IT: 2013年7月 Archives

 以下は「プーシキン美術館展 フランス絵画300年」の記事の一部。(7月2日付け朝日新聞)

 モデルはパリの人気女優

 ばら色の頻を輝かせてほほえむジャンヌ・サマリー。幸福感に満ち、見る者を優しく包み込む。17世紀以来の伝統を誇るフランスの国立劇場コメディー・フランセーズの人気女優だ。

 女優や音楽家が輩出した芸術一家に生まれ、18歳でデビュー。小間便の役などを得意とし、1870~80年代のパリで画家たちの人気モデルになった。16歳年上で、30代後半だったルノワールも彼女を気に入り、何枚もの肖像画を手がけたといわれる。

 「自然体で、明るい笑い声が印象的な女優だった」とコメディー・フランセーズの史料担当、フロランス・トマさん。当時、同劇場の女優たちはサロンなど知的な交流の場に出入りした。ジャンヌとルノワールは、出版業を営むシャルパンティエ氏の夫人のサロンで出会った。

 女優の住まいと画家のアトリエが近かったことも、2人を結びつけたようだ。

 芸術家を引き寄せる小高い丘の街、モンマルトル。街の歴史に詳しいジャンマニユエル・ガベールさんは石畳の坂道を歩きながら、「当時は素朴な自然が残り、庶民的な活気にあふれていた。ルノワールが描いた女性の多くはブルジョアか名もない庶民だが、どちらでもないジャンヌは魅力的だったろう」と話した。

 印象派は、光や大気から受けた一瞬の感覚をとらえた。ガベールさんは「この肖像画からは、はかなくもある若さや美への、画家の惜しみない愛情が感じられる」と話す。ジャンヌは後に富豪の息子と結婚。3女をもうけたが、1890年に腸チフスのため33歳で世を去った。(引用終り)

 この7月6日から横浜で始まる「プーシキン美術館展」。

(NEX-7/E20/2.8 拡大画像あり)

 少し寄って撮る。

(NEX-7/E20/2.8 拡大画像ナシ)

 OCRのハナシをいたします。このRAWファイルを解像度300dpiで現像、「読んde!!ココ」で画像を読み込み、その一部(スクリーンショットの拡大画像、赤枠の部分)を選択して認識させました。

 拡大画像でご覧ください。いかがです? けっこうまともに認識するでしょう? 右上の「モデルはパリの人気女優」の部分を顔写真を含めて選択して認識させました。顔写真の部分の認識は少し変ですが、全体として使えます。つまりスキャナがなくてもOCRができるというわけです。冒頭の記事は認識結果をエディタにコピペして数箇所訂正して載せました。

 さてその「プーシキン美術館展」ですが、7月6日~9月16日が横浜美術館。その後9月28日~12月8日が神戸市立博物です。

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