ハイブリッド: 2011年1月 Archives

ポーラ美術館のサイトに
レオナール・フジタ(藤田嗣治)のシッカロールが!
いやはや正真正銘。
拝借して直貼りしますんで、拡大画像でご覧になるがよろし。
まず当のシッカロール。絵の細部も見える。
Poudre de bébé utilisé par Foujita
(Musée d'Art Pola)


次なるは土門拳らしい工房撮り。フジタそのひと。
Prises par Ken Domon

ゴッホ展

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せんだって『ゴッホ展』に行ってきた。
連休に行った家族の話では
プラカードが出るほど混雑していたらしいので、
僕は平日に行った。だが多かった。
エントランスの長さにはうんざりさせられるが、
何より会場自体に楽しめない。誰が設計したのだろう?
国立博物館、というくらいだから、もうちょっとねえ。
東京展(国立新美術館)がうらやましい。

「アルルの寝室」が再現・展示されていた。
驚きだ。黄色い家は焼失したらしいが
設計図が残っていたとかで、今回正確に再現された、
というものだ。
狭い。右手にゴーギャンの部屋に通じる青いドアがある。
この再現に僕は妙なる力能を感得した。
↓ youtubeの動画。実際の絵から再現実物へ変わります。↓


帰りは太宰府から二日市まで歩いてみた。
電車で二駅なので、宰府→五条、すぐに二日市だね、
と、たかをくくって歩き始めたのが甘かった。
線路に沿った道がない。迷う。効率の悪い道行き。
シャシンにもならない。バッグが重い。
1時間以上もかかった。腰が痛い。いやはや。

さて、ゴッホ展の詳細は
九州国立博物館のWebページでみられるが、
会期が過ぎると無くなるだろうから、申し訳ないが
サーバーに「安置」することにした。
jQuery のこの時点での最新版である
jquery-1.4.4.min.jsをDLして使う。
lightbox(プラグイン)と中身はそのまま九博のものです。

ゴッホ展の構成

天国と地獄 黒澤明

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黒澤明 『天国と地獄』 (1963)
数年ぶりにみた。
列車からカバンを投げるシーンと、
煙突からオレンジの煙が出るシーン。
何度見ても緊迫感がある。
「部分染め」とでも名付けようか、あのオレンジ煙。
アッ!化学変色した煙が出てるぞ、犯人はあそこだ、
見る者にそんなイメージが立つ。
そのだまし絵=結晶イメージが見事ですな。
CGやFSX満載の映画に飽和=嫌悪感があることと
関係ありますね、この映画の新鮮さは。

wikiで調べてみると興味深いことが数々。
(自分でおやりになってみてください)
犯人のアパートは黄金町の設定、が実際は浅間町。
豪邸のある浅間台からは三春台・野毛山が邪魔して
黄金町は見えない。なるほどそうだろう。
20代はじめに三春台から野毛山動物園に寄り、
元町まで下っていったことがあった。遠い昔だ。
ではその「部分染め」を。
子役は江木俊夫らしい。

       

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