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Results tagged “村田沙耶香” from 新地のドゥルーズ

ライカと村田沙耶香

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ライカと村田沙耶香。妙なタイトル。両者には関連性はない。
SONYの初代α7sとエンラージャー(引き伸ばし)用のKominar-E 7.5cmでの撮影。絞りF8。撮影日2023/09/05。背後がちょっとうるさい。



さて。
①群像6月号で村田沙耶香の新作を読んだ後、続く岩川ありさとの対談「村田沙耶香の20年」を読む。と、これが20年前の群像新人賞作品「授乳」から始まる。当方は不知なのでいったん中断し図書館に返却。「授乳」を借り受けて読む。そのあと、も一度借り受けしようと出向くが、今度は「群像」が貸し出し中。結局、ひと月以上の渉猟であった。

②ライカ1cに、知人の工房でライカAから抽出したElmar50mmを取り付けて、遊びです。こんな容姿のライカはどこにもありません。
Leica 1cはファインダも距離計もないカメラで2個のシューにそれらを付けて使うんだと思う。使いたくなるような雰囲気がある。
ちなみにライカはナンバー458160、1949年生まれ。僕と同い年です。レンズはというともっと古く、1925年から1932年までのいずれかの年ということになります。いやはや。

村田沙耶香「変半身」

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村田沙耶香『変半身』を読む。この5年間の芥川賞作家で読むに堪える唯一の作家。(もちろん爺にとって、という意味です)
そういえば『影裏』の作家はどうなっているんだろう?彼は書いているのか。
下は休刊をきめたアサヒカメラの3月号。組写真の一席。84歳。うーむ。

α7s STOK キヤノンEF16-35mm

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α7s+STOK+キヤノンEF16-35mm。外に出ると雨になる。
仕方ないので店内小物を。すべて35㎜側。MF撮影。1/100秒優先。















当地の図書館より連絡がある。

地球星人 村田沙耶香

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村田沙耶香の芥川賞受賞第一作、である。「地球星人」。昨日(2018/11/10)の朝日コラム。
すいませんねえ僕はシャシン爺なのでデータを併記。α7sとコンタックスT3(元水没カメラ)抽出のSonnar35mm=M42改造(知人工房製作)F8相当固定絞り。暗室にて自然光。三脚使用。横1/2=2120あり。注意。
スマホのお方は下の画像を拡大なされば読めます。





伊藤亜紗「どもる体」と併せて当地の県立図書館に借受依頼をする。「どもる体」のほうは「現代思想=多動の時代」で知る。暗室の光に「時差」をお感じでしょう。
暇人だから。w

記事はPC拡大画像で読めます。(W=1872pix)
(Canon 5Dmk2 EF24-70mm)



朝日。夏の集中講座「ミライ×ヒト」最終回。村田沙耶香。

①記事のなか、女性のしんどさ 原動力、の「性欲の発散が必ずしもセックスじゃなくていい」以降の言説に注目。

②参照記事
千葉雅也=「消滅世界」の評(2016年)

③現在僕の村田沙耶香体験は、『コンビニ人間』『しろいろの街の、その骨の体温』『殺人出産』にとどまる。
若い村田沙耶香の文学はフーコーの『性の歴史』的系列とは異なる。むしろ現代の医療=遺伝子革命と生殖、そして来るべき人間(民衆)にかかわることのように思う。すなわちこれはドゥルーズに連なる現代の「思想」です。興味をもって見守っている。
朝日さん、ごめんなさい。今朝の天声人語。



寂聴を最高齢とすれば、最若年が朝井リョウ、続く西加奈子、村田沙耶香。その中間が若竹千佐子になるのか。
数年前から、老若男女、ジャンル不問(というわけでもないかな)の読み方をやっている。これもまたシアワセに尽きる。午後2時3時ころからベッドで文庫本を手に昼寝(寝ないが)=読書の時間帯となる。すこしばかりの幸福感がともなう。同じような「趣味」をもつ爺さんは世にいるかしれぬ。しかも見よ。オードリー若林という男性(聞いたような気がするがよく知らない調べてない)は、30代のクズ(なぜクズなのか?)を救えるのは日本では西さんだけ、と言っている。妻がボロにした帯をパンタッカーというオールドレンズで撮ってみた。(昨日読み終えた「サラバ」文庫第一巻)



シャシン行為も読書も一見、一人でできる。が、やはり巡り合い(出会い)がないとよく為しえない。こころ躍る巡り合いは本当にありがたい。

ついでにこれもパンタッカー。絞ってる。

昨日買ったばかりの文庫=村田沙耶香『殺人出産』を読んでしまう。一気呵成。
この日はイチローがシアトルで前日に続いてスタメン出場。セーフコ・フィールドを沸かせた。
特に昨日はライト(前日はレフト)で出場する。エリア51ですな。マイアミのユニフォームだが背番号は51だ。イチ・メーターで名の知れた女性もいた。どうやらシアトルでの最後となるだろう(らしい)その試合のラスト9回、先頭打者イチローは初球をライトスタンドにホームランを放つ。やはり彼はレジェンドですな。
田中のマー君も勝利投手になった日だったので、23時からの小宮山解説の「ワールドスポーツMLB」を録画しながらもついその部分だけを見てしまう。で、そのあと『殺人出産』となったわけです。ああ、前置きが長い。すいません。w



SONYのα7sとM42改造の知人製作NIKKOR28mm(推定F3.5)で記念のブツ撮り。いいレンズだなあ。
さて。蛍光灯のリングが写り込んだこの絵(拡大してみてください)がレンズ構成を想像させませんか?




(「ニコンF/ニコマート マニュアル」昭和54年より)

6群6枚、絞り羽根5枚というのはこのレンズの変わらぬ構成らしい。やはりレンズはF3.5の28mmか。

ところで数日前、定点イルミネーション撮影を一枚、すると店主がそばに立っていた。やんわりと撮影を断られる。当方はもちろん詫びました。
まあこれは仕方ない。お店に腹を立てるなんてことはしない。何度も経験してきましたからね。けれどなんとなく自分に卑屈な気分が漂いますね、こんな場面では。w
このポイントでの撮影はは終了か。残念だなあ。いい場所だから惜しい。

山下澄人 しんせかい

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「させられたのは、建てられている最中のここで最も大きい丸太小屋、それは食堂棟と呼ばれていた、の足元に積み重なって層となった、冬の間雪に押し固められて凍った丸太や材の削り屑をツルハシで叩き割り崩してスコップですくい青や緑や黄色の肥料袋に詰めて一輪車で一箇所に集めるというもので、そこには今日から加わったぼくたち五人の他にここで同期生となる人が四人いた。」

文体が特徴的。みたことがない。雑誌(文藝春秋)は今期の芥川賞(第156回)=山下澄人『しんせかい』。手前の文庫本は村田沙耶香『しろいろの街の、その骨の体温の』(タイトルが・・)併行読みしている。
絵はα7sとMAMIYA-KOMINAR。

村田沙耶香の「さやか」を単語登録。「コンビニ人間」には当然のことながらコンビニ用語が頻出する。バック飲料、ウォークイン、エンド、ヘコ缶、フェイスアップ、バックルーム・・けっこう覚えてる。w
わかんないでしょう?あはは。どうも村田ワールドの残響が今もある。こんなことを対談で話している。

私はコンビニの仕事の中でも、レジ打ちが好きなんです。きっと、人間が好きなんだと思います。良いところばかりではなく、歪な部分や醜い部分も含めて。普通の生活の中でも、例えば考えられないような嫌味を言ってくる人がいたとき、「何でこの人はこんなことを言うのだろう」と考えているうちに、愛しく思えてくるんです。

気になる発話です。他者のいびつな部分が愛しくなる、というのは並のニンゲンにはできないことだ。
今日も当地は暑かった。明日は38度の予報。いや、まいる。台所兼居間のエアコンはフル回転。PCを一台階下に降ろしている。ソン・ベルチオ(SOM BERTHIOT 40mm3.5)で手元シャシンをする。開放っていいですね。部屋の汚さはごまかせる。eBayを渉猟して気付いた。SOM BERTHIOTに50mm3.5とか50mm2.8やらのレンズはあるものの、CINORというシネレンズが多い。40mmの単体レンズはない。してみるとこのベラスコープ抽出の40mm3.5はますます貴重なレンズになりますね。

村田沙耶香「コンビニ人間」を一気に読む。予感は的中する。いい物語だ。
僕はご本人の「受賞のことば」くらいは読むけれど、芥川賞の「選評」を読まない。選者が誰々かも正確には知らない。なぜなんだろう。
自分の性向を「コンビニ人間」という作品を読むなかで改めて考える経験をした。なんでオレだけこうなんだろう?と、かつてうらめしく思った記憶がフラッシュバックする。古倉さんはちょっと(うんと?)変なニンゲンで世間に適応できない人物なんだが、コンビニで働くときだけは輝く。ことコンビニ業務に関する限りとても有能な36歳の独身女性である。そういう古倉さんを介して奇妙は奇妙なりにやっていけるものなんだ、と癒しにも似た感慨を得る。そんな読者は確実にいるとみた。うむ。

「デビューをした13年前、自分がこんな小説を書くとは思ってもみなかった。」と「受賞の言葉」にある。これにも何かひっかかるんだなあ・・。うーん。この一作を自分のものとするには、自分だけのものにするしかない。「不知」、しかし心地いいサスペンス状態=「選評」はパス・邪魔、ということかな。



さてさて。ストロボを出す。もともと中古の430EZが2台ともラバー部がベタついている。猛暑高温の2階部屋でダメージを受けたのだろう。カメラを移動させないと今年の夏はやばいかな。
天皇どうたらの特集見出しを隠すためにホンのうえにLCDプリズムを置く。あ、そうそうコレ「LCDプリズム」っていうそうなんです。日東光器(株)の

ここでしくみを知りました。


さ、村田沙耶香を読むぞ。わくわく、じゃ。
EOS5DとEF24-70mm2.8のF3.2撮影。古い機種なのでPhotoshopで現像できる。補正なし・Web用保存。渋い色。

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