ハイブリッド: 2019年7月 Archives

NEX-7でペンF用のF.zuiko38mmを使う。記事は土曜日の朝日。柄谷行人のハナシが興味深い。身に染みる。



閑話休題。
アダプタとレンズの赤の指標に注意。OM系とペンF系は逆向きになる。
上はF.ZUIKO38mmの開放(1.8)で。下はNEX-7+G.ZUIKO28mmの開放(3.5)で撮影する。





蛇足。NEX-7+F.ZUIKO38mm(F5.6)で妻が読み終えたアガサクリスティーを。(次に小生が読もうと)
書店から取り寄せた新本も妻の手にかかると古本屋にも出せないガラクタになる。当然、図書館では借受けできないので彼女は年間50冊くらいのホンを書店に注文する。ニンゲン、さまざまな欠陥があるもんです。w





解説。OSCILLO-RAPTARのレンズの表面形状は凸です。映り込んでる模様はPCのタスクバーです。Adobeのアイコンやらなにやら。イルミネーション、キラキラがわりと好きなので。w
田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」(角川文庫)を読了。
工房知人から届けられたFUJINON 1:2.2 f=55mmで記念撮影。α7s。



気付いたことがある。
「七年ぶりに吉岡は、眼鏡をかけている。」
9編中8編にこれから造型される人物の固有名が先ず登場する。これはこの短編集の筆致であり、田辺聖子の文体それも作品全体の筆致(目論見)であり構造的なスタイルだと感じた。こんな「批評」は初出でしょう?エヘン。

奥付には昭和62年1月が初版。令和元年6月が36版。長く愛されたホンなのです。山田詠美が解説しているがそりゃあの方好きなんだろうなとピンとくる。w
いやはや。長生きすればこんな悦楽に巡り合えることもあるわけだから人生は捨てたもんじゃない。格が違う。愛にあふれていて衒いがない。教訓はない。ただヒトを幸福にする。以上オシマイ。

右横はオリンパスペンFの標準38mm。さっそくamazonにアダプタを注文する。下はフジノン55mmでのオマケ。





追悼 田辺聖子「珠玉のことば」川上弘美/山田詠美/綿矢りさ(文藝春秋八月特別号)に刺激を受け田辺聖子を読んでみることにする。



amazonゆうパケット。まとめて届く。
うえのシャシンに読める「雪の降るまで」と「恋の棺」にさっそくあたってみる。うむ。艶めかしい佳作だ。
これを推す川上弘美、山田詠美のその種の感性もさることながら、田辺聖子がこんな作家だとはしらなかった。

上イコンタテッサー5㎝4.5、中キヤノンFD35mm2.8、下OSCILLO-RAPTAR88MM。α7s。

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