ハイブリッド: 2010年3月 Archives

メダイのレシピ

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メダイ(目鯛)という魚をご存知?
知人からいただいた。
当方では初めて経験する。
2キロは超えてるんじゃないかと思われる大振り。
脂のりもある。
まず刺身で。これはクセのない淡白な味。
カルパッチョ風に食べるともっといけると思う。
次はムニエル。これもいい。上品だ。
塩・胡椒・ワインでシンプルに。オリーブ油で。
(拡大画像あり)↓

最後はあら煮。いやこれには参りました。
鰤みたいなディグニティ(笑)には欠けるが、
気品に満ちて厭味がない。うまいのですこれが。
(拡大画像あり)↓

いやはや恐悦至極の夕食でした。
やはり、もつべきは少なき友です。(感謝)


////追加記事////
後日、残りを西京味噌漬けで食しました。
こちらも大変よろしかった。
(拡大画像あり)↓

dy/dxはよくわからない

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長崎大学写真部の卒展に出向く。
木場インターからリムジンバスで。
浦上駅前で下車。早く着きすぎた。
よって彼岸の墓参り。
・・・・・
長崎新聞社の1Fギャラリー。
前回来たのはいつのことだろう?
一通り(念を入れて)みたあとの1時間の顛末を。
僕 「卒業式はもう済んだんですか?」
4回生 「いえ、まだです」
・・・すべてはここから始まった。(笑)

爺さん=僕のルプレゼンタシオンが開始。
とめどもなく。いかん、いかんなあ。
たまたまI高校出身の学生さんがいて
爺さん=僕のよどみない暗室噺が現前した。
「全日写連風のシャシンはおもしろくなくて・・」
というハナシ=噺を展開するいとまもあらばこそ、
僕よりもっと年配風のお爺さんが
『ワタシ、県展の審査員してましたけど何か?』
という調子で参入なさった。
こんな悪いタイミングもあればあるもんだ。
いやはや、爺さん=僕へのこれは天罰じゃ。

自己慰安できる救いがないわけではない。
その爺さん=県展も、僕にまけず劣らず
元気溌剌、自己言及的な
表象=再現前化を開陳してきた。
「東松照明」を出してステータスの補強と
自己同一化を前面に。有無を言うな。(笑)

やれやれ。さんりんぼうじゃねえか?
で、まあ早々に帰ることにした。(笑)
もっとも遭遇したくないカテゴリの御仁に
わざわざ会いに行ったような儀式になった。(笑)
以後は写真部の暗室でみさせてもらおか。
ウチの暗室用具、これを大学の写真部に
譲りたい、40mm 50mm 63mm 90mm の
引き伸ばしレンズのライナップ。
フットタイマ。マスコカラータンクpro・・
うんぬん・・ヤフオク出すのがメンドクサイ。
されど、4回生とはその「詰め」も なせずに帰還。
事後談はあるか?ないだろーねぇ。

ドゥルーズは
「直観は差異的=微分的な関係=比 (dy/dx) のために
自分から消え去る」
と言った。
直観は去り、
むき出しの不気味な
しかしまぎれもない固形のような怪物に
第三の時間が訪れ、出来事が勃発したのだった。
dx はx に対して何ほどのこともないのに
どの初動が比をもたらし出来事となったのか?
これらの顛末の初動・初発はどこなのか?

「私的思想家は」今日も午前1時半には床を出た。(笑)
(床についたのとは違います)
前立腺が悪いから一度寝付いても起き出るはめに。
吉本隆明も米長邦雄もそうに違いない。うむ。
そうそう、
週刊誌でその米長邦雄は
「まだ使えるから手術をせず、放射線治療を選ぶ」
と言っている。さすがエロイ65歳。

なんのハナシだ。地平を変えよう。
僕が一番好きな聖書の箇所はタイトルにもある
「ヘブル人への手紙」のこのくだり。
高校時代の太宰治による大正版文語訳の
「刷り込み」が今も生きている。
が17歳が実際に入手できたのは口語訳。
(日本聖書協会版の口語訳で)↓

これらの人はみな、信仰をいだいて死んだ。
まだ約束のものは受けていなかったが、
はるかにそれを望み見て喜び、
そして、地上では
旅人であり寄留者であることを、
自ら言いあらわした。そう言いあらわすことによって、
彼らがふるさとを求めていることを示 している。

チャクラが開き頭上から天に抜けるような響きがある。
この箇所を音読すると陶然となる。
ドゥルーズの「俯瞰」にも通じる、と思っている。
少々レトリックに淫したかもしれぬが
これに先立って考えたことがあった。
イエスは故郷では理解されなかった、ということ。
「人々かれに躓けり」である。
(マタイ13章:文語訳)

ヘブル書とマタイ伝のこの箇所に関しては
もう少し深遠な個体的直観を抱いている。
このことについてはいつか記そう。
現実との関連でひとつだけ。
記事にトラックバックとコメントを
はずしていることは
僕の個体的直観のあらわれ、です。

僕を知る方は
あらかじめ僕に躓いているお方だ。
当ブログサイトの記事は
shinchi hisaaki を知る方のための
それでないことだけは明らかだ。
先日ざっとログを見ていたら
小泉義之でググリ、「なぜ小泉義之か」を
読んでくれていた。
NHKからのアクセスであった。(笑)
小泉義之でよくたどり着いたものだ。
でも、これはうれしかった。

僕はずっと「俯瞰」し続けていたい。
「年賀」をやめることにしたのも
「旅人」には年賀郵便は「配達されない」(東 浩紀)
からだ。(うそ。単にメンドウだから)

写真は記事に関係ありません、ではなく
記事はshinchi hisaaki に関係ありません、
ということを言いたいのだろうか?
いや、言いたい、ということはない。
だけど記事=表象それ自体がshinchi hisaaki との
関連性ということになると、実際どうなんだろう。

いろんなバージョンの聖書をPDFで
配布しているサイトがある。エライもんだ。
ここです。

柄谷行人・ジジェク

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↑「私的思想家」は午前3時22分には思索している。↑(笑)

(以下長文注意)

「朝日」7日の読書欄。

おちょクリック拡大で、ぜひ読んでみてください。

ジジェクについては

浅田彰の "「歴史の終わり」を超えて" での

対談を読んだだけで、僕は不知。

柄谷行人のジジェクについての評価は

どこか忘れたが読んだ。

それにしても、

柄谷行人、直観の人。

7140円もする大著!のサワリに触れず

「トランス・クリティーク」を剽窃したのが

「パララックス」だ、と言わんばかり。

と、おもいきや、柄谷の戦略が後半に。

ジジェクの脳科学と認知科学の捉え方に

注目する。

それはそうだろう。

今やヒト科の命運は分子生物学を抜きには

語れない、と僕は思っている。

コラム4段目ではこれからの展望を開くが、

まず3段目まではジジェクの「傾向」を

厳しく分析する。

・・・・・

元気です。柄谷行人。

僕は浅田彰センセより柄谷行人の泥臭さが

好きです。

よってこの書評を全面的に愛します。(笑)

(備忘メモ:font指定無し)

吉本隆明 老いの超え方

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差別表現で物議のあった書。

ジュンク堂での居眠り本を探していて手にする。

「差別表現」箇所は削除された実物だと思う。

読んでたらホントにウトウトしてきた。

85歳の吉本隆明のリハビリ=真剣・愉快=やるねえ。

(目薬=ヒアレイン=これはいい、は微笑ましい)

50 ページあたりに、前立腺は女性器の名残りで

男も爺になると女に近くなって肥大する・・

みたいなことが書いてあった。

これは三木ナントカ先生の学説でもあるらし。

意外とそうかもね。

たまには flash しないとスクリプト忘れるからねえ。↓

鮨・あつ賀

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きょうは眠れずに不調。デパス2個でも眠れず。

年に何度かはある。

福岡行きの日。

地下鉄渡辺通駅から数分のはずの

タイトル=「鮨・あつ賀」で昼食を企図す。

が、胡乱な地図の見方のせいか、

なじみの場所だからという自信が徒になったか、

うろうろ周遊するばかり。

誰かに尋ねようにも店名を覚えていない。

住吉あたりまで来てしまった。

あきらめて博多に向かい、2週続けての

「かつ亭」のロースカツ定食。混んでた。

歩く元気がなく、バスで天神に戻る。

博多川沿いの上川端市場の火災現場がバス窓からみえた。

ニュースで知っていた。

・・・・・

今、新天町のマクドナルド

「鮨・あつ賀」を遅ればせながら地図確認。

来週は行ってみよう。

カラダがへたって今日はシャシン歩きが

できそうにない。

・・ジュンク堂でうたたねするか。

バス窓から↓

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