ドゥルーズ: 2012年3月 Archives

サドッホというのはユニット名で、ググルとすぐにわかります。明治学院の澤野雅樹は
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彼ら(うちひとりは女性)の論文も知れます。

「言語の流体力学」は『ドゥルーズ/ガタリの現在』で読むことができる。僕の好みである。それがあなたに親和性があるかそれとも
考えたこともないようなことかは・・読んでみなければわからない。(笑)「私の履歴書」でかつて有馬稲子がやり、今度はそれを佐久間良子がやった。そんなことをする人がいて、そんなことはしない人がいる。言語の力学に感応する人がいて、そうでないひとがいる。僕には新宮センセ=ラカンが手放せないように、「言語の流体力学」のような論文は手放せない。僕の中では同族なのだ。僕がそんなヒトなのだ。

わたしが誰か、あなたは知りたいと思っていることだろう。
わたしはきまった名前を持たない人間のひとりだ。
あなたがわたしの名前をきめる。
あなたの心に浮かぶこと、それがわたしの名前なのだ。
(リチャード・ブローティガン『西瓜糖の日々』:孫引き)

『千のプラトー』の「4.1923年11月20日 言語学の公準」には、「指令語のアレンジメント」という図版がある。フリッツ・ラング。映画のスチール?「言語学の公準」と同等のインパクトがある。サドッホの「言語の流体力学」は「指令語のアレンジメント」=「言語学の公準」と切り離せない論文だと思ってます。

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