモ風のブログにしたって
「表面」であることに変わりはない。
つまり「出来事」だね。
だから現実は取り逃がしているし、「効果」もすでに
逃げ去っている。
・・・・・
さて妻が旅行バッグに入れてきたこのリーフレット。

そう、妻は「はとバス」に2日間も乗った。
だって「おのぼりさん」だもんね。
「わたしたち東横線の何という駅だった?」
自分が住んでた場所も忘れている。
年月をふるということはそういうことなのだ。
・・・・・
かくいう僕にしたって同じだ。
はじめて横浜美術館をたずねた折
みなとみらい線なんぞ知らずに
根岸線の桜木町で乗り換えてしまった。
あれは2年前?3年前?
そんなことを想起してると
僕に「表面の効果」が滲んできた。(笑)
そしてアイオーン上で「出来事」が起きる。
・・・・・
「スーパー旅割」でとりあえず
3路線押さえた。
苫小牧、東京、横浜が「取材」(笑)対象。
国立新美術館での「マン・レイ」も対象にする。
「はとバス」マップを見ると、
みなとみらい線には「中華街駅」てのがある。
以前友人と待ち合わせするときは
「石川町」先端の出口、が決まりごとだった。
関内から横浜球場を抜けて行くこともあった。
自分ひとりで「謝甜記」に行くときも
関内からてくてく歩いた。
この夏はどこになるだろう。
・・・・・
見よ、これが「出来事」であり「アイオーン」である。
あなたは、「転移」というかもしれない。
そういってもいいだろう。
しかし知覚したもの、想像したものを思えば
精神分析的な捕捉より
表面の効果として受け止めるほうが自然だ。
「これ」を説明することはできない。
いや、できてない、というのが正しい。
しかもこれはほんの昨日のことだが
現在は「出来事」はすりぬけて、
様相を変貌させている。
もちろん「アイオーン」途上にはある。
けれど、「スーパー旅割」段取りは
一種の「クロニクル」といってもいいだろう。
そういうものなんだ。

誰も知らない

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このシーンにはグッとくる。
下りと上り(上りと下り?)が切れ目なく続く。編集か?
写真では表現できない時空だね。


それからと・・タテタカコの「宝石」・・これはyoutubeのモノ。

       

誰も知らない

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柳楽優弥が最優秀主演男優賞をとった理由がわかる。
明の「けなげさ」に審査員が1票を投じたのだ。(笑)
当日会場で、そんなトポロジー、そのようなセリーが
一挙にかつ同時に、成り、延びたのだ。そう。
なんともせつないシネマだ。
記念にD-VHSにしっかり抜いて落とした。
コンビニ店員で出演もするタテタカコの
挿入歌「宝石」が入るラス前あたりのキャプを、ひとつ。
モノレールが哀切な印象深いシーン。
384*216のAny Video ConverterのFLV。
(JW playerはheight 236)
AdobeのFLVがよくなかったので
再エンコしたもの。

そうそう、タテタカコ 「宝石」でググると
すごくいいyoutubeでの歌声がきける。

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