村田沙耶香の「コンビニ人間」

|
村田沙耶香「コンビニ人間」を一気に読む。予感は的中する。いい物語だ。
僕はご本人の「受賞のことば」くらいは読むけれど、芥川賞の「選評」を読まない。選者が誰々かも正確には知らない。なぜなんだろう。
自分の性向を「コンビニ人間」という作品を読むなかで改めて考える経験をした。なんでオレだけこうなんだろう?と、かつてうらめしく思った記憶がフラッシュバックする。古倉さんはちょっと(うんと?)変なニンゲンで世間に適応できない人物なんだが、コンビニで働くときだけは輝く。ことコンビニ業務に関する限りとても有能な36歳の独身女性である。そういう古倉さんを介して奇妙は奇妙なりにやっていけるものなんだ、と癒しにも似た感慨を得る。そんな読者は確実にいるとみた。うむ。

「デビューをした13年前、自分がこんな小説を書くとは思ってもみなかった。」と「受賞の言葉」にある。これにも何かひっかかるんだなあ・・。うーん。この一作を自分のものとするには、自分だけのものにするしかない。「不知」、しかし心地いいサスペンス状態=「選評」はパス・邪魔、ということかな。



さてさて。ストロボを出す。もともと中古の430EZが2台ともラバー部がベタついている。猛暑高温の2階部屋でダメージを受けたのだろう。カメラを移動させないと今年の夏はやばいかな。
天皇どうたらの特集見出しを隠すためにホンのうえにLCDプリズムを置く。あ、そうそうコレ「LCDプリズム」っていうそうなんです。日東光器(株)の

ここでしくみを知りました。

このブログ記事について

このページは、が2016年8月16日 11:46に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「youtube動画 Hektor 7.3cm ヘクトール」です。

次のブログ記事は「eBay US NAVYの出物」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.01

photo pages

photos

地上の夜の天使たち