ハイブリッド: 2008年12月 Archives

自虐の詩

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業田良家(ごうだよしいえ)というマンガ家がいるようだ。(不知)その業田さんの4コマ漫画が元ネタで「まぼろしの邪馬台国」の堤幸彦監督が映画化した。・・ということらしい。CS239で録画したのを先ほど観る。
安部寛、いいねえ。ほとんどセリフがないのに。ま、脚本のキャラがいいということなんだろうか。(有吉弘行の安部寛モノマネが脳裏をかすめる。笑)飛田だ。通天閣界隈がばりばり出る。もちろん実写だろう。で、その「自虐の詩」にも、いくつかのCGが使われている。1万円札から飛び出るバード、卓袱台返しに登場するねずみ・・かわいらしい。これまたラブ・ストーリー、いい映画だ。いつものヨウツベ・エンコ。

村上春樹にご用心

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 電車から降りて、天神を歩いていたらほどなく突如左側の補聴器が壊れた。電池切れじゃない。ウンともスンともいわなくなった。困るなあ、こんなこと。仕方ない・・・街歩きをやめよう。ジュンク堂に向かう。入り口横がレジ列に改装されてる。3階のいつものコーナーに・・。
・2号にあわせて「表象」創刊号の装丁が新しくなっている。
・「現代思想」の12月号特集は「ドゥルーズ」なのだ。
・内田樹の「村上春樹にご用心」を41ページまで読んだ。
 買わないで帰る。なぜそうなったのか?わかるところと、わからないところ。両方がある。

HINOKIO

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 スカパー無料体験中にnecoチャンネルの「HINOKIO」を録画していた。観た。いいなあ。相米慎二の「夏の庭」のあとだったのでとくにそう感じたのか?(笑)「夏の庭」の相米監督は何故息をしている死人(三國連太郎)にクレームつけなかったの?あそこだけで、がっくり。(オレって変かな)
「HINOKIO」は、胸キュンのシーンでキラキラしてる。それに、完璧なVFXには脱帽。自然で・・なによりうつくしい。(シゼンなのが美しい、というべきか?)反動で不細工なフェイクや特撮を懐古したくなるほど。みて損はない、と思う。アレコレ記事するチカラがないので↓いつものエンコと↓

↓加えてシキシャの代弁を↓
森岡センセの解説文。

飯島愛

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 24日勤めから帰る5時半のNHKニュースで知った。いましがた25日午前5時過ぎだったがブログは残っている。川田亜子のときはすぐに消されたが飯島愛が残ってるというのは 「あたたかい」気がする。ブログ内をざっと渉猟してみた。コメント記事に感じるフレンドリさ・猥雑さ(?)をみるにつけもっと生きていてほしかった、と思ったりする。(今回のコメントの数たるや・・ものすごい)彼女のブログ自体の記事ってどうってことはない日々の些事が中心。有名人だから「ブログの作法」がどうあれ多くの読者に読まれていたようだ。でもこの2週間くらいは書かれていなかった。「書けなかった」のだと思う。ありきたりだけどご冥福を祈りたい。コレは↓アメブロの標準テンプレだったのかなあ。

女の座

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 散歩の足を延ばして、土手をよくよくみるとオオイヌノフグリやらホトケノザが咲き乱れている。やはり異常気象か、これも。脱力感をそのままにあてもなく30分ほど歩く。むなしい一日といえばそうもいえる。それを受け入れるしかない毎日だ。
 成瀬巳喜男の「女の座」(1968)はそんな僕の気分の延長線上にあるような作品だ。小津の「東京物語」を思い浮かべながら見ることになるのはいたしかたないか。コレ、中学時代に見たかなあ・・・いや、タイトルに「おんな」がついてるから入れなかったかもね。(笑)それにしても豪華なキャストだ。正月映画?ラストシーンがなんともいいねえ。年寄ってけっきょく「受け入れる」んよね。↓絵が斜めになっちまったが、スカパーの「日本映画専門チャンネル」のロゴもあることだし・・・そのまま


WoooにはSDカードを差せる。ので、TSをキャプチャできないか 調べたけど、できそうにない。

スカパー!e2

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 そろそろ16日間無料体験が終わるので加入することにした。ch239「日本映画専門チャンネルHD」とch240「ムービープラスHD」。画質にこだわるんだもんね。僕はよくよくテレビが好きなんだ。2011年にはBS-hiはなくなるそうだ。地デジハイビジョン・・・時代が変わったんだねえ。・・・・・たまたま町内を回っていた家電引き取りのおじさんに10日前まで現役だったNationalのTVと東芝のビデオデッキを渡した。千円支払って。2011年が到来しても対応できない人は当然いるわけで、国はチューナーを無料で配布することになるんじゃないか、と僕は想像する。工事費だけは一律3000円くらい負担させてね。おお、万物は流転する。とどまるものは何もなし。諫早「江山楼」(何それ?)が閉店しちまった。当地の中華料理店のこと。お昼を食べに行ったらこんな状態だった。↓

 28年前といえば僕が当地に赴任した年だ。以来、公私にわたりほんとによく使わせていただいた。退職する年に閉店なんてこれも因縁かなあ。うむ。

相米慎二

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 スカパー!e2の16日間無料体験を申し込む。録画した『お引越し』をみていた。・・・ん?これって・・相米慎二?・・・やっぱりそうだった。気づいたのは揺れる竹林(木立)を鳥瞰したシーン。揺れる木立は『台風クラブ』の印象的なシーンでもある。相米慎二の精神分析に使えますな。
 Wikipediaしてみればわかるけど、相米はこの『お引越し』で彼の真骨頂でもあった「長回し」をやめたんだそうだ。むべなるかな、気づかないはずだ。けど、注意してみれば、やっぱり特徴はいたるところに・・。ワンシーン・ワンカットの名残りだってあるしねえ。下の絵はWoooの画面のデジ撮りなんだが、プラズマって縞模様なしで画面を撮れるのね。桜田淳子 田畑智子 中井貴一。いやみんな若いですね。田畑智子は12歳だって。これがデビューらしい。圧巻はやはりレンコが彷徨し、海に入るシーン。↓こんな映画を作れる作家はもういない。

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