ハイブリッド: 2015年11月 Archives

独立時計師 浅岡肇

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図書館で新刊の棚にあったホンを手に取る。



独立時計師、というカテゴリーの職業があるのですね。
自ら、世界一、とおっしゃる。
すべて自分で設計・製作する。
リュウズの複雑なローレットも自ら刻む。
それらを作る工作機械(NCフライスとか)をも自ら製作する。驚嘆するほかない。
まるで主体が世界を構成するかのようだ。
さわりだけですがまあ、あとがき=「おわりに」を読んでみてください。



(7sとコンタックスT3,Sonnar 35mm固定絞り)


『職業としての小説家』(村上春樹)のなかで、小説の構想=引き出し、うんぬんのハナシ。
そこに『カフカ 迷宮の悪夢』のことが書かれてある。
1991年。『セックスと嘘とビデオテープ』のスティーブン・ソダーバーグの作品。
税込み16274円とある。ヤフオクで競争なし=990円。w
押し入れから、パナの名機、NV-DH2を出しRCA端子を接続して鑑賞。

7sとコダック,EKTAR35mm3.3を使う。映画も異色ならこの映りも異色。

原田ひ香 「三人屋」

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「文藝春秋」12月号=角田光代の「今月買った本」。
サムネールはPDFにリンクしています。



書評に気になるところがあり、博多丸善で検索する。
そして・・
購入したのは、コレ。



(7s/KODAK EKTAR 35mm3.3。開放)

又吉直樹と介護の日

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これはJA共済の一面広告です。
又吉直樹が登場する。
記事をスキャナに読み込むには大きすぎる。
よって解像力のあるα7Rで撮影。スコパロン SKOPARON 35mm3.5を使う。

11月11日は「介護の日」というらしい。
読んでみる。又吉に非凡な何かを感じる。
修学旅行中のバスを途中下車して、おバアに会いに行くなんてフツーにやれることではない。
特異性の発生とそれに続く様態が「いまここ」のように記述される。

そうだはっきり書いておこう。
ピュアなのだ。あ、でもそれも彼の「芸」のうちだとは思う。
ハナシは映像を従えている。いちいちのシーンが見える気配だ。
読み手にそのようなイマージュを喚起させる、その手練手管はさすが。
ピュアさの純度は下がるのが普通だ。これでずっとやれるわけはない。
小説家はたいへんですね。

さて。備忘メモ。現像後にまずはPhotoshopPDFを作る。今回は「雑誌広告送稿用」を使う。サイズは10Mほどある。ちょっと重いかもしれない。
サムネールをダブルクリックすると、文章部分のPDFが125%指定で開くはずです。
又吉のテキストをぜひ読んでみてください。

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