ハイブリッド: 2013年6月 Archives
チェルノブイリ原発。「廃炉 27年手つかず」が今日の朝日の1面である。(6月22日)
どうやら100年はかかるようだ。そんな原発が地震国日本には何十発もあるのだ。株主総会で脱原発を発言しても村(ムラ)の仕組みには到底太刀打ちできない。まずは選挙民に時代の想像力が欠如している。自分さえよければと思うトップやボス、官僚の想像力や倫理も貧しい。自分の生命も危ういのに、自己と向き合うことがない。実は「自己への配慮」が省みられないからこそ、かくも、当座の、ムラの利益優先の政策が成立するのだ。馬鹿だなあ、と思う。下の絵は朝日の第2面だ。原発を蔽う石棺が崩れ始めてきたので新しいシェルターを製作している写真だ。これが皮肉なことになんとも美しい絵だ。
(EOS5DMK2/アンジェニュー35-140mm TYPE LA2)
同じ紙面に「ひと」のコラムは松本清張賞を受ける55歳の「食堂のおばちゃん」の話です。副賞500万。食堂スタッフとゴージャスなレストランに行くのだそうだ。こちらはイイ話だ。記事はここに文字が読めるようにPDFにしています。
リーダーで60%ぐらいの大きさで読めます。
せんだって石橋美術館の「美へのレッスン」に出向いた。同館所蔵の定番の作品もあるがもちろん初見のものにも出会う。
古賀春江にも初見のものがあった。別館の江戸ものはほとんどがそう。会期末だったので思い切って足を運んだのが幸いした。(西鉄久留米駅/NEX-7/E2.8/20/f8/PhotoshopCS5.5)