ハイブリッド: 2015年1月 Archives



 これだ、これ。1987年Esquire日本版創刊号。あー懐かしい。ネットで検索(画像借用)。
イラストはアーネスト・ヘミングウェイ。アナログ終焉の前兆がみえる時代に「マッチョ」なヘミングウェイのダイナモでなんとか回帰せんと意図がモロ見えの表紙。
これ買いました。ずっと買いましたよ。ホンのなかに香水袋が仕込まれていたりして。スノッブそのものでした。
これかな、と思う。中年オヤジの「ニューヨーカー」臭ってのは。当時おいらは38歳。あはは。
で、まあここに短編が紹介されていたわけですな。
けれどそうはいっても早川書房の「ニューヨーカー短編集」(全3巻)はそれ以前に買ってるから、おいらのアタマが「かぶれ」ていたんだろう。イカレポンチだ。
ま、読み物に高尚もスノッブもないけどね。
「ニューヨーカー」はもうジジにはごめんだね。スキップ。(田中康夫の註と同じで)。これでこのハナシはオシマイにしますね。w

アン・ビーティ

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 せんだってアン・ビーティを読んでて、なんてつまんない読み物か・・って思った。
で、そのときこのトシになってオレって「ニューヨーカー派」好きじゃなかったっけ? とうろたえた。
改めて見回してみれば(こころのなかで)、ウチにはふんだんとアメリカ書物がある。全集モノだってある。でもまとめて読む気になったのはメルヴィル、ヘミングウェイ、ジョン・バースくらいだ。パール・バックって『大地』だけだし。そう気付く。65歳でねえ。w。
グレート・ギャツビー的どんちゃん騒ぎはもともと性に合わない。ボールドウィン=黒人作家ものも残らなかった。あ、そうかトルーマン・カポーティもいるね。
 村上春樹翻訳ものもあれこれ読んだが(『熊を放つ』ってだれだっけ?)何も残っちゃいない。
じゃそもそも、ニューヨーカー派って誰なのよ、・・これが覚えがない。志村正雄監修(かな?柴田元幸かもな)の短編集も分厚いのがそろってあるはずだがそこに誰がいるのか覚えてない。バカじゃないかオレは。
そうさ、『西瓜糖の日々』のブローティガンだって印象的な作品だけど特別に気に入ってるてわけでもない。
・・そうだよなあ・・。村上春樹ってもっともニューヨーカーっぽくないもんな。世界中で読まれてもうノーベル賞が戸口に立ってるあのヒトも実に日本的だもんねえ。そうすっと僕は実はアン・ビーティはハナから苦手なのかもしれぬ。村上春樹読むヤツにとっちゃ(かつて村上春樹読んだヤツは)アン・ビーティから遠いのかもしれない・・うんぬんかんぬん・・・
 これ当たってる? アナタ、どう?

川島小鳥と谷川俊太郎

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三菱地所アルティアムの会員なので、イベントのメールがくる。三月から四月にかけて、写真家・川島小鳥(不知)と谷川俊太郎のコラボがある。
ここでやんす。
いいなあ。谷川俊太郎、元気だなあ。これぜひ行ってみたい。
そうか、仕事を強いられるから、仕事を元気にできるんだと思う。寂聴とおんなじですな。
老人は他者から請われて力を出すのかもしれない。w
そすっとアレだな僕なんかポッチだから元気が出ないわけか。
精神的「孤独死」か。うーむ。
やりいかの煮付けを食したくなる。
目ん玉がきれいで。記念撮影。ついでに今読んでる『燃える家』をアウトフォーカスで。



いかの煮付けはネットのレシピ通りにゆかずに散々だった。
たんぱく質を摂取しただけ。

アン・ビーティをひょんな経緯で読むことになったが、ああ、おもしろくない。
意外(?)や僕はニューヨーカー派は苦手なのかもしれない。
記憶をたどれば、1980年代後半に「エスクァイア」(Esquire)という雑誌がはやってそれでアン・ビーティを知ったのだったかな?
そんときも、なんだおもしろくねえじゃないか、と思ったのだろう。
面白くない、といえば昨日田中康夫のオフィシャルサイトでBS日テレ「久米書店」出演を知って予約録画していた。今朝見るとこれがまたつまらない。(番組自体がね)w
著名人(文化人)も大変だなあ、と同情する。
田中康夫の『33年後のなんとなく、クリスタル』は読んだが「註」はやはり読まなかった。w
だって、ばかばかしい。w
これって田中康夫に毒づいているのではありませんよ。
 拡大してご覧ください。すべては1月3日のこの絵から始まった。



縦撮りではこうだ。



これは絵としては使えないでしょう。

このゴミと格闘する。そしてこうなる。



おわかりでしょうか?同じ場所に薄く拡散している。

さてさて。
以下のリンク。驚くなかれ。

ソニー福岡のサービスステーションは去年閉鎖されている。

会社が大変だとはいえこれはちょっとヒドイ。
諸氏よ、いかがなされる?

ファブレスメーカーのVIZIOのことを思い出した。使ったことがないのでなんとも云えぬが、VIZIOの4Kテレビは日本製の半額、という。
VIZIOは発足当時の社員90名、工場をもたない(fabless)会社だそうだ。そんな会社がTV販売で、アメリカ国内シェアでトップに立った。
ソニーがケチケチしている間に、会社にはまた次の苦境がやってくるのではないか?こんな調子だと。
ソニーさん、ユーザーを見捨てないでよ。w

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