ドゥルーズ: 2010年5月 Archives

パラドックス

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google books みたいなことをしてるなあ。(笑)
拡大して「哲学を顕示するものは・・」をご参照あれ。

ほとんど「文学」ですな、この箇所も。
ま、そこが好きなんだけどね。
パラドックスは概念の源泉、というわけだ。
「パラドックスは、良識や共通感覚に対立する。」
ふむふむ。
しかしパラドックスは、当の良識や共通感覚のただなかに
織り込まれている、と考えるべきだろう。
それがどこかで反転し、反動し、枝分かれする。
どこかは定かではない。明瞭ではない。
・・・・・
ここでいう「良識」や「共通感覚」というのは
「再領土化」や「表象=再現前化」、あるいは
「同一化」と同じ方向をもたらすもののこと、と
考えてよい。

世界が僕に殺到する

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財津理訳の『差異と反復』(河出文庫)の
これは下巻、第五章 感覚されうるものの非対称的総合
その冒頭2ページである。
ドゥルーズは40歳代半ばだとおもう。
彼がそんな年代だということを考えながら
ぼくは読む。
(拡大するとW1200dpiの別窓)

自分の意思にかかわらず向こうから波がやってくる。
そしてどこかに連れ去られてゆく。
僕は若い時分から常にそう感じてきた。
ドゥルーズのレトリックなこの2ページは
今も変わらず感じていることと符合する。

世界は、神が計算しているあいだに、「できあがってくる」。

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