ハイブリッド: 2014年12月 Archives

ホドラー展

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 α7s。コンタックスT3/35mmF2.8。
(拡大画像あり)



 ひさしぶりにこれ(ボード上の紙記事)をやるなあ。中央の美白のおばさま(あばあさま)は浜美枝という女優です。
若い人はまあ知りませんよね。僕も記事をみて、そうそうと思いだしたくらいだ。植木等のスーダラなんとかシリーズの映画にでていた。
 この方、悠々とした老後を生きてらっしゃる。ストレッチと7000歩のウォーキング。美術館めぐり(他人にも勧める)。たまに特定の男性と食事。ふむふむ。
そうか、もう周りが騒ぎ出すことはないわけだ。うむ。同時代の男たちも次々と老いてきたわけだよなあ。

 その美術館めぐりといえば今、上野の西洋美術館では「ホドラー展」をやってるんです。で、これが来年は西にやってきて、兵庫県立美術館で1月24日から。いきたいなあ。
兵庫県立美術館って安藤忠雄の設計らしいですね? 写真をみればなるほどと思える。ここんところいろいろ批評(激しい批判)されていますね。直島のベネッセの美術館も彼ですね。僕はいいと思いましたがね。穿って「読む」と違うそうじゃない、となるわけですね。
あ、ホドラーですよね。『木を伐る人』の。
ちょっと待ってください。散歩に出ます。

コンタックス CONTAX T3

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 α7Rです。それにCONTAX T3 抽出のSonnar35mmF2.8。
『美術手帖』をみていたらジョニー・デップってティム・バートンのキッチュな映画にたくさん出てるんだ。
こういうのって意識してみてないとわからないもんだ。
(拡大画像あり)



 天座(てんぞ)というは、台所をあずかる僧のことなり。
いっぽうこのひとは出家した作家。
先の朝日=文芸時評の記事がなければ、『死に支度』を読む縁はなかっただろう。瀬戸内晴美は新潮社の「純文学書き下ろしシリーズ」の『比叡』を読んだきりだ。それが1979年。
横の「仏像」のようなモデルさん(?)は1979年に生まれた。w
それやこれやで1979年は、忘れることはない。ま、ボケたら忘れちゃうけど。
91歳の寂聴が死に支度なんて言ってる。僕はまさかそんなに生きる筈はないけど、定年退職後なにかにつけ、死ぬ準備をしなきゃ、と呟いているが、そんなのは「身振り」というもんだろう。
「覚悟」というものは、得度し出家した寂聴ですら91歳で一冊のホンをものにしなければならないくらい離れた向こう岸にあるのものなのだ。
だから結論はこうなる。「その時」がきてはじめて支度する、それが死というものだ。「覚悟」、それは現実と切断されるその場所で生成する。(ボケてなければ)

いいレンズだなあ。F5固定絞りの方。(別にF11固定も有)
(α7s/GR28mm_改 拡大画像あり)

 解せぬタームはググってくだされ。
デビュー当時から読者としてつきあってきた作家というのがいる。
村上春樹、中上健次、田中康夫などだ。もっとも田中ヤッシーは政治家になったので『なんクリ』以降の小説は知らない。もっぱら浅田彰との『憂国呆談』を読んでいた。(ペリグリ、も。w)
『憂国呆談』。現在はWebで読んでいる。『ソトコト』ですね。二人の姿が表紙にでる。うーむ、浅田彰もトシ相応の相貌になりました。w

 さて。ご承知の向きには既報でしょうが、田中康夫は『33年後のなんとなく、クリスタル』を上梓しました。
僕はこれをhontoサイトで購入。(到着後コンビニ決済)1週間くらい前のことか。



枕元で寝るときに読んでる。100ページほどですかね、今。それにしても帯にまつわる面々。これがウケる。w
浅田彰を筆頭にジャズの菊地成孔、ゾクッとする山田詠美、50代=多士済々だ。
そうそう、僕は、「*註」はまったく見ませんです、はい。
「本体」読後にまとめ読みするかもしれない。
 一週間前の朝日「文芸時評」の隣のコラム。
石橋美術館(久留米市)の収蔵品の大半が東京のブリジストン美術館へ行く、という話。
拡大すれば記事が読めます。




僕はここには10数回通っている。残念だが美術館の競争も大変なのだ。

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