2014年12月 Archives

Happy New Year tessar35mm3.5

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 知人のメモによれば、京セラ=KYOCERA(ヤシカ?) T PROOFからの抽出レンズです。
Tessar 3.5/35 T* です。固定絞り。
僕が外出中の玄関にメモとともに置かれてあった。「プレゼントします」とも・・。
まさに「お年玉」とはこのことだ。いや、感謝の極み。



で、再度外に用ができ、とりあえずは当のレンズを7sにつける。部屋を出る前に敷きっぱなし=雑然のマット周辺をスナップして出る。
帰ってチェック。
ああ、いいなあ。 これは僕の好みだ。

 12月31日。あと1時間もすれば新年。年の境目を、ムード満点のテッサー35mmで締めくくれるなんてシアワセなヤツだ。
 みなさん、よいお年を。そしてハッピーニューイヤー!。

ホドラー展

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 α7s。コンタックスT3/35mmF2.8。
(拡大画像あり)



 ひさしぶりにこれ(ボード上の紙記事)をやるなあ。中央の美白のおばさま(あばあさま)は浜美枝という女優です。
若い人はまあ知りませんよね。僕も記事をみて、そうそうと思いだしたくらいだ。植木等のスーダラなんとかシリーズの映画にでていた。
 この方、悠々とした老後を生きてらっしゃる。ストレッチと7000歩のウォーキング。美術館めぐり(他人にも勧める)。たまに特定の男性と食事。ふむふむ。
そうか、もう周りが騒ぎ出すことはないわけだ。うむ。同時代の男たちも次々と老いてきたわけだよなあ。

 その美術館めぐりといえば今、上野の西洋美術館では「ホドラー展」をやってるんです。で、これが来年は西にやってきて、兵庫県立美術館で1月24日から。いきたいなあ。
兵庫県立美術館って安藤忠雄の設計らしいですね? 写真をみればなるほどと思える。ここんところいろいろ批評(激しい批判)されていますね。直島のベネッセの美術館も彼ですね。僕はいいと思いましたがね。穿って「読む」と違うそうじゃない、となるわけですね。
あ、ホドラーですよね。『木を伐る人』の。
ちょっと待ってください。散歩に出ます。

CONTAX T3

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 α7s。コンタックスT3抽出の35mmF2.8。
(拡大画像あり)



マンションの一部屋だけが灯っている。



メリー・クリスマスにうってつけの場所。この日はグレゴリオ聖歌が外に聞えた。いい具合にお月さんまで出現。(わかります?)



手前は新製品。



友達からグルジアのワイン、チョコが届いた。(チョコで露出)
いろんな境遇のニンゲン達の聖夜に、とまれメリー・クリスマス!
(わけわからんなあ。w)

コンタックス CONTAX T3

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 α7Rです。それにCONTAX T3 抽出のSonnar35mmF2.8。
『美術手帖』をみていたらジョニー・デップってティム・バートンのキッチュな映画にたくさん出てるんだ。
こういうのって意識してみてないとわからないもんだ。
(拡大画像あり)



CONTAX T3

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 7Rです。それにCONTAX T3 抽出のSonnar35mmF2.8。
ソニーで出ているSonnar系レンズの最短撮影距離はいずれも35cmだと思う。
よってクローズアップはできない。
そうそう僕の個物の抽出レンズの本家コンタックスT3も35cmです。
まあフィルム撮影当時にコンパクトカメラでクローズアップなんて考えもしなかっただろうから、それはメーカーの不備でも落度でもない。
僕の個物は、ほらこれですが、



水没カメラから抽出したんだそうです。知人の手になるもので、ほぼF8の円形固定絞りです。僕の宝物です。
で、これはM42ヘリコイドでレンズがくっつくまで寄れます。「技術」のからくりのなせるワザとでもいいましょうか。カップが20センチ、CDケースが10センチくらいでしょうかね。





下の絵で気付くのですがゴム手袋の赤色がにじんでますね。極端に近くした場合の現象でしょうか。
とまれ、
厨房から2014年のメリー・クリスマス。なんのこっちゃ。w

CONTAX T3

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(α7s/CONTAX T3 Sonnar 35mm_改 拡大画像あり)

考え事をしていたのだろう。ハイボールを作ったつもりがソーダと牛乳を間違えた。
冷蔵庫のドアポケットにサントリーソーダと並べて生協パスチャライズ牛乳を置いていた。
しかし、アーチストだからミスを記念撮影。w Sonnarの雰囲気をめでる。
夜の厨房。拡大画像で見てつかわっさい。
ついでに飲んでみるけどうまくない。山崎12年が泣くから半分は飲んだが、捨てる。
「マッサン」のおかげで入手しにくくなった山崎をハイボールで飲むことが間違いか。
フツーにスコッチでやっとけばよかった。
SEOのためタイトルを「CONTAX T3」にする。

GR1 GR28mm 改造

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 F5固定絞りのGR28mm_改では風景は無理なのか、というと全然そんなことはない。
(α7s/GR28mm_改 拡大画像あり)



でしょう?
中央電柱の横に小さな黒いシミ、烏です。そこがピント。
ところで、左右の画像の「流れ」が顕著です。
(前ボケなのかも知れないのですが・・)
もうひとつ検証用の画像を。



左右の下隅がはっきりしてます。
リコーGR1のフィルム撮影ではこんな現象はありません。ま、7s用に抽出して撮影するとこうなるのかもしれない。
シチュエーションによる場合もある。橋の上から俯瞰するような撮影。ピントは遠くに置いてあります。
次のシーンはあまり目立たない。



別のF11固定絞りの個物ではどうなのかというと、そうでもない。
差異に満ちている。
 天座(てんぞ)というは、台所をあずかる僧のことなり。
いっぽうこのひとは出家した作家。
先の朝日=文芸時評の記事がなければ、『死に支度』を読む縁はなかっただろう。瀬戸内晴美は新潮社の「純文学書き下ろしシリーズ」の『比叡』を読んだきりだ。それが1979年。
横の「仏像」のようなモデルさん(?)は1979年に生まれた。w
それやこれやで1979年は、忘れることはない。ま、ボケたら忘れちゃうけど。
91歳の寂聴が死に支度なんて言ってる。僕はまさかそんなに生きる筈はないけど、定年退職後なにかにつけ、死ぬ準備をしなきゃ、と呟いているが、そんなのは「身振り」というもんだろう。
「覚悟」というものは、得度し出家した寂聴ですら91歳で一冊のホンをものにしなければならないくらい離れた向こう岸にあるのものなのだ。
だから結論はこうなる。「その時」がきてはじめて支度する、それが死というものだ。「覚悟」、それは現実と切断されるその場所で生成する。(ボケてなければ)

いいレンズだなあ。F5固定絞りの方。(別にF11固定も有)
(α7s/GR28mm_改 拡大画像あり)

GR28mm 抽出レンズ

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 天座(てんぞ)は聖護院大根を煮含めるのだ。
みよ、これは完成品。(α7s/GR28mm_改 拡大画像あり)



禅僧になった気分。w
聖護院大根の半分を使う。無農薬ゆえたわしで泥を落とし、皮は「むかない」。(拡大画像なし)



聖護院大根、しいたけ、九条ねぎ、豚バラ。ハイボールを4杯くらい飲むあいだにだいたいできあがる。(拡大画像なし)

すばらしきかなGR28mm

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 なんていいレンズなんだろう。gr28mm_改とα7s。f5相当の固定絞り。
赤いゴム手袋。2燭光(?)の豆電球の照り返しが乱れとぶ。キッチン、と言うなここはオトコの「だいどころ」だ。w
われは天座(てんぞ)でござるよ。w
深夜零時半に起きだす。明日は大寒波でウチは休業(?)することにしよう。w

Paul LIVE KISSES BabyPerl Hexar

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 天気上々。2階があたたかい。
16インチのAQUOSでポールの「LIVE KISSES」をかける。
SONY α7RにBabyPerl=六櫻社=Hexar。マニュアル撮影。F5.6 1/100sec。
画面はダイアナ・クラール。

BabyPerl 六櫻社 ヘキサー

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 7RにBabyPerl=六櫻社=Hexar。
台所をするはめになり手が洗剤で荒れる。
よってAmazonから天然ゴム手袋を調達。
PCを台所のテーブルに下ろすので無線子機も注文。福岡から同梱で翌日届く。いい時代だ。

さて、Hexar。色が派手なわけでもない。「静かな表現」ですよ。風景を撮ってもそうです。目立たぬよさがあるのでしょうね。
1/100sec F8で撮影。するとISO=6400になってます。



手袋の作法が書いてある。奥に赤いのがそのゴム手袋です。ちゃんと電飾も写し込むのが芸術家なんです。w
google.comが懸命にbotしてる。英単語 "BabyPerl lens"でググる。案の定僕のページが「筆頭」になる。笑える。まあそれだけ珍しいということでもありんす。
 解せぬタームはググってくだされ。
デビュー当時から読者としてつきあってきた作家というのがいる。
村上春樹、中上健次、田中康夫などだ。もっとも田中ヤッシーは政治家になったので『なんクリ』以降の小説は知らない。もっぱら浅田彰との『憂国呆談』を読んでいた。(ペリグリ、も。w)
『憂国呆談』。現在はWebで読んでいる。『ソトコト』ですね。二人の姿が表紙にでる。うーむ、浅田彰もトシ相応の相貌になりました。w

 さて。ご承知の向きには既報でしょうが、田中康夫は『33年後のなんとなく、クリスタル』を上梓しました。
僕はこれをhontoサイトで購入。(到着後コンビニ決済)1週間くらい前のことか。



枕元で寝るときに読んでる。100ページほどですかね、今。それにしても帯にまつわる面々。これがウケる。w
浅田彰を筆頭にジャズの菊地成孔、ゾクッとする山田詠美、50代=多士済々だ。
そうそう、僕は、「*註」はまったく見ませんです、はい。
「本体」読後にまとめ読みするかもしれない。

ローライ35

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 7sとローライ35S抽出のゾナー40mm。2枚。



Contax T3

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 7sとContax T3 Sonnar_改。今日も続きます。w
表は2枚だけで残りはLightBoxで。雲が好きで、露出は空を拾う。よって極端なアンダーになる。





ほか5枚。LightBoxで見られたし。


零時ごろ起きだすということもある。
老人は突如悲しみに捉えられる。
コンビニにクルマを出し、ビールを買うが、たいてい少しは捨てることになる。(飲みきれない)w
手すさびにシャシンをする。ダイソーの百円電飾をオンにする。
コンタックスT3の抽出レンズが7sに装着されたままなのでそれで一枚。
なんという仕儀、様態なのだろう?
訝しさをこえて名もないアイオーンを過ごす。
ニンゲンは老いてはみなそうなのだ。そして死す。
死よ、咄嗟に来たりてすぐに結果を出せよ、とフツーの老人は願う。
そのようにならぬのが世間なのだ。

 おう、陰気じゃのう。じゃあまあ、T3 Sonnarと7sの夜の絵を。
下のサムクリ(サムネールをクリック=いまここ造語生成)で強制的にLightBoxが開きまする。
見たくない人はシカトしなさい。w

7s ヘクトール Hektor 28mm

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 7sとHektor28mm。
関数=アレンジメントよってはヘクトールはかくもいいのだ。



ほか5枚。LightBoxで見られたし。
 フジカ35EEからの抽出=フジノン45mm/F1.9。
抽出(改造)フジノンについての詳細は当時の記事をどうぞ。
(クリックで当時の記事が出ます)



 さて、朝のゴミ出しのついでに撮った定点観測=雨上がり12月初旬版。
なんの変哲もないフツー過ぎる絵。w







次は昨夕散歩時のフジノン。出だしはまだ明るかった。







 一週間前の朝日「文芸時評」の隣のコラム。
石橋美術館(久留米市)の収蔵品の大半が東京のブリジストン美術館へ行く、という話。
拡大すれば記事が読めます。




僕はここには10数回通っている。残念だが美術館の競争も大変なのだ。

リコーGR28mm抽出

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 「何が見えるかを語っても無駄だ、見えるものは決して語るもののうちには宿らないのだから。」
 (フーコー 『言葉と物』)
改造リコーGR28mm_#2(F11相当)で外出。
一気に鈍色の冬がくる。









7s ジュピターJupiter-12 35mm

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 ジュピターJupiter-12を7sでは使ってない、と思う。
ジュピターJupiter-12はいろんな個物がある。新モノもあると思う。僕が知人から頂いたジュピターJupiter-12はこれです。↓(7R/CONTAX T3 Sonnar_改で撮影 拡大画像あり)



以下の特徴があります。7桁数字の5から始まります。旧ソ連KMZ製です。ロゴは台形に光線が走るあれです。ナンバーの前に赤い文字(?)が1つ付いてます。
作例。F5.6の最短距離で身体を動かす撮影です。





この2枚は上部の曲がった発光管にピントがあります。外の老人と母親が行き交う場面。こういうのは意味もなく好きなのです。Jupiterの発色、雰囲気、何も言うことありません。







最後の一枚はよく撮影するミセを信号待ちの車窓から。
これはピントを取り直しています。
ドアノブに「十九時三十分に戻り〼・多分」とある。

アナタの端末で、UnicodeのU+303C=枡記号が、出ていますか?

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