2018年7月 Archives

ニコン Medical Nikkor 120mm F4

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ニコンのMedical Nikkor 120mm F4(6群9枚,IF,最短撮影距離0.35m,1981年12月発売)の鏡筒部。
最長1.6メートルまでしか撮影できない。距離と絞りが連動している。F8あたりだと0.9メートルくらい。
最短では絞りはF32にもなる。リングライトで適正露出を出すしくみ。
写真の左側のストリップ部にリングライトが備え付けられていた。フルセットでは相当の価格だったのではないか。産業用ですからね。インナーフォーカスで、操作しても全長は変わらない。









ライカミニルックス

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台風一過。α7Rとライカミニルックス抽出のズマリット40mm=Eマウント改造。







α7RとCOLOR-ULTRON 1,8/50 M42改造。
最後の一枚はα7s。









α7sとTele Kominar105mmの最短撮影距離で。(1.2m,F5.6)
フィギュアの右ににわか仕立てのライト。



上のフィギュア左側、26-58mmヘリコイド取り付け=聖杯みたいなレンズ。これはH.ROUSSEL 75mm F6.3。M42改造。次はそれで撮影。



屋上屋の蛇足。室内の明かりを落とし、ライトのみでやる。ライカミニルックス抽出のズマリット40mm。
照明(というほど大層なもんではないが)で雰囲気もかわる。
現像もSILKYPIXのポートレイトにする。

COLOR-ULTRON 1.8/50mm

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α7RとCOLOR-ULTRON 1,8/50 M42改造。









ヴィヴェイロス・デ・カストロの『食人の形而上学』(檜垣・山崎訳)届く。
うーん。たのしみだ。


(α7s+COLOR-ULTRON 1,8/50 M42)


先ごろ「正体不明レンズ」として紹介させていただいた知人工房作のコレ。Kominar105mmで撮影した絵の左端の大ぶりのレンズ。
Medical Nikkor 120mm F4(IF) (1981年12月発売) 。6群9枚。最短撮影距離0.35m、と判明。
フィルム時代の医療・学術用のレンズです。内部にストロボを組み込んだ特殊な機構になっているようです。
これを使えるようにする工房の技に脱帽と敬意。
ある種キッチュなテーブルフォトにはおもしろい。僕向きではあります。
フードを外して49mmのフィルターをつけてみます。



以下撮影例。「億男」はα7Rで。
舞妓さん、億男は偶然ウチにやってきたホン。「本屋大賞」系の読物ってなんだかなあ。w





最短撮影距離で。





外に持ち出す!





手垢で汚れていた伊吹マヤを洗ってやる。きれいになった顔を。w

ライカ ミニルックス

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α7sとライカミニルックス抽出のズマリット40mm。SONY Eマウント改。













反復 リトルネロ

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α7sのテーブルフォト。かかる内的な衝動は常にある。
冗談ではなくスピノザに連なる「情動」なんです。生成されるリトルネロ。そして我という存在が効果としてそこにあるのを感じる。w
差異が発生するように撮っているのではない。フツーにレリーズする。すると「差異」があからさまになる。それが愉しいのでありんす。
拡大画像で分かることではありますが、一枚目hama VARIO MACRO LENS35mmとNEOKINO65mm。二枚目FEDインダスター53mmとズームニッコール35-70mm。
ズームニッコールは50mm=開放での撮影。



ライカ ズマロン 35mm F3.5

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α7sとライカズマロン35mm3.5。
最後のはSILKYPIXのハードモノクロ(グレイトーン)。









ライカミニルックス抽出のズマリット40mm。Eマウント改造。
それほど絞らずともシャープ。これはF5.6もないと思う。









Tele Kominar 105mm 1964年

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日東光学。 Tele Kominar 1:3.5 105mm。(ニコンマウント)
午前4時過ぎ、初めて使う。まず一枚。最短撮影距離=1.2m。1/100秒。F5.6とF8の中間。プリセットになってます。羽根は8枚。1964年製。
拡大画像はα7sの解像1/2=横2120です。PCの方は大きくしてご覧になれますので、ぜひ。うん。いいレンズですね。派手さのない静かな味わいがします。隅々まで端正に出る。ピントは、「NIKKOR 35-70mm」の銘板文字あたり。近くにあれこれ文字列を配置。ぼけが確認できます。フィギュアは4-5㎝後方。

SILKYPIXノーマル現像。PhotoshopでのWeb用保存。色調の補正はしていません。



以下は午前6時過ぎ、α7Rで。









Ai-S Zoom-NIKKOR 35-70mm F3.3-4.5

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Ai-S 35-70mm/3.3-4.5 Zoom。1984年まで28万本も出荷している。



α7sにつけて。3枚はワイド側。そのあとはテレ側。F5.6。











なお最初の絵はVARIO MACRO LENS 35mm/3.5というレンズを使っている。正体がはっきりしないが、hamaの製品じゃないかといわれている。
α7sとエミール・ブッシュNEOKINO。









カメラをα7Rで。



α7sとFED=インダスター53mm。L39マウント。M39-M42アダプタリングを使用しての接写。



エドゥアルド・ヴィヴェイロス・デ・カストロを読んだのはこの論攷が初めてだと思う。たぶん。(「現代思想」1月号)
現在、訳者の近藤宏=明治大学の野生の科学研究所のレポートにパナマの先住民「エンベラ族」の動物的身体について読むことができる。
(しかし「エンペラ族」で検索して出る彼らの観光客密着の画像を目の当たりにすると、つい割引して彼らをみる自分がここにいる)

それはそれとして、先に檜垣立哉・山崎吾郎訳の『食人の形而上学』が当地の県立図書館に配置されてない時点から僕の食指が行きどまりになっていて、そのこと(止まったままの事態)をも僕は忘れていた。
最近になっていくつかのガイドに接し、春頃、池澤夏樹-石牟礼道子-アニミズムのラインを読む経験も重なって「パースペクティヴィズム」を見逃したままで過ごせない気分が高じた。買い求めるしかないなと、さきごろHMV&BOOKS online で注文をしたところだ。



一方これは、BOSEのSoundTouch再生画面。これを閉じても、それどころかPC電源を切ってもBOSEは鳴り続ける。
ラフマニノフ自身が素早く演奏するOp23のNo.5です。youtubeからmp3を抽出したものをBOSEで鳴らせ、空気振動で聴いてます(補聴器無線ではなく)。無駄に320kbpsでエンコしてます。

最後はフツーのテーブルフォト。今日は話題ネタに使ったインダスター53mmでした。

FED インダスター 53mm

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FED=インダスター53mm。L39マウント。α7sで。









ローライ35S Sonnar 40mm F2.8

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ローライ35S抽出のゾナー40mm/F2.8(M42改)とα7s。









長文注意。
Nat King Cole with Johnny Miller on bass and Oscar Moore on guitar=検索すればトリオの写真が出ます。ジョニー・ミラーのベース、オスカー・ムーアのギターということになります。
下の絵はyoutube(https://www.youtube.com/watch?v=Iq0XJCJ1Srw)から当方がキャプチャしてPhotoshopで作った絵です。(拡大画像なし)



こんなふうにナットキンコールは斜に構えて歌っていたんですねえ。口やベロ(舌)が印象的ですね。眼もけっこう妖しい。w。1952年だそうです。
この動画からmp3を抽出して聴きました。あれ?この音源は?
で、ウチのCDをひっぱりだす。ホコリをかぶってました。(拡大画像なし)



ちょっと違いますかね。CDのバックはオーケストラですもんね。一応調査する。オリジナル1948年Cpitolレコードの音源のような気がします。(不詳)
「ネイチャーボーイ」は山のようにありますが、本家は偉大です。また歌詞がいいんです。しっとりしてる。末尾のリフレインの間がピアノソロということになります。

There was a boy
A very strange, enchanted boy
They say he wandered very far
Very far, over land and sea
A little shy and sad of eye
But very wise was he

And then one day
One magic day he passed my way
While we spoke of many things
Fools and Kings
This he said to me:

"The greatest thing you'll ever learn
Is just to love and be loved in return"

"The greatest thing you'll ever learn
Is just to love and be loved in return"

音が小さいですが抽出したmp3を聴いてみてください。これはCDとは別物でしょうね。

SONY ラジカセ ZS-RS81BT

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ソニーのZS-RS81BTというラジカセです。つれあいが島和彦(いましたね!)の「雨の夜あなたは帰る」をNHKできいて懐かしがった。なので小生がyoutubeから。(拡大画像)
ラジカセの名機といわれたCFD-A100 TV(2004年)が壊れた。よってこれを7月4日に購入する。1週間後、2階用にもう一台追加購入。

ラジオ電波受信能力については2004年機に及ぶべくもない。
音質はチャカチャカ。MEGABASSなどというボタンをつけているのが「弱さ」を言い表している証拠。

では利点。
①USBやSDが挿せる。
②Bluetoothでペアリングができる。

ウチにはこのふたつがグッドニュース。
USBにはyoutubeからDLしたmp4からmp3を抽出した曲がつまっている。
③変換のことですが、元ファイルのビットレート以上にはならないらしいから、個人的には128kbpsのmp3でいいのではないかと思う。
④ファイル名がタイトル(例のテロップ)になる。詳細データは入力したほうがいいかもしれない。たとえばWindows Media Playerのプレイリストに加えるとBOSEでそれを引き継ぐ。ジャンルもClassicとかJPOPとか入れておくとBOSEの方で振り分けている。
⑤ホロヴィッツの1949年のリサイタル、1965年のカーネギーホールでの復活リサイタル、それと極め付き1968年のTVコンサートをSDカードに入れてキューブ車載で聴いてみた。いけますね。

絵と本文の関係はなし。α7sとインダスター61。絞ってます。変換リングを使いテーブルフォト。

ニコン ニコレックス

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α7RとNIKON ニコレックス抽出=NIKKOR-H 48mm F2.0(M42改造)。









たとえば作者自身が、「土の中の彼女の小さな犬」(短編集『中国行きのスロウ・ボート』所収)とか、『方法を読む』やらを読んで「たのしむ」というようなことがあるだろうか?
われわれにはそれがある。その手が残されている。フーコーやドゥルーズを寝物語に読むように、それら80年代の著作にあたることができる。読者=ROM専の身に降臨する特権だ。
というのも、こないだ手にした

文学界7月号

ここの太字の短編が三者三様つまらなかった。辛気臭いのだ。(すいません)
「老惨」は死臭ぷんぷん。「三つの・・」も実は同様だ。「胡蝶・・」もなんだかなあ。(ごめんなさい)

どんな場合でも当たりはずれは、ある。残されている「その手」を使って愉しめるものをかき集めることにしよう。

コンタックス Tvs

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α7sとContax Tvs 抽出レンズ。







α7s EL-NIKKOR40mm

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α7sとEL-NIKKOR40mm。各地に被害を出した雨。当地は梅雨が明ける。
週三回クルマで移動販売していた八百屋さんが今日を限りに廃業する、と。西瓜をどっさり買う。集まって世間話をする機会がなくなった、と連れ合いは嘆く。さもあらん。
事件は突然出来する。













EL-NIKKOR 40mm

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α7sとEL-NIKKOR40mm。最初がF5.6であとはF8。









おお!。
途中の、「僕は違う」のくだりは、そうかもしれない。
いやがうえにもフーコーの「侍女たち」が想起される。そしてここにも(このコラムのこと、書物ではなく)マネが登場する。だから、おお!なのだ。目まぐるしいのは横尾忠則その人なのだ、実際。
これは読まずにはすまされぬ。

コンタックス Tvs

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「Contax Tvs」で検索しても数枚しかでないが、「Contax Tvs 改造」とやれば、わが画像がラッシュする。その「改造」は全部知人の手になるもの。
ズームレンズTvs28-56mmの改造はけっこう面倒な仕事だったようだ。トレード・オフで最終的には広角を選択。夢のズームにはならなかった。周辺光量に難があるが場面を決めて使えば愉しい。









その画角。上がTvs、下はSUMMICRON-R50mm。絞りもほぼ同じ。補正なし。そのまま。

SUMMICRON-R 50mm

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台風一過(7/4)。α7RとSUMMICRON-R50mm=M42改造。
このレンズ、遠景は7sより7Rに分がある。













台風前日(7/2)と7号台風当日(7/2=モノクロ)。α7RとSUMMICRON-R50mm=M42改造。









WOLLENSAK 3_1/2 f=6.3 M42改造

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知人工房作の抽出WOLLENSAK 3_1/2 F6.3(M42改造)。以下はα7Rと。









α7Rとコンタレックス Sonnar 85mm F2.0。(M42改造)





α7sとNIKONOS抽出のNIKKOR35mm2.5。
アウトフォーカス部が鮮烈に浮き立つ。







バカげた遊び。上がNIKKOR35mm、下は固定絞りM42改SUMMICRON50mm。絞りを同じにしている。



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