2015年11月 Archives
カバー写真が誰の手になるものか気になっていた。
読み終えて、あちこちひっくり返したりして、アラーキーだと知る。なるほどね。
『三人屋』と併行して読み始めた。(そっちは済み)
途中からジジェク『事件』と岸『断片的な・・』が加わり26日には『ビッグコミック』もやってきた。w
村上春樹のコスモポリタン的な生き方がよくわかる。彼はずいぶんストイックなんですね。終始楽しく読めた。
たのしめる、といえば原田ひか=三人屋も同様にずんずん読みましたよ。じゃもひとつ別の作品を読んでみる?と問われれば・・ううむ。
いたしかたがないことですよね。
写真は7sとペンタックスマクロ50mm2.8。開放。横に「みせびらかし」みたいに鎮座するのはアンジェニューの35-140mm3.5。
読み終えて、あちこちひっくり返したりして、アラーキーだと知る。なるほどね。
『三人屋』と併行して読み始めた。(そっちは済み)
途中からジジェク『事件』と岸『断片的な・・』が加わり26日には『ビッグコミック』もやってきた。w
村上春樹のコスモポリタン的な生き方がよくわかる。彼はずいぶんストイックなんですね。終始楽しく読めた。
たのしめる、といえば原田ひか=三人屋も同様にずんずん読みましたよ。じゃもひとつ別の作品を読んでみる?と問われれば・・ううむ。
いたしかたがないことですよね。
写真は7sとペンタックスマクロ50mm2.8。開放。横に「みせびらかし」みたいに鎮座するのはアンジェニューの35-140mm3.5。
原節子死す。(実際は9月)
昨日のニュースで、僕のブログに、
UTF-8の「%e5%8e%9f%e7%af%80%e5%ad%90」(原節子)で検索が183件あった。
5年前の、ドゥルーズ的成瀬巳喜男という記事には、成瀬巳喜男の「娘・妻・母」(原節子40歳)の動画がある。
ドゥルーズ的成瀬巳喜男
さて、今朝の朝日。
蓮實重彦のコラムがある。「成瀬における原節子は小津作品に劣らず魅力的・・・」
僕の記事の内容も同じことです。
蓮實コラムは以下のサムネールからPDFで出ます。
(朝日さん、ごめんなさい)
昨日のニュースで、僕のブログに、
UTF-8の「%e5%8e%9f%e7%af%80%e5%ad%90」(原節子)で検索が183件あった。
5年前の、ドゥルーズ的成瀬巳喜男という記事には、成瀬巳喜男の「娘・妻・母」(原節子40歳)の動画がある。
ドゥルーズ的成瀬巳喜男
さて、今朝の朝日。
蓮實重彦のコラムがある。「成瀬における原節子は小津作品に劣らず魅力的・・・」
僕の記事の内容も同じことです。
蓮實コラムは以下のサムネールからPDFで出ます。
(朝日さん、ごめんなさい)
知人を訪ねてびっくり仰天した。
まずこの個物をご覧あれ。(すべて拡大画像あり)
最大径は30cmもあろうか、という巨大な魚眼レンズ。
重い。20キロくらい?
(腰痛持ちなので持ち上げてはいない。w)
接眼側のレンズ鏡筒の刻印をみると、
由来はわかる。
設計はLAIKIN OPTICAL CORPで、
発注者はOMNIVISON社なのだ。
表側の銘は、
とまあこんな具合。
諸氏よ、これはいかなる用途を企図したレンズでしょう?
いやはや、これだから人生はたのしい。
さて、知人が個物を入手して日が浅いのでネットにはキャッシュが残っている。
その「魚拓」を拝借する。当方で一枚に加工しています。それが以下の絵。
相当の汚れがこびりついています。(実はこれがヒントになりました)
当初、USAの銘から「軍事用」(たとえば空軍の偵察用)かな、と推測したりする。
自宅で上記の文字情報を手掛かりに検索しますが、出てきません。
ただ、設計社側から以下のデザインブックに行き当たります。
Milton Laikinさん、てお方の書籍です。Amazonで2万円以上もする専門書です。
さて、
リンク先の目次に、InWater Lenses、とあります。
そうなのです。
このレンズは「水中用レンズ」かもしれません。
そう考えると、先の汚れもいかにも海のものだと思われませんか?
・・とまあ、今日はここまで。
あ、そうだ。これを書いとかないと・・。
最初の絵でもおわかりでしょう、知人はこれを清掃し研磨し、α7R用に改造。ピカピカにしてます。
さらに当日、
小生も撮影に立ち会い、出来映えも見せてもらう。まあ別世界ですね。
落ち着いたらまた「取材」します。はい。
まずこの個物をご覧あれ。(すべて拡大画像あり)
最大径は30cmもあろうか、という巨大な魚眼レンズ。
重い。20キロくらい?
(腰痛持ちなので持ち上げてはいない。w)
接眼側のレンズ鏡筒の刻印をみると、
由来はわかる。
設計はLAIKIN OPTICAL CORPで、
発注者はOMNIVISON社なのだ。
表側の銘は、
とまあこんな具合。
諸氏よ、これはいかなる用途を企図したレンズでしょう?
いやはや、これだから人生はたのしい。
さて、知人が個物を入手して日が浅いのでネットにはキャッシュが残っている。
その「魚拓」を拝借する。当方で一枚に加工しています。それが以下の絵。
相当の汚れがこびりついています。(実はこれがヒントになりました)
当初、USAの銘から「軍事用」(たとえば空軍の偵察用)かな、と推測したりする。
自宅で上記の文字情報を手掛かりに検索しますが、出てきません。
ただ、設計社側から以下のデザインブックに行き当たります。
Milton Laikinさん、てお方の書籍です。Amazonで2万円以上もする専門書です。
さて、
リンク先の目次に、InWater Lenses、とあります。
そうなのです。
このレンズは「水中用レンズ」かもしれません。
そう考えると、先の汚れもいかにも海のものだと思われませんか?
・・とまあ、今日はここまで。
あ、そうだ。これを書いとかないと・・。
最初の絵でもおわかりでしょう、知人はこれを清掃し研磨し、α7R用に改造。ピカピカにしてます。
さらに当日、
小生も撮影に立ち会い、出来映えも見せてもらう。まあ別世界ですね。
落ち着いたらまた「取材」します。はい。
コダックのポニー、PONY828についてはググってくださいまし。
そのポニーについているanastonというレンズは僕好みのレンズ。
怠慢で使う機会が少ない。
その昔、開放値4.5ー5.6の手頃なズームが多かった。
愚かな僕は、暗い=安価・・の偏見を持っていた。
デジタル機の到来でそんな偏見に根拠がないことがわかる。
毎度ヘンな接写ですが、7sとanaston51mm4.5で。
開放。IDC現像。
後方の陰影がポニー本体です。(抜け殻)
知人の改造になる抽出レンズは、
ここで
見れます。
そのポニーについているanastonというレンズは僕好みのレンズ。
怠慢で使う機会が少ない。
その昔、開放値4.5ー5.6の手頃なズームが多かった。
愚かな僕は、暗い=安価・・の偏見を持っていた。
デジタル機の到来でそんな偏見に根拠がないことがわかる。
毎度ヘンな接写ですが、7sとanaston51mm4.5で。
開放。IDC現像。
後方の陰影がポニー本体です。(抜け殻)
知人の改造になる抽出レンズは、
ここで
見れます。
これはJA共済の一面広告です。
又吉直樹が登場する。
記事をスキャナに読み込むには大きすぎる。
よって解像力のあるα7Rで撮影。スコパロン SKOPARON 35mm3.5を使う。
11月11日は「介護の日」というらしい。
読んでみる。又吉に非凡な何かを感じる。
修学旅行中のバスを途中下車して、おバアに会いに行くなんてフツーにやれることではない。
特異性の発生とそれに続く様態が「いまここ」のように記述される。
そうだはっきり書いておこう。
ピュアなのだ。あ、でもそれも彼の「芸」のうちだとは思う。
ハナシは映像を従えている。いちいちのシーンが見える気配だ。
読み手にそのようなイマージュを喚起させる、その手練手管はさすが。
ピュアさの純度は下がるのが普通だ。これでずっとやれるわけはない。
小説家はたいへんですね。
さて。備忘メモ。現像後にまずはPhotoshopPDFを作る。今回は「雑誌広告送稿用」を使う。サイズは10Mほどある。ちょっと重いかもしれない。
サムネールをダブルクリックすると、文章部分のPDFが125%指定で開くはずです。
又吉のテキストをぜひ読んでみてください。
又吉直樹が登場する。
記事をスキャナに読み込むには大きすぎる。
よって解像力のあるα7Rで撮影。スコパロン SKOPARON 35mm3.5を使う。
11月11日は「介護の日」というらしい。
読んでみる。又吉に非凡な何かを感じる。
修学旅行中のバスを途中下車して、おバアに会いに行くなんてフツーにやれることではない。
特異性の発生とそれに続く様態が「いまここ」のように記述される。
そうだはっきり書いておこう。
ピュアなのだ。あ、でもそれも彼の「芸」のうちだとは思う。
ハナシは映像を従えている。いちいちのシーンが見える気配だ。
読み手にそのようなイマージュを喚起させる、その手練手管はさすが。
ピュアさの純度は下がるのが普通だ。これでずっとやれるわけはない。
小説家はたいへんですね。
さて。備忘メモ。現像後にまずはPhotoshopPDFを作る。今回は「雑誌広告送稿用」を使う。サイズは10Mほどある。ちょっと重いかもしれない。
サムネールをダブルクリックすると、文章部分のPDFが125%指定で開くはずです。
又吉のテキストをぜひ読んでみてください。
7sとスコパロン SKOPARON 35mm3.5。
ネットで検索すれば当方の絵が出ます。気に入って使ってます。
部屋でよし、持ち出してよし、です。
あらゆる状況下に「差異」はひしめいている。
よって撮影は、反復すれども停止することはない。なんちゃって。えらそーに。w
開放で撮影。普通は邪魔なコードを入れてぼけもみます。
美しいぼけでため息がでます。ほんと。
近くのコード、遠くのそれ。交差すると濃くなるんですなあ。
こんなシーンに魅入る僕が変なのでしょうが、「情動」とはそういうものでしょう。
立冬も過ぎる。暦のうえでは冬だ。
夕方歩きに出ると外は冬の色。家に引き返して7s=SKOPARONを持ち出す。
手前に猫が。見えないか、これじゃあ。
これで終わらない。
翌朝。いつもの交差点で信号待ち。
これほど鮮やかに撮れるものか、と驚嘆。
記事を追加。
ネットで検索すれば当方の絵が出ます。気に入って使ってます。
部屋でよし、持ち出してよし、です。
あらゆる状況下に「差異」はひしめいている。
よって撮影は、反復すれども停止することはない。なんちゃって。えらそーに。w
開放で撮影。普通は邪魔なコードを入れてぼけもみます。
美しいぼけでため息がでます。ほんと。
近くのコード、遠くのそれ。交差すると濃くなるんですなあ。
こんなシーンに魅入る僕が変なのでしょうが、「情動」とはそういうものでしょう。
立冬も過ぎる。暦のうえでは冬だ。
夕方歩きに出ると外は冬の色。家に引き返して7s=SKOPARONを持ち出す。
手前に猫が。見えないか、これじゃあ。
これで終わらない。
翌朝。いつもの交差点で信号待ち。
これほど鮮やかに撮れるものか、と驚嘆。
記事を追加。
ドゥルーズのDVD『アベセデール』を「読了」!。
スーパーインポーズを追尾するのだから・・。
DVD3枚で7-8時間はある。これを一気に見た、という強者もアマゾンのレビューにいる。
が、当方は10日を費やした。
「出会い」(待ち伏せ)、「遅れてくるもの」とか、いくつか初めて聞くことばがある。
しかしそれはきわめてわかりやすい。
「知覚素」もそうだ。ドゥルーズの発話にはこちらがそれとなく経験していることがらが多い。
それはあらかじめ僕らが「知覚」しているからだと思う。
だってそうだろう。後から気づくということの中には、すでにそれを知っていることが込められている。
ドゥルーズから指摘されずとも僕らはそれを「知っている」。
痛快ドゥルーズ探偵の発話は、特に日本人には理解できる。徒手空拳にして、僕らはドゥルーズの哲学の外に出ているのかもしれません。
ともかく『アベセデール』はなかなかのモノですね。
國分功一郎の監修記事もよくできている。國分=千葉雅也対談もふむふむと読める。
なかで、ドゥルーズ入門としてもいい、と千葉はいうが、それはわからない。
このDVDからドゥルーズに入る、というのはいても少数者だと思うが。
今年の「よきおとずれ」であった。うむ。
おれの元気よやって来い、はよはよ。w
読了記念撮影。α7sとplanar1.4/50mm HFT。
1-2段絞り。前後はほぼ均等=なだらかにぼける。
技術の深淵(=深遠)に触れたような気がするじゃないか。いいレンズだ。
スーパーインポーズを追尾するのだから・・。
DVD3枚で7-8時間はある。これを一気に見た、という強者もアマゾンのレビューにいる。
が、当方は10日を費やした。
「出会い」(待ち伏せ)、「遅れてくるもの」とか、いくつか初めて聞くことばがある。
しかしそれはきわめてわかりやすい。
「知覚素」もそうだ。ドゥルーズの発話にはこちらがそれとなく経験していることがらが多い。
それはあらかじめ僕らが「知覚」しているからだと思う。
だってそうだろう。後から気づくということの中には、すでにそれを知っていることが込められている。
ドゥルーズから指摘されずとも僕らはそれを「知っている」。
痛快ドゥルーズ探偵の発話は、特に日本人には理解できる。徒手空拳にして、僕らはドゥルーズの哲学の外に出ているのかもしれません。
ともかく『アベセデール』はなかなかのモノですね。
國分功一郎の監修記事もよくできている。國分=千葉雅也対談もふむふむと読める。
なかで、ドゥルーズ入門としてもいい、と千葉はいうが、それはわからない。
このDVDからドゥルーズに入る、というのはいても少数者だと思うが。
今年の「よきおとずれ」であった。うむ。
おれの元気よやって来い、はよはよ。w
読了記念撮影。α7sとplanar1.4/50mm HFT。
1-2段絞り。前後はほぼ均等=なだらかにぼける。
技術の深淵(=深遠)に触れたような気がするじゃないか。いいレンズだ。