2018年4月 Archives

NEX-7 E2.8/20mm

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先日スタバで。音声なし。コードが古いかな。

大黒岳彦 不可視の社会

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大黒岳彦の「不可視の〈社会〉を如何にして理論的に把握するか」を示唆的に読んだ。
P37〈社会〉のグランドセオリー構築のあたり。①自己言及システム・・以降。



絵はヘクトール7.3㎝。当地はオキシダントが極めて高く空はどんより。出歩けない。

α7sとNEOKINO65mmのズボラ撮り。









E1.8/35mm NEX-7

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NEX-7とE1.8/35mm。









「石を聴く」のP475以降、第51章。京子。
このテの逸話にはグッとくる。手渡される衝撃がいつもある。脇田アヤコのハナシもすごいと思う。エネルギッシュなオトコだ。制作に至るまではオンナが必要で、制作に入ると邪魔になる、そんなところだろう。真に孤独なのだ。
80歳の誕生パーティで踊るイサムと川村京子。α7Rとヘクトール7.3cmでページ絵を撮る。



いっぽうこれはDVD『STONES AND PAPER』のカバー絵。年代的には同じような時期ではないか。

α7RとNEOKINO65mm。







波止場をリクルートスーツの女性が歩いている。



SONY E2.8/20mm

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NEX-7にE2.8/20mm。


水田マリは16歳。わけあって高校を3日でやめる。そして花王=KAOのようなメーカー工場で柔軟剤をパウチに詰め込んだりするバイトを、「真面目」にやる。やっつけ仕事はやらないピュアな子だ。
段ボ、ツケマ、レンチンなどのタームを推測解読しながら読み終えた。
マリが、朝日の評者=斎藤美奈子期待の「ヒーロー」であるかどうかはわからない。これがJKの現実の様態かどうかもぼくには不明。だが確かに斎藤のいう現代の「プロレタリア文学」なのかもしれんぞ・・とも思うのだった。ともかくマリの輪郭がしっかり描きあげられている。現実離れしているストーリー(そう爺にはおもえるのだがまちがってるかもしれん)も、なにげにリアルに感ぜられる。
初めてだけど、宮崎誉子という作家はちからのある書き手なのかもしれない。リトルモア作家なんだね。

さて。当市の図書館新入荷の第一号の借り手がぼく。(黄色の間紙に注、次の予約がある)で、一晩で読み上げ、さっそく返却。(団塊世代にはシコシコ励むつつましいオトコもいるもんなんだよ。ww)
絵は7RとNEOKINO65mmで。

NEOKINOは35mm映画用のプロジェクションレンズ。65mmは稀少というかネットでもみたことがない。もうひとつ絵を。知人から頂戴したニンニクの芽。しゅんは旨い。
調理する前の束を撮っておくんだった。後悔先にたたず。



「旅」とは何か、それは

ドゥルーズのこれにつきる。

ぼくの「旅」については、関所で「足止め」されたまま現在に至る。それも3年を過ぎた。
最大の理由は花王の「リセッシュ」がほとんどのホテルに配備され、ルームにミストされているから、呼吸ができない。これにつきる。

しかしそれだけではない。記事にあるようなシーンを僕も目撃してきた、からだ。こんな京都でも行ってみたいとぼくは思わない。
「老齢」という障壁もあり、ここが潮時と、ぼくは「旅」をやめることにした。(ま、わからないけど)

空前の「観光旅行」ブームには現況インターネットの影響はあるだろう。
彼らにはSightseeing以外にすることはないのだろうか? こんな記事に触れるたびに気分が滅入る。
4月21日の椹木野衣のコラム。篠山紀信。
以下は今も残るぼくの記憶。(出来事の年は調査した)
①あの掛巣のような髪型。(現在は違うようだ)
②週刊朝日の表紙。(僕の20代、当時定期購読していた)
③アラーキーとの激論。(1991年)
④マン・レイ死の直後、奥方に懇願してアトリエを撮影した男。(1976年)
⑤南沙織と結婚した男。(1979年)

県立図書館にすぐに予約する。

「無」の石膏模型を制作中=1950年日本滞在中のノグチ。40代後半。『石を聴く』P266(部分)をダイレクト撮影。
α7RとNEOKINO65mm。SILKYPIXのハードモノクロ。

『石を聴く』から。27章、P247。アーシル・ゴーキーの自死に接して。
「友人や家族に対して自分はヒーローでしかありえないとゴーキーは感じていた・・・この奮闘努力すべての目的はなんだったのか? 注目とはなんと表面的で残酷なことか! ぼくはそれ以来、一日一日をぼくが受けるに値しない贈り物と考えてきた。どうにかして自分自身をより完全に表現し、より広い世界、ぼくの友人を殺した世界よりも自由で親切な世界と接触することを求めた。」

以下はα7RとM42改造ズミクロン50mm、F8相当固定絞り。
アタマ2枚はSILKYPIXのテイストを使用している。





椹木野衣による『石を聴く』の書評。



ヘイデン・ヘレーラ/北代美和子/訳 『石を聴く イサム・ノグチの芸術と生涯』
まだ100ページほどだが、他の読物をうっちゃって読んでいる。



マイクロフォーサーズ=パナ、LUMIX G2と、アンジェニュー17-68mm 1:2.2。50mmあたりF5.6で。

















下は日立のWoooモニタ撮り。『狂った果実』の北原三枝。1/10秒。

土門拳が撮影したものと思われる。(クレジット上に土門拳記念館が)
NHKBSの「美輪明宏 ヨイトマケの唄 その愛と秘密」をみる。日立Woooの画面を、NEOKINOで実写。NEOKINOだから、土門原画とは違ってみえる。





宮崎誉子『水田マリのわだかまり』。当地の県立図書館に予約する。
水田マリ、水溜まり?



さて。県立図書館からの借り受け依頼は、市図書館を通して行う仕組みになっている。しばらくすると返信があり、
「リクエストの図書のうち『水田マリのわだかまり』は、当館でも注文しておりました。準備ができ次第、貸出手続きを行いますので、もうしばらくお待ちください。」とのことである。すなわち僕は新着図書を真っ先に読むことになるわけです。うふふ。

依頼は3冊で、他の2冊は、
①ヘイデン・ヘレーラ/北代美和子/訳 『石を聴く イサム・ノグチの芸術と生涯』
②渡邊源昇 『お寺はじめました』
α7sに17-31mmヘリコイドを使用。NIKONOS抽出、工房製作ニッコール35mm F2.5。M42改造。4月13日。9時半、庭。
色補正なし。敢えて(というか好んで)コントラストの強いシーンを。

























α7sとエミール・ブッシュ、NEOKINO 65mm。
色とりどりの庭のフリージャ。



あさりチャンポンというものもある。

コンタックスT3

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α7RとコンタックスT3抽出=M42改造=Sonnar 35mm。









EL-NIKKOR 40mm

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α7sと引き伸ばし用EL-NIKKOR 40mm。
L39-M42リングを使用。F5.6で撮影。









読書の快楽、というもんがある。ウチでは池澤編集の石牟礼道子が「現代思想」とともに読まれる。ちゃんぽん読みと称する。シャシンはズボラ写真、ホンはちゃんぽん読み。



室内自然光、これで撮影。

α7s+STOKアダプタ+キヤノンEF24-70mm。













ウチの庭。α7sとエミールブッシュ NEOKINO 65mm。M42改造。



























Loppiの箱で送られてきた池澤夏樹=個人編集 石牟礼道子。
県立図書館から借りて「タデ子の記」および解説を読んだあたりで購入を決める。

α7sとエミールブッシュ NEOKINO 65mm。M42改造。









小熊英二のコラムをG2とKominar Television 25mm。ハードモノクロ。囲み部分。読めはしますが。

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