ハイブリッド: 2018年1月 Archives

今日1月29日は、河野多恵子の命日だ。朝日の記事は日曜日のもの。シャシンはα7sとテッサー50mm。
三人の女。股のゆるい鴻上(西加奈子「サラバ」)を思い出す、と言ったら叱られるだろうか。女は泰然と生きる。余裕綽々なのです。
男には最初から勝ち目などない。ウブなもんです。ええ。





お昼に鰤窯(ぶりかまですシャシンは)を頂戴し、ベッドに横になって、一気に『サラバ』を読み終えた。
うーむ。僕もラストは泣きました。どうやら実際に又吉直樹は「持っていかれた」ようでこれをきっかけに小説を書いたと、解説にある。いやはや。

『サラバ』読後に、躊躇している同窓会に出てみようか、という気になった。(まあだ五月のことだからわからないけど)つまり言いたいことはそんな気分にさせる西加奈子の手腕のことです。
α7sとエミールブッシュ NEOKINO 65mm。M42改造。



朝日さん、ごめんなさい。今朝の天声人語。



寂聴を最高齢とすれば、最若年が朝井リョウ、続く西加奈子、村田沙耶香。その中間が若竹千佐子になるのか。
数年前から、老若男女、ジャンル不問(というわけでもないかな)の読み方をやっている。これもまたシアワセに尽きる。午後2時3時ころからベッドで文庫本を手に昼寝(寝ないが)=読書の時間帯となる。すこしばかりの幸福感がともなう。同じような「趣味」をもつ爺さんは世にいるかしれぬ。しかも見よ。オードリー若林という男性(聞いたような気がするがよく知らない調べてない)は、30代のクズ(なぜクズなのか?)を救えるのは日本では西さんだけ、と言っている。妻がボロにした帯をパンタッカーというオールドレンズで撮ってみた。(昨日読み終えた「サラバ」文庫第一巻)



シャシン行為も読書も一見、一人でできる。が、やはり巡り合い(出会い)がないとよく為しえない。こころ躍る巡り合いは本当にありがたい。

ついでにこれもパンタッカー。絞ってる。

モニタを実写。α7sとフジカ35EE抽出のフジノン(M42改造)で。カズオ・イシグロの録画を今日になってみる。



うむ。いいインタビューだ。なかなかの男ですね。僕がイシグロを知ったのは大江健三郎の記事経由。それが何だったのかは思い出せない。その大江の名はインタビューでは出なかった。ボブディランや村上春樹は出るのだが。何か大江の身辺で異変が起きているのか。ベーコンの解説以降テレビでもみない。ごめんなさい。カズオ・イシグロの話なのに。

それと。これは今朝(1月17日)の新聞。

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