2013年11月 Archives

 今朝(11月27日)の朝日=「文芸時評」。松浦寿輝。意外性はないけど、「ドゥルーズと現代」というタイトルなのでスキャンしておきます。(拡大すれば読めます)

 学者をはじめとするアカデミックなヒトは、巷間ではすでにつねにドゥルーズを生きている非アカデミックな群像を「観取」しているはずだ。(ジブンはそうでなくても)。ドゥルーズの倫理は、ドゥルーズを読まなくても生きられている。僕はそう思っている。松浦寿輝の時評に「意外性はない」とフツーに言ってるつもりです。

ボジョレー2013

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 このところずっと寝付けない。零時になろうとしている。近くのセブンに行って今日解禁のボジョレー2013を1本。キャンペーンの「くじ」でタリーズのホットコーヒーをゲット。記念に(何の?)ストロボ430EZをバウンスさせて一発。あいだに顔を出しているのはソニーのILCE-7R。レンズはは赤エルマー。魂胆あらわな見せびらかし。うふふ。

 マイケル・ペピアットの「フランシス・ベイコン」を読み終える。


(EOS5DMk2/EF24-70mm F2.8/430EZ/SILKYPIX)

 ソニーのILCE-7Rを先行予約でソニーストアから入手。11月15日発売日に着く。さっそくHektor f2,8cm を付ける。が、NEX-7のようなMFアシストはできない。「ピント拡大」というのがある。ピント拡大時間を「無制限」に設定する。少しステップを踏むが慣れるしかない。

 その機能を使ってのヘクトールHektor f2,8cm である。ライカⅢf にトライX を巻くような気分になる。ちょっとうれしい。ヘクトールはモノクロフィルムで(というかトライX で)本領を発揮するレンズだとおもう。設計はシンプル。僕の個体は1937年製造で当年76歳ということになる。α7Rは僕にとっては、待ちに待ったL型レンズのためのフルサイズミラーレスなのだ。


(α7R/ヘクトールHektor f2,8cm 1:6,3/Image Data Converter)

 ベイコンのトリプティク「磔刑の基部の人物像のための三つの習作」(1949)が、ピカソの「フランコの夢と嘘」の影響を受けている、という指摘(マイケル・ペピアット「フランシス・ベイコン 」夏目幸子訳 新潮社 第一部のP87)。なるほどこの説は納得できる。くだんのベイコンの絵はこれだ。


(EOS5Dmk2/EF16-35mm 1:2.8/430EZ/SILKYPIX)

 これと以下のピカソのエッチングと比較してみてください。

 ピカソ1

 ピカソ2

 マイケル・ペピアットの「フランシス・ベイコン」を県立図書館から借り受けて読み始む。夏目幸子訳。新潮社。せんに『美術手帖』3月号「ベーコンの壮絶で華麗なる人生」(伊東豊子)の、参考文献リストにあったからだ。

(EOS5Dmk2 /MACRO-ELMARIT-R 1:2.8/60/SILKYPIX)

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