アンゲロプロス 世界12月号

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「世界」12月号を読むため図書館へ。
ロビーでは先約おじさんが読みふけっていた。(笑)
で、待機。かわりに「藝術新潮」を開く。

細江英公の『薔薇刑』でしょう?三島の。
いいなあこれ。(拡大画像あり)


さて、「世界」が棚にもどったので・・。


「地中海から時代が変わる」か-テオ・アンゲロプロスの言葉
を読む。藤原章生は毎日新聞にいたジャーナリストのようだ。
読んでみると、当人が「毎日jp」に記載したこんな記事と
気分の本流はほとんど同じ。二重記事ともいえる。
「論壇時評」で高橋源一郎が解釈したイメージとは
いささか異なる、と思った。
「扉を開こう」というアンゲロプロスの発話も
EUはギリシャを見捨てるわけに行かない、
解決の扉は待てばそのうちと開くさ、
つまり「扉を開こう」=「扉は開くさ」
というニュアンスではないか?
実はアンゲロプロスはまっとうで真正な放蕩グリーク
だったりしてね。(笑)

「思考のイメージ」はかくのごとく
先立つイメージ、錯誤や思い入れに浸潤されてもいる。
アンゲロプロスのシネマの影響から、僕が錯誤を導き入れた
としてもそれが内在の平面というものだろう。
僕の未熟な記事はちいさな「過誤」として
そのままにしておきましょう。(たんに訂正が面倒)

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このページは、が2011年11月27日 07:06に書いたブログ記事です。

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