2017年5月 Archives

ライカミニルックス

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SONY α7sとLEICA minilux抽出レンズのSUMMARIT 40mm。
万能レンズってのはないと思う。けれど寄ってよし離れてよしの改造SUMMARIT40mmは、僕には天下無双の相棒一品です。









Kominar 4cm リコーオート35V

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先日まではヒーターの上でやってましたが扇風機になりました。
5月29日の一面にアサギマダラ。大分県姫島。浜の「スナビキソウ」は食草なんだなあ。何十年か前は普通に山で群舞をみていられた。ウチにもフジバカマに毎年飛来してくるのだが頻度・頭数とも激減。イシガケチョウはすっかり来なくなった。環境が変化したのは事実だろう。
すべてα7sとKominar4cm。室内も自然光。





庭のびわが今年はほどよく実がつく。剪定職人さんのワザなのかな。

「政治断簡」5月29日。

AI囲碁 3連戦

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囲碁AIの3番勝負。朝日のコラム。(拡大画像で読めます)
「AI同士の自己対戦」で強くなるAI棋士。ゾクっとしますね。ううむ。



ヘクトール 28mmF6.3

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α7RとHektor28mmf6.3。モノクロと決めてかかる以外は、組み合わせとしてはおすすめできない。雲には初夏の気配が。











3枚目。県立図書館がまさに建造中。完成するまで生きていたいもんだ。

Kominar-E 日東光学

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日東光学のKominar-E 1:3.5 f=7.5cmといってもマイナーすぎるのでしょうか。ググると僕の画像がうんと出ます。使用されてないアイテムなのですね。エンラージャー用のEがつくKominarも優秀ですし、マミヤやらリコーやらに提供されているKominarもなかなかいいものです。以下はSONY=α7sとKominar-E。(L39-M42リング使用)





長文注意。検索でこの記事に遭遇した方はご存知でしょう。
2016年1月号の「現代思想」。マルクス・ガブリエルの論攷。最初の2ページ分。拡大画像で読めます。
その①


その②



その①でいうと下段、「それに対して・・」以降。
その②では上段、「実在論の射程と意味・・」以降。
僕はふだんここでは「シャシン」をもっぱらとしている。自称アーチスト老人。
さる関わりで多くの古い、がしかし「稀有」なレンズを所有しています。それらは時代的にはフィルム(多くははモノクロフィルム)を詰めて使用されていたカメラに付属するものです。
それらの古いレンズをカメラから分離すなわち抽出する。そして現代のデジタルカメラにマウントできるように「改造」します。それを使う。
ファインダ越しに見える世界は(世界なんてない!って言わないで、今は。w)対象に「差異」がある。時には前世紀のはじめ、たとえば1920年代あたりのレンズにも味わい深い個性がある。まあそんな時代のレンズだからこそ個性に充ちている。

だが、若きガブリエルが②で述べるごとき「自然主義的な重荷を予め背負わされている」レンズなのです。例えばここに「ヘクトール28mmF6.3」というレンズがあります。1935年から1955年の間に9694本作られたそうです。ライツ社の傑作とされるレンズです。
このレンズは機械式のバルナック型ライカに装着して使われます。
当初はそうですが、現在僕はこれをアダプタを介してSONYのミラーレス一眼で使用します。背負わされた重荷から「解放」されている、といえましょうかね。そのことによって新たな表現のプラトーに出ますが、明らかに言えることは、機械式カメラに装着しフィルムに焼き付けた画像とは異なります。そのぶん重荷は「失われた」とも言えるわけです。
あるものを獲得する別の層では何かを喪失するわけです。言語論的な謂いではなく、また脳科学的な感慨と言い切れるものでもない「秘密めいた実感」が付きまといます。僕のそのような経験とガブリエルの実在論にはどこか関連があるような気がします。
デジカメで撮ったヘクトールの写真。それは「ヘクトール」ではない、と信じて疑わない方がきっといます。そのような方への「解」もあるかもしれない。(正解ではないとしても)

例え話をしますね。あなたはどう思われますか?
ガブリエルのいうように、「物理学によって確証された」ものを留保するとこうなります。
昼食時。皿うどん。(ここは長崎です)A「ごめん、そこのソースを取ってよ!」。B「ん?ソース?これソースっていうの?そんなの信じちゃだめだよ、ないよソースは」w。

今日の結論。僕はブログタイトルにおおむねレンズ名をあてる。厳密には「留保付きの」の記事です。
ガブリエルは困難な仕事をしていますね。しかし苦労がわかる、というか同情します。シンパシー抱いてます。w

先日食べた皿うどんの絵を最後に出します。この日は麺がほどよく焼けていました。チェーン店でも調理人によって違うのです。ライカのミニルックス抽出のレンズとSONYで撮りました。このピクチャに現実感がなく「非物理性」を見出せば、あなたは本物の新型実在論者です。w

ライカ ミニルックス

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α7sとライカミニルックス抽出SUMMARIT40mm。Eマウント改造。
改造レンズの「特異点」が際立つ個物です。重宝します。









EL-NIKKOR 40mm F4

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α7sとEL-NIKKOR 40mm。
雨もよいの庭の花。買ったホン。いつものお店。パンはあれはフェイクです。













来ましたね。この記事には驚きました。(拡大画像あり)



fMRIによる脳画像の応用は、ジョシュア・グリーンの「トロッコ問題」でも知られています。そのラボでは、道徳やら倫理はどこに由来するのか発生源を見極め、たとえば善悪を自己が認知・判断する瞬時(?)のシステムを脳科学的に解明しようとしています。
今回の京都大学のはさらに進化したものと僕には受け止められます。うむ。
「トロッコ問題」についてはWikiで知れますが、グリーン本人のサイトでは当の記事(英文)が、

ここで読めます。

このニュース、僕がまっさきに想像した応用例は、障害で意思疎通の困難なひとが自分の意思を外に向けて容易に出力できる、というものでした。

さて。「対象a」に触れて(触れることができるのか?)至福の時間を得る。精神分析をぬきにしては説明できないことがらも、ニューロンの作用ではなかったのか、時代の主流はそう僕を説得する。w
脳神経科学の成果はけっこうバイアスがある。これまでの言語論的知見の修正を迫る、とまあそこまできてます。

しかし、ゆっくり考えてみたい気もする。
これって単に「医療行政」やらひも付き学術系の罠かもしれない。しかも京都大学のスタッフすらそれと気づかない罠かもしれない。w
第一、そんなにMRIを脳に駆使していいものか。僕たちの国は世界一CTやらMRIを頭部にかけまくることで知られてる。
成果は認めるとして、散歩の折に咀嚼しながら考えてみましょう。

リコーオート35

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α7sとRicoh Auto 35V抽出のKominar 4cm。











アサヒフレックス

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α7sとAsahi-Kogaku Takumar 1:2.4 f=58mm。(M42改造)1955年にウエストレベルファインダで出た一眼レフ、Asahiflexについていたレンズらしい。
ピントの山がつかみにくい。もともと最短60cmらしい。接写のように使うと異世界になる。これでも普通に絞っている。





少し離れると









くせになりそうなレンズです。
α7sとライカミニルックス抽出SUMMARIT40mm。Eマウント改造。













当地の県立図書館から借り受け。岡本裕一朗「いま世界の哲学者が考えていること」(2016/9/9)
Amazonレビューではバラバラ評価。(レビューの中身は読んでません)
僕は評価5でいいと思う。以下そのわけ。
①第1章の「バイオテクノロジーは「人間」をどこに導くか」に1票。僕の好み。(好みで言いいます)小泉=「生殖の哲学」以来の明瞭な「来るべき人間」を造型できる。
②第5章「人類が宗教を・・」にも示唆を得る。「個人的でコスモポリタン的宗教」と「自分自身の神」という概念。
③第6章。エコロジー(ディープ・エコロジー)に対するコペンハーゲン・コンセンサスにみる相対化。
④引用書は巻末にまとめてある。シンプルでいい。下段脚注もある。「なんとなくクリスタル」のパターンを思い出すが、くどくない。そこはなんクリと全然違う。w
⑤ダイヤモンド社、ってのがいいですね。編集部の若き山下さんが、質問をたくさん持ってきたことが執筆・上梓の「きっかけ」になった、という風だ。いいじゃありませんかこんなの、ポップですよ。
絵は、kominar 4cmで撮影。



と、ここまで書いて、家にも安置=注文することにしました。枕元に置いてパラパラできるし。

それとですね、 一昨日α7RとRicoh Auto 35V抽出のkominar 4cmでゲーセンを撮った折に、α7s(電子シャッターはスローに強い)で撮りたい箇所があったんです。で、昨日それを撮りに出向きました。マメな奴だ。1/15秒と1/20秒でやって、下↓は1/20秒のもの。流れに浮かんで回るプラボール。大層なものじゃない。アーティストは他者と絶対無関係的、非対称の絵のために出かけるのです、はい。w

Ricoh Auto 35V

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午後に届いたレンズの緊急レポート。w
画像多し。注意。Ricoh Auto 35Vから抽出し、工房に作ってもらったEマウント用のKominar 4cmです。拡大してご覧ください。


(NEX-7とE1.8/35mmOSS、ストロボ)

リスペクタブルな一品ですね。グレーのチューブがたまらない。絞りもついてます。まず一枚、玄関のクレマチスを開放で。



これをPCで確認。出かけたくなりました。で、腰痛を押して外出。開放のまま自画像を撮ってしまう。夕方4時半。ピントはツラに来てないし「失敗作」。
だが立体感はさすが。開放でここまで撮れるんですね。こんな場面を開放で撮ることは通常はありませんから、まさに「失敗に学ぶ」見本。他の絵も開放です。









遅まきながら絞った絵。

SONY α7s 赤エルマー5㎝

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SONY α7sと赤エルマー5㎝。
L39-M42リング。M42-NEXヘリコイドアダプタ。
7Rでも7sでも、エルマーの力を引き出すのに一等いい組み合わせだと自分では思っている。描写がぼくのツボにはまる。









メイヤスー的に言えば、今日一日の「全体性な概念を失効させる偶然性」。非理由。不条理。
90歳近くの爺さんが(少し認知に??か)、ウチの庭側のガラス戸をどんどんと叩いて、剪定をするのでガレージの車を移動させてくれ、などという。調子が狂う。「世界」のほうから僕にラッシュしてくる。
同じ日に追い打ちがきた。数日前にコンクリに転んで尻餅ついたのだが、その後遺症かな背中の筋が痛い、ときにビリッと走る。寝起きがつらい。いやはや。
最初がVR35抽出の38mm。次がEL-NIKKOR40mm。VRは絞りリングをはずして開放。(6.3だっけ)そんなわけで、いやそうんなわけとは関係なくて、背景がざわついてます。EL-NIKKORと比べるとわかる。



ランサムウェアはWindows10では、KB4015438, KB4015217, KB4019472あたりです。自分のPCを当たってみてくださいね。ウチも6台は確認。残り3台はまあ次回だ。w
いいなあマカーのお人は。今ではSILKYPIXもMac対応だし、G3=yosemite以降も我慢してMacを使ってればよかったのかなあ。平成の初めのころ、ジュラシック・パークでみたQuadraに惹かれ、LCにもBookにも手を出した。1998年、秋葉原で大枚をはたいてG3+Photoshop+ノートン+増設メモリと、あれこれで50万近く支払った。まだパソ通=モデム時代だったと思う。23時以降が無料になるテレホを使う。20メガ(ギガじゃなくってさ)くらいのアップデータをDLするのに一晩中かかる。眼が覚めたら回線が切断されている。レジューム機能を次のテレホまで待つ。懐かしいが何だったのだろうね。(そんなもんです)
その当時のMacってネットはPeer to Peerで、FTPでポートを開けて、直に鯖につないでやり取りしていた。今思うと怖いですよね。Winでいえば、これはTorrentやwinnyみたいなもんだ。

サイバー攻撃ってもう我々シロートにはどうにもできないので知られてるパッチを絆創膏みたいに貼るしか術はない。MSは今回特別にWindowsXPのパッチまで用意したというから深刻なんですね。
(いるんですね、Xpでまだネットしてるお方が)
日立だったっけ、スタンドアロンのPCが感染したという。これが不可解。刺したUSBメモリが感染源なのか?(たんに僕の推測)

年甲斐もなく妻がキッチンを新しくして(3度目)作れないので(口実だろう)、何年振りかにリンガーの皿うどんにした。汁が多く汁スパみたいだ。トレンドなのか?これ。7s+コダックVR35抽出レンズ。38mm。

赤エルマー

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α7RとL39-M42リング。赤エルマーの沈胴を押し下げてM42-NEXアダプタのヘリコイドを使用する。







α7RにLINHOF-TECHNIKAR 1:3,5 f=95mm(Linhof 220 6x7)。



これでエプサイトから送ってきたアラーキーのパンフを午前6時の自然光で。開放。写狂老人A、うむ。



午前9時。

SONYのα7sとスーパーイコンタ抽出のテッサー105mm。
こんなのをバッグにぎゅう詰めにして外出する流れ。それだけでもいい。









SONY α7sとLEICA minilux抽出レンズのSUMMARIT 40mm。
最後は、Durst Componon105mmの美しいブレード(15枚!)を撮っている。







ライカ ミニルックス

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SONY α7sとLEICA minilux抽出レンズのSUMMARIT 40mm。









α7s フジカ35EE 改造

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この日は黄砂がひどかった。喉アレルギーがある僕は敏感に感じる。15年位前、黄砂がらみのPM2.5らしき黒い煤をみた。雲仙山頂の葉に固着していた。その時分はPM2.5の「基準値」てのは今の1/10くらいで、国は中国の環境汚染が深刻になって、一挙に10倍引き上げた。まあそんなことはだあれも気に留めない。アレルギー当事者だけの心配事です。w
さて一枚目は当日の午前9時半ころです。空気が白っぽい。ところで、右の「箱」のお姉さん。その向こう側の黒い建物がカステラ「文明堂」の本店です。右奥は長崎県庁です。すべてSONYα7sとフジノン45mm1.9(Eマウント改)。







ちゃんぽん食べに行こうと妻を誘うが断られ一人でゆく。ハマっている塩コクきくらげちゃんぽん。写し込んでる絵は、齋藤陽道(さいとうはるみち)の写真。そして最後はいつもの・・



フジカ35EE 

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長崎市岩川町。午前7時過ぎ。SONY α7sとフジカ35EE抽出のフジノン45mm。カメラとの相性はいい。
神社は原爆一本鳥居の山王神社。僕の幼少時の遊び場。









コンタックスT3

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嗜癖(しへき)は「アディクション」のタームで現在は知られてます。
「ヒマだから」というのはアディクション問題の一番の動機です。





最初がSUMMICRON-R50mm、次がコンタクスT3抽出のSonnar35mm。で、レンズ様態はこうです。左がSUMMICRON-R50mm、右がSonnar35mm。ほとんどストリップ状でM42改造。知人作。



そいで以下T3のSonnar35mm(α7R)で撮ったものを。









僕にも嗜癖、ありますかね?w
NEX-7(APS-Cサイズ)とヘクトール=Hektor6,3/28mm。
室内はまあ周辺も許容範囲。女の子が写り込んでいます。傑作ですなあ。w



あ、でも光源を仰ぐこんなシーンは、やはり無理ですか。



一年に何度あるかわからないほどきれいな青空と雲。モノクロにしました。PhotoshopでK化。イエローフィルタ使用。



NIKON EL-NIKKOR 40mm 1:4

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画像が多いです。ご注意。最初はα7Rとライカ、ミニルックスのSUMMARIT40mm。次はニコンのEL-NIKKOR40mm(開放)。いずれ劣らぬいいレンズです。





以下はEL-NIKKOR40mmです。









EL-NIKKOR 40mm F4

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α7RとEL-NIKKOR 40mm F4。
このレンズは実際に僕が暗室で使用していた引き伸ばし用です。 L39-M42リングを使います。F5.6で撮影。









α7sとAGFAのCOLOR-SOLINAR 50mm。



ところで、セルフポートレートといえば牛腸茂雄を忘れることはできない。
下の絵は図書館から借りうけた「牛腸茂雄作品集成」(共同通信社)から。



東京都写真美術館で実物をみたことがある。記憶では半切くらいで、きれいなプリントだった。牛腸茂雄についてはすみません、興味ある方はWikiしてください。
図書から、こんな絵も撮っていたんだと知る。カラーだけどライカっぽい雰囲気ですね。ほどなく36歳の若さで死す。


(α7s/EL-NIKKOR 40mm 1:4)


Ricoh Auto 35Vというカメラらしい。

リコーイメージング公式サイト

撮影はα7s+CONTAREX Sonnar 85mm F2(M42改造)。自然光。
コンタレックスのSonnar 85mm F2は稀有のレンズで描写は折り紙付きです。
上の絵では、拡大画像でお分かりかと思いますが、銘のKOMINARにピントを置いてます。
ヤフオクで100円でゲット。知人に改造を依頼します。レンズは小粒で銘には品格すら感じ取れます、というのは持ち上げすぎですかね。楽しみです。当サイトでCONTAREX Sonnar 85mm F2は、

ここで知れます。

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