あれは若書き、とフーコーは言った

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メディアモール天神店で
半ばウトウトしながら
「6性の選択、性の行為」を読む。


(NEX-7/Gnome-Wilon 1:4.5/50 will,Wetzlar)

少し熱めに、と注文する。
するとスレーブには上記のような「落書き」。
エックス(エクストラ?)ホットのラテ、
ということかもなあ。
クッキーは持ち込み。

さて。
『臨床医学の誕生』の翻訳者=神谷美恵子のWikiに
意外な(でもないか?)記述を見た。

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著書で理解しがたかった箇所について尋ねたところ、
フーコーはあれは若書きであり云々と語り、
美恵子はその言葉に驚いている。
美恵子と同じく
文学の素養を有する精神科医である中井久夫は、
フーコーの思想は神谷美恵子が取り組むほどの価値を
有していなかったのではないかと記している。
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なんか微笑ましいですね、この時点では。
ドゥルーズが『フーコー』を著した動機や必然と
神谷美恵子の様態とはかなり開きがあるんだろう。
『臨床医学の誕生』からはるかに後年、
「6性の選択、性の行為」は1982年。
2年後にはフーコーはこの世を去る。
自身の「疾病」について認識はあったのだろうか?

スタバに陣取ってとりとめもない想像をする・・。
「6性の選択、性の行為」の衝撃波の強度については
また日を改めて触れよう。
よって本日のとりとめなさのかなめというのは、
かの will,Wetzlarなのです。
(横800拡大画像あり)







これって「引き延ばし用レンズ」なんです。
感心しますね。
Photoshop CS5.5現像/Web用保存。特段の処理なし。

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このページは、が2012年12月11日 15:12に書いたブログ記事です。

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