2014年1月 Archives

 藤田嗣治(レオナール・フジタ 1886-1968)の「藤田嗣治渡仏100周年記念 レオナール・フジタとパリ」は去年九州からスタートして全国を巡回してきた。先日、NHK日曜美術館をみて、出向いておくんだったなあ、と少し後悔する。2月から4月にかけて岡山でやるから行けないことはないが・・。リンク先はいずれ切れますが山陽新聞の紹介記事は
ここです。

 最初の妻とみ宛ての書簡も公開されてるとか。有名人は後々大変だ。いろんなものが公開される。調べたら全4巻のとみ宛て書簡集がある。ホンになってるのだ。県立図書館に借り受け予約を入れる。

Elmar f=5cm 1:3,5

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 Elmar f=5cm 1:3,5(赤エルマー)での定点観測。1/29の18:20。1/60sec,F8,iso4000。SILKYPIXモノクロTYPE1の現像。PS5.1でWeb用保存(品質85)。


(α7R/Elmar f=5cm 1:3,5)

中村哲也 SPEED GIG

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 三菱地所アルティウムで「SPEED GIG」を見る。


(α7R/FUJINON 1:1.9 f=4.5cm))

上の絵は画廊の入り口にあるプレートです。アクリル板なので判別しにくいでしょう。素直な色。こんな絵にはなんとなくほっとするのです。ありがとうよ、フジノン。一方下のは、会場でレンズを変えたのであるいはGR28mmで撮ったものかもしれない。



 中村哲也という若い作家の作品で、FRPという特殊な素材にウレタン塗装を施したオブジェです。彼のステートメントがありまして、なかなか挑発(?)的です。といっても自身に向けての挑発(戦略)でして、現代アーティストはこれくらいの気概がないとだめなのかもしれない、と思わせるところがある。強迫神経症になる恐れそれはあるかもしれないが、僕は基本的に共感できます。拡大して読んでみてください。

α7R/FUJINON 1:1.9 f=4.5cm

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 FUJINON 1:1.9 f=4.5cm による定点観測です。拡大してご覧ください。






(α7R/FUJINON 1:1.9 f=4.5cm)

 絞りはアバウトf8。SILKYPIXデフォルト現像TIFF保存。Photoshop CS5.1にて拡大画像は横1840pix、サムネールは368pixにして品質85でWeb用保存。3枚共通の処理です。
 (上)16:39、1/1000、ISO100。(中)17:36、1/160、ISO100。(下)18:00、1/60、ISO1600。なかなかのレンズです。ウワサは本当なのでしょう。(中)の絵には少しブレがあるか。(下)は橋の街灯が点くまで待っていたが寒くていったんウチに戻り、中に着込んで再度臨む。
 フジカ35EEについていた FUJINON 1:1.9 f=4.5cm の作例。1月25日の18:10p.m.です。普通は手持ち撮影はない状況です。この場所も定点観測地点のひとつ。今日はいつもと雰囲気が違うと感じ足を運ぶ。この絵で、f値はアバウト5.6、1/60秒、ISO=5000。ピントは無限遠ではなく小さな橋のところです。SILKYPIXのノーマル現像です。TIFF現像後、Photoshopで解像度を変えWeb用保存。カラー調整などの他の処理一切なし。ですからα7R=フィルタレスの極限を試してみてると思っていい。拡大してみてください。

 満を持して、いきものがかりの「とってもええぞう2」を購入。(笑)。撮影はα7R/FUJINON 1:1.9 f=4.5cmであります。f5.6あたりかな。距離65cmほど。中央部分の100%拡大図も。





 「とってもええぞう2」はブルーレイ版です。かれらのPV全集です。かつて「YELL」のPVをネットで拾って見たときの感慨を大画面で味わおうと思いましてね。シャシン(映像)がいいんですよ。
(以前YELLについて、ここで記事にしてます。)

 (追記)「YELL」のモノクロバージョンが入ってる。中学生のフォトジェニックなシーンだけをモノクロで仕上げているのだ。ふむふむ。このPVは(このPVだけか?)シャシン屋のアンテナに響くようにできている。僕が欲しがるわけだ。絡めとられてますな、僕は。まさに「リゾーム」じゃ。

フジカ35EE

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 フジカ(Fujica) 35-EEのこと。かつて写真工業1979年12月号「カメラレンズの画質は向上したか」-50mmF2レンズの変遷、という記事があったのだそうだ。近年のMTFとは違うだろうが、ルーペで拡大した時どこまで鮮鋭に見れるか、ということだと思う。そういう意味ではこんにちのデジタル写真時代で、SILKYPIXでの現像結果を100%大で見る狙いはこの「解像力」のほうかもしれない。フジノンの解像力が上記紹介記事によれば、ズミクロン50mm/f2(ライカM)と同等とある。これは絶対に看過できない情報だった。で、まずはヤフオクで2000円ほどで購入。入手直後を20秒足らずの動画におさめてます。



 説明は後にして、以下は画像を羅列します。拡大してご覧ください。








(NEX-7/E1.8/35 OSS)

 技術者(名工)の手になるとかくのごとく生成変化します。アレンジメント(アジャンスマン)そのものです。複合の諸線に満ちてます。最初はバラされたフジカ35EE。次の絵はその一部。下の2枚は、α7Rに取り付けた状態です。今日のこの記事には作例はありません。加工がひとつの「アート」だと思う。この「アート」をお楽しみあれ、というわけです。
 フーコーは『倫理の系譜学について』のなかで、このように言っている。「現代社会では、技芸(アート)はもっぱら物体(オブジェ)にしか関与しない何かになってしまい、個人にも人生にも関係しないという事実にわたしは驚いています。技芸が芸術家という専門家だけがつくる一つの専門領域になっているということにも驚きます。しかし個人の人生は一個の芸術作品になりえないのでしょうか。なぜ一つのランプとか一軒の家が芸術の対象であって、私たちの人生がそうではないのでしょうか。」
 これがフーコーの「自己の技芸」に発展する。事実上は「アート」は美術、演奏、舞台・・というようなものに席巻されている。しかしだれもが感じることとはおもうが、人々の日常の「営為」が「アート」としてもっと表象されていいはずだ。人は技術者の作品=実物を「アート」と呼ぶが、実のところ「アート」とは技術者の内在のことを指しているのではないか。そういうことをフーコーの言に感じる。さて僕は昨夜はこれを愛でるあまり、枕元に置いて寝た。(笑)。ひとが一生に得ることのできる満足感が一定だとすれば、立て続けにこのような個物を手にしてよいものだろうか、と、がらにもなく謙虚な気持ちになる。暮れから新年にかけて見事な個物との巡りあいが続いている。シアワセを少し隠さねばならないのではあるまいか。

color ULTRON 1,8/50

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(α7R/COLOR-ULTRON 1,8/50)

  (上図)フォクトレンダーのCOLOR-ULTRON 1,8/50で絞って撮ってます。このマグカップはソニー・クリエイティブ・プロダクツの製品のようです。TOPTIP SPIRITSというお洒落なロゴが入ってます。1984年 MADE IN JAPAN ですが、検索しても出ません。ですからアナタもはじめて見るのではないでしょうか? いつ頃からウチにあるのかわかりません。ずっとありましたから。後方の大黒天の貯金箱なんて幼少のころ、慶応元年生まれの婆様からもらったものです。(笑)天下一品です。(下図)は開いて撮ってます。スタバのマグ。落として取っ手が欠けました。で、雑物入れに転用です。マグカップのハナシなのかULTRONのハナシなのか、不明ですが、タイトルはULTRONにします。拡大してごらんになってください。

Super-Takumar 1:3.5/35

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(NEX-7/E1.8/35 OSS)

 上の絵はα7RにペンタックスのSuper-Takumar 1:3.5/35を付けたものです。(ブレてます)。これも譲り受けの個物です。ペンタのこのレンズも秀逸です。名レンズでも個体差というのはありますからね。この個物は見事です。以下、作例。




(α7R/Super-Takumar 1:3.5/35)

 (上)定点観測です。雲もなく光源にも乏しく殺風景ですが作例実写ですのでご容赦を。F8(orF11)です。(下)手前の綱にピントしてチルトアップで構図を持ち上げてます。F5.6です。今日はPM2.5もひどくはなくて温かい一日でした。これらは夕方4時を過ぎたあたりです。

color ULTRON 1,8/50

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(NEX-7/E1.8/35 OSS)


(α7R/color-ULTRON 1,8/50)

 (上図)フォクトレンダーのcolor-ULTRON 1,8/50は1970年代にシンガポールで生産されたのだそうだ。"Carl Zeiss Planar 50mm F1.8 Made by Rollei"と双子の兄弟なのだそうだ。プラナーがウルトロンをまねたというが真偽はわからない。でも個物の前キャップがRolleiであるところをみれば(見にくいかな)権利はRolleiにあったのだろう。そういえば譲り受けの時、知人は前キャップは純正ですと話していた。不思議に感じたが、事後調査をすればなるほどそういうわけなのだ。個物はとてもきれいなものだ。で、いつもの作例。(下図)ヘリコイドで寄る。撮影のオブジェはあの"Carl Zeiss Sonnar 1:2 f=85mm"です。中を覗いてみる。ニュートンリングのような模様=「バルサム切れ」があるが撮影には関係がない。レンズ刻印にピント。ノートリミング。いやはや。これも(ULTRONのこと)とてつもないレンズです。もろもろの線が織りなす点に出来事があり、深夜にこの絵が産出された。ところでこれらの表象をアートだと感じ、共感できるニンゲンがはたして世界に何人いるのだろう?(笑)

村上春樹 「木野」

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 10日くらい前かなあ村上春樹の「木野」を読む。「文藝春秋」の2月号が出てすぐに近くのスーパーで買った。村上春樹を読むのは何年振りだろう? 今の僕にいい巡りあわせだった。そうねこれはサスペンスですね。不思議な日本人作家ですよ、カレは。ニューヨーカーとは一味違う。なんにしろいいものに触れるのはうれしい。「女のいない男たち 3」というからには連作なのか? まあいい、これだけでもじゅうぶん。(連作にしても読み切りだと思う)さてさて。こちらはスコッチの絵です。撮影はα7R/Carl Zeiss Sonnar 1:2 f=85mmです。(たぶん)



 右側のARdbeGはラベル通りISLAY(アイラモルト)です。かなり強いヨード臭がきます。僕にはちょっとビッチなスコッチです。46%。強い。初めてでしたが以後のおつきあいはないかもしれない。スコッチはみんな特別なクセがあるから飲んでみなければわからない。僕は以前ある銘柄を一口やったはいいものの、あまりの違和感
に全部流しに捨てたこともある。「そんなもんです。それがどうした」(村上春樹)。絵では新品未開封ですが、残り少なくなりました。

Componon 引き延ばし用

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 シュナイダーのコンポノン(Componon)というレンズを知ってる方は少なくないと思う。知人=名工は僕のためにこんなふうに改造してくださった。


(NEX-7/E1.8/35 OSS)

 1:4/35 はハーフサイズ用の引き延ばし用レンズなんだそうです。ライカ判のレンズよりはるかに小振りですね。これも
世界に一つと思えてしまう。(まさしくそうかもしれないし、そんなことはないかもしれない)。ライカLマウント。絞りもついてます。では作例。鴨がいます。山の鉄塔も写ります。(上)




(α7R/Componon 1:4/35)

 上はf11、下はf8だったと思う。四隅に少しケラレあり。解像度はとてもいい。下の絵の中央部100パーセントです。拡大してみてください。SILKYPIX現像。Photoshop web用保存 品質85。他の処理なし。

 ポール・マッカートニーの「LIVE KISSES」を買う。ブルーレイ版。


(α7R/Sonnar 2.8/35 改)

 が、自作PCに組み込んだパイオニアBDR-208DBK(バルク)には何もついてない。説明書に「日本語」がない。上の絵はMac Blu-ray Playerの無料版。だから中央にウォーターマークが居座る。動作は単純でいい。ちなみにPowerDVDの最新版よりBRプレーヤーが安い。PIONEER BDP-3120-Kが8100円である。それを発注。

(追記) この数時間後、Mac Blu-ray Playerのダウンロード版を購入する。50%引きのお正月クーポンを使い、24か月間の再ダウンロード保証を付けて。それでも、3854JPYだからまあお得。無事再生できた。なかなかいい気分で視聴できます。My One and Only Loveで終わる。全編が僕たちの世代でいえば「かっこいい」のです。ウマイとかヘタのレベルではなくて「かっこいい」。団塊には泣ける。メンバーもすごい。
 キャプチャすればいいものをわざわざモニタを写す男・・。


(NEX-7/E1.8/35 OSS)

T3 Sonnar 2.8/35 改

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 久留米。ちょっと街中に入ると店仕舞いが目立つ。どこそこにある珍しくない風景だ。



お昼はここで食べる。ハンバーグ屋さんだ。



そういえば昔はここでもハンバーグを食べられた。移転。


(α7R/Sonnar 2.8/35 改)

スコパロン35mm SKOPARON

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 SKOPARONでのテーブルフォトです。開放3.5、前後のボケ。ISO6400、1/60秒。


(α7R/SKOPARON 1:3,5/35 改)

 ついでにもうひとつ。


(α7R/SKOPARON 1:3,5/35 改)

FRONTAR レンズ

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 GOREZ FRONTAR D.R.P. というレンズのことをご存知ですか?(笑)。1920年代とか1930年代とかのボックスカメラといわれるモノについていたレンズのようです。カメラからレンズを取り外して、知人から譲り受けたものを紹介します。レンズは直径2cmくらいです。まずは表から。ついで裏面のマウント部。




(NEX-7/E1.8/35 OSS)

 さて。いかがです? これをPENTAXのベローズを使って実際に撮ると、キヨハラソフトのように撮れます。まあ不思議です。もともとそんなレンズなのでしょうか? 今度知人に聞いてみようと思います。

 下のアイコンはリンク先ですが、そこに似たような個物が紹介されてます。

 マウウント部の高さが違うのだ、と記載されてます。譲り受けた個物は9番です。真鍮製の留め金にしっかりプレスされてます。1929年はウォール街で大暴落が起きました。カポネの時代かなあ。これがデジタルの世界で復活するのです。ワシもう少し長く生きたい。(w)


(α7R/Angenieux 35-140mm TYPE LA2)

 改造3点セットを撮る。知人譲り受けのヘリコイドアダプターの威力はTYPE LA2のアンジェニューでも発揮される。Angenieux 35-140mmは最短撮影距離は1.5mだ。もともと35mm映画用ですからそんなものなんでしょうね。けれどヘリコイドをほんの少し繰り出すだけで、ググッと寄れる。これは快感。これまでよりずっと身近なレンズになりました。この絵で60-70cm付近。近づいて合焦する箇所を見つける方法が楽だと思う。雰囲気はそのまま映画(シネマ)です。この絵の場合、ベローズの上部にもピントがあります。中央部はピントがきてない。合い方も少し違う。実際のレンズ位置状況をNEX-7/E1.8/35 OSSで記録してます。


(NEX-7/E1.8/35 OSS)

 (追記)中央部のピントのことが気になったので別のショットをみる。次の絵は顕著にそれが出ている。たぶん手前のGR28mmの刻印にピントを取り、構図を変えてチルトアップしたからだろう。中央部はアウトフォーカス部分なのだ。


(α7R/Angenieux 35-140mm TYPE LA2)

 (さらに追記)やはりそうでした。この通りバッチリきてます。これはヘリコイドをさらに出して、ズーム80mm、f5.6、撮影距離50cmで撮っています。ISO2000、1/60秒ですがブレもないようです。それにしてもまあ、このレンズもため息ものです。僕はこういう絵を撮るその時間ホントに安らぐのです。(笑)


(α7R/Angenieux 35-140mm TYPE LA2)

スコパロン35mm

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 スコパロンで撮る。少し絞ってます。


(α7R/SKOPARON 1:3,5/35 改)

 スコパロン35mmをα7Rに付けて撮影。天使の横の個物はT3のSonnarというわけです。ヘリコイドアダプターの威力でまだまだ寄れます。こんな撮影は当時は絶対にできなかったことです。レンズの設計者がこの絵をみたら本当に驚くでしょうね。フィルムではできないことですから。驚嘆の世界です。Sonnarのレンズには天井の蛍光灯が写りこんでます。さて、処理のことです。SILKYPIXでTIFF現像。それをPhotoshopで開き7Rの横7360をピクセル倍数で割っています。(馬鹿げてますかね)よって拡大画像は横1840、サムネールは横368になってるわけです。横736でもいいのです。(笑)それらをPhotoshopのWeb用保存で品質85%で保存します。他の処理はしてません。


(NEX-7/E1.8/35 OSS)

 ふたつのレンズについて。左の天使の横にあるのはスコパロン35mm(SKOPARON 1:3,5/35)です。一方のα7Rに付けてるのはコンタックスT3についていたSonnar 35mm/2.8です。


(NEX-7/E1.8/35 OSS)

 赤丸のがそのスコパロン。1950年代のものだそうです。いやはや。うなりますね。師匠格の知人が届けてくれました。両方とも手作りです。ローレット加工も旋盤で仕上げてあります。世界にひとつの個物です。写りについてはおいおいご紹介いたしまする。スコパロン(左)のほうは絞りマーク(ドット)も刻印されてます。ドットの大きさも変化してます。これもハンドメイドです。レンズには名称や製造番号などが刻印されているのが普通です。最初にお見せした絵のふたつの個物には、その「面影」はないといえばないです。(実はあるんですが)けれど大切なのは写りです。むろん、レンズ個物にはある種のオーラがあります。オリジナルを愛でる、そこに何も問題はありません。「宮崎光学」ではオリジナルの面影を最大限に生かして製作します。その改造費はレンズ個物より高いものになります。趣味の世界ではそれもアリですからね。僕はどちらかといえば絵そのものを重視するほうだと思う。どちらかといえば、です。あのレンズを使いたい。その一心。半世紀以上も過ぎたきょうびに、便利なデジタル一眼で古い個物の魂を引き出すには、ときに原形を留めぬ「改造」が必須の技になるわけです。

 SONYに付けてるSonnarはおよそf8あたりの固定絞りになります。M42-NEXマウントアダプタはヘリコイド付きです。超近接が可能です。無限付近ではパンフォーカスになります。スナップであればノーファインダで撮影できると思います。実に愉しい豊かなセカイが待っています。街は僕に「待たれて」います。

 

 追記になります。このT3のSonnarで、ヘリコイド使用=ウルトラ近接を一枚。スコパロンに装飾された師匠の旋盤技です。サムネールは横 7360/20=368、拡大で横 7360/4=1840です。ぜひ拡大してご覧ください。


(α7R/Sonnar 2.8/35改)

 「差異」というものはどのようにヒトを動かすのか、人はどの場所(トポス)から語り始めるのか(差異から語り始めると思うのです)、悦びとは何か、つまりは、生きる根拠とはどのあたりを指し示すのか、というようなもろもろの問い立てが、ひとつの「技」に触れることで出現します。もちろんこれらは僕固有の感慨=内在といえます。諸氏よ、いまここで言い表わされることの一端がおわかりでしょうか?

 ついでに遠景。はやってるのかそうでないのかよくわからないホテルの前景。


(α7R/Sonnar 2.8/35改)

MPXのPC間移行

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 知人に譲ったPCからMPXのライセンスを移行できないでいた。シリアル・キーをなくしたからだ。諦めていたのだが、鋭意探索して発見。「移行」手続きをする。同じような苦労をするかもしれないお方のためにメモをします。

 ①元PCから行う。
 ②元PCに移行ツールをダウンロードする。
 ③D/Lしたツールを起動する。ここでシリアル・キーが必要となる。なくしたからといって、販売元(製作元)のインターナルに問い合わせても、なしのツブテです。サポセンに電話してもつながらない。(笑)
 ④実行すると「以後はこのPCでは使えませんよ!」というような忠告をされるが、OK。オシマイ。
 ⑤元PCからMPXをアンインストールする。コントロールパネルからしましょうね。
 ⑥最後に移行ツールも削除します。

 で、新しいPCに、購入時のsetup.exeでインストールする。あ、そうだ。購入時のsetup.exeを僕はたまたま保存していたが、これをなくしたらどうなるんだろう? そこはわかりません。氏名、メルアド、ライセンス・キーを求められます。で、入力。無事登録。ただし、起動すると、アップデートして最新バージョンにせよ、と出る。実際はアップデートしなければ動かない。

 ⑦そしてこれには事後談がある。シリアル・キーは「ヘルプ」の「このプログラムについて」に記載されている。あはは。無事移行して起動し、「ヘルプ」をみて知った。なあんだ、というわけ。ここのところインターナルは批判にさらされている。youtubeをダウンロードするようなアプリを開発すること自体が違法じゃないか、というわけだ。サポートの悪さもたたかれている。僕はそんなに目くじらたてることはないんじゃないかと大目にみる。しのぎを削るのがネットの世界。行け!インターナル、と思う。僕は2011年8月25日にダウンロード版を購入した。(setup.exeの日付でわかる)2年半もたつからMPX7からMPX9に乗り換えてもいいかなと思っていた。旧バージョンだけど移行できてラッキーだ。ほらね。ウチのPC。(拡大画像なし)

出来事

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 GR28mm(改造)をNEX-7につけて歩く。2枚の絵を見ると周辺光量の落ち込みがわかる。遠景には難がある。フルサイズのαR7につけても事情は同じだ。アダプタで知られるRayqualのWebでも、α7に広角レンズを取り付けることの難が報告されている。




(NEX-7/GR28mm)

 さて。2枚の絵のことである。上の3羽のコブハクチョウと、下の1羽のそれは同じ日に別の場所で撮影する。4羽は1年違いの兄弟姉妹だ。この地で一時有名になった番い(つがい)が産んだ子たちだ。親である番いも近くにいる。たまたまこの日は僕の歩くコースにいなかっただけだ。かれらは決して群れない。完全に「独立」して棲息する。

 ニンゲンの親子であればどうだろう? 近くにおれば声でもかける。だが鳥の(生物の)世界は違う。見向きだにしないのだ。見向いたとすればそれは「繁殖」の本能に命じられるからだ。ひとりぽっちで生きる子をなんだか可哀そうに感じてしまうのは、あえて言うが「劣った」ニンゲンの情感にすぎない。しばしばこのような光景に出会う。1羽が一昨年、3羽が昨年生まれたものだ。特に上流で暮らす1羽の個体を見るたびにグッとくる。ニンゲンの情感だ。励みになる。孤独であることを恐れるな、とね(笑)。ニンゲンは元はこのようにも酷薄で屈強な生物だったのだろう。進化によって文明文化を発明し、同時に劣等な幻想も付随して得た。襞にはもろもろの線が織り込まれている。この岸でひとり生きるハクチョウのような本能が僕たちニンゲンには残存していないのだろうか? 退化したその痕跡すらないのであろうか?・・・と。実は、この絵のことでこんなハナシは気が重い。なぜというにこのハナシ(言表)にはその日の出来事は現れてこない、と思うからだ。そういえばシャシンってご大層なモノじゃない、てなことをアラーキーは言ってる(東松照明追悼で)。それにも似たキモチか。このブログ記事にこの日の「出来事」は闖入しはしない。かかる言表のその端から何かが逃げていく。

 踵を返そう。今しがたその「親」であるつがいに遭遇しました。α7Rにビゾ用ELMARをつけて撮影。こちらは周辺光量の落ち込みなどもちろんありません。1842***は1961年製。


(α7R/ELMAR 1:3.5/65/14167)

 このようにオスがガーッと寄ってくる。うっかりすると靴を噛まれる。何かくれ、とせがむのだ。そうしたのはニンゲンなのだが・・。

九州芸文館への旅

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 朝日1月5日付=Asahiイベント2014は、4面にわたって今年のイベントを網羅する。で、もうひとつふたつ。最初はバルテュス展。

 そしてもうひとつ、こちらは九州。といっても、「九州芸文館」というから僕も行ったことはない。「101年目のロバート・キャパ―誰もがボブに憧れた」だ。これを訪れるとなると「旅」そのものになる。いやしかし、それをこそ「旅」と称したい。

チューリヒ美術館展

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 朝日1月5日付=Asahiイベント2014の記事を7000Uで3回スキャンして継ぎはぎしたもの。拡大して読んでください。国立新美術館。行くことになると思うが、最近在京のさなかに大地震が到来したら、と思うようになった。杞憂か?

Sonnar 1:2 f=85mm

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 台所でPC。まさにテーブルフォト。このゾナーはあのNr2624***。説明が空しいくらいよい個物だ。

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 台所ついでに冷蔵庫の扉に留められているコレ。妻の過誤で見事に裁断された樋口一葉。片方はどこにいったのか? ごみに出したか?この絵の方はwith NEX-7/E20mm。

クセノン50mm/1.9

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 クセノン50mm/1.9で定点観測。α7R。S(Tv)モード、1/80sec f5.6 ISO6400。神業みたいな写りをする。等倍にすると、店内のメニューが写り込んでいる。

自作PC

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 Amazonで発注したWLI-UC-G301NとOwltechのカードリーダが翌日には届く。調査したらなんと鳥栖から出庫している。へえー、そうなんだ。九州管内は鳥栖発なのだ。全商品ってわけじゃないだろうが、カードリーダやらWiFi子機やらの売れ筋商品は常時在るんだと思う。

 さてと。暮れから取りかかった自作機を今日完成させた。博多のヨドバシでみたマザボASROCKのH81M-HDS(5900円)これを使ってみたかったのだ。何しろ安価で掌にのるくらい小さい。(おおげさか)メモリは二本刺し(最大16G)。USB3.0あり。SATA3コネクタ2個あり。RAIDは不可。うむ。今回はこれで十分。PCIもグラボ用がひとつあればいい。それと、GMCのケース!これはネットでさんざん悪評の出たブツだ。売り切れごめん、今日はもうない。製造中止か? もうペラペラで軽い。側面カバーなんかペコンペコンしている。(笑)。いいのだ。

 勘違いで購入したのはWD製のHDD(2TB)。外付け推奨用の5400r.p.m.が届いた。まあデータ用だからいいかとそのまま取り付ける。(一部はアプリ起動用)。そのせいでインデックスが5.9になったが、あんなものを信用してはいけない。要は「体感」だ。RAID0(ストライピング)をせずにOS,SILKYPIX,Photoshopなどをintel335_240G_S-ATA6.0接続のC:に入れる。速い。単体でここまで出れば不満はない。

 知人にPCを譲ることになったのが今回のきっかけ。こんな具合だ。

 で、中身はこうです。ケースも小さいがマザボがさらに小さく、姿がみえない。ケース下部はすっからかん。WDのHDD選択ミスのおかげで前面のファンはつけてない。さわっても冷たい。怪我の功名というもの。

NEX-7 GR28mm改造

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 暖冬=1月4日のこと。昼ごろNEX-7にGR28mm改をつけて近くの漁港を散歩。波止場にはいろんなブツがころがっていてたのしい。GR28mmはα7RにつけるのもいいがNEXでもいい。換算44mmというのもお手頃。Hektor 2,8cm/6,3では接近はできない。GR28mm改の出番だ。


(NEX-7/GR28mm改/SILKYPIX)

 これをハードコピーで処理するとこれがまたおもしろい。デフォルトでこうなる。

SMC PENTAX FA50mm MACRO

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 PK-NEXのアダプタががたつく。こりゃ修理ものだなあ。


(α7R/SMC PENTAX FA50mm MACRO/SILKYPIX)

Summaron 3.5cm 1:3.5

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(α7R/Summaron 3.5cm 1:3.5/SILKYPIX)

 ものを創る人間が一連の不可能事によって喉もとをつかまれていないとしたら、その人は創造者ではありません。創造者とは、独自の不可能事をつくりだし、それと同時に可能性もつくりだす人のことです。発見するためには、マッケンローのように壁に頭をぶつけていなければならない。壁がすりへるほど頭をぶつけなければならないのは、一連の不可能事がなければ逃走線、あるいは創造という名の出口を、そして真理を成立させる〈偽なるものの力能〉を手に入れることができないからです。『記号と事件』(文庫版)

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