Results matching “Sonnar35mm” from 新地のドゥルーズ
2週間前に「ウィルスVS日本人」を読んで記念撮影していた。(α6300+F.Zuiko38mm)
で、いま現在2020/05/24日の午前3時(笑)。山中センセのこれもすっかり有名になりました。記事はどうにか読めます。(α6300+T3の抽出Sonnar35mm)
このページではないが対談の前段で山中氏が述べてます。
「僕自身は五十七歳ですが、季節性インフルエンザになっても死ぬリスクはまず無いと思っています。でも新型コロナだと、もしかしたら死んでしまうかもしれない。最後の対面も果たせず、家族は火葬された後の遺骨を受け取ることしかできません。こんなに恐い病気はまずありません。」
オレはこれで死ぬかもしれん、と彼は怖れています。正直です。ノーベル賞も哲学もいったん背後に退きます。思うにSR=思弁的実在論、存在論の株は今やグイッと上昇してるいんじゃないか。ここは不立文字(ふりゅうもんじ)。スクリプトじゃこころもとない。「意味」は今新たな地平に首を出している。潜水艦の潜望鏡みたいなもんです。日常の様態、たたずまいが変容する。あ、これがSRだ、と気付いて声に出す時があります。
「新しい生活様式」などと言われなくとも人々は「変態」を果たし自律的に生活スタイルを変えています。若いヒトは大丈夫らしいが老人は極めてあぶない。山中教授の「早熟な危惧」(僕の造語) には密かに敬意を表します。
検索でこられたアナタ、以下は爺の趣味です。捨て置いてください。
(α6300+コンタックスT3抽出=Sonnar35mm)
最初の絵。お店が仕舞えたのだ。県央であちこちに出しては消えていった。当初は味も僕の好みでよく利用していた。最後に出店したここは、数年前からバイキング様式になって、ああもうダメだなあ、と内心思っていた。
厨房の調理道具が残されたままの店内。こんなのはグッとくる。
このシーンでは立位で撮影するのは勇気がいる(目立つ)。滅多にしない。
それにしてもいいレンズだ。
工房の知人と知り合ったころから使っているレンズ。固定絞り。デジカメの時代だから、たとえば風景用に絞られていてもうまく付き合える。7sでも7Rでも使ってきたし、風景にもブツ撮りにも重宝してきた。
「断捨離」を大きなテーマにして心して生きてゆこうぞ、などとクチでは大それたことをノタマう。ゆうだけはタダだから・・。実際かつ本格的に「断捨離」に舵を切ったとしても、いくつかのレンズはずっと残るだろう。そんなレンズを代表する一品だ。
知人自身が、彼の知り合いから水没したコンタックスT3を得て、それから抽出したものだ。それを知人は、代金も受け取らずに僕に持たせた。
そろそろ桜の開花だ。
今年はどれどれのレンズを使うか、すこしばかり悩む。
巨大災害 日本に迫る脅威 地震列島 見えてきた新たなリスク
をみた矢先に起きた。
放送で、九州の中央部では地面のズレ方向がせめぎあうような矢印を示していた。
僕の地元の活断層は南東に向かっている。そこには一方向のズレしかなかった。
西村京都大学准教授のデータには、なにかしら驚くべき秘密があるような予感がしたのだった。
西村准教授の研究は昨日(2016年4月16日)のNスペ「活断層の脅威」でも紹介された。「前震」後のインタビューだったが、次なる地震を予測するかのような発言をしていた。これにはもっと驚いた。本当にその通りになったのだから。
なんだかこわいなあ。
地震に関係ないが、
α7sとコンタックスT3抽出レンズSonnar35mm。
(F8相当固定絞り)
7RとGR28mm(固定絞り)で。IDCのモノクロ現像。
下は撮影と同じ条件でセコニックで露出をとってみた。
セコニックのある絵は、NEX-7とコンタックスT3抽出Sonnar35mm2.8。
SonnarはF8相当固定絞り。IDCノーマル現像。
(セコニックの表示窓にピントをとると記事がぼける、感心します。w)
この3個目の抽出GR28mmのF値は、11以上だと思われる。
この顔に記憶がある。「仏人類学者・歴史学者のエマニュエル・トッドさん」と記事にはある。
ちなみに2月11日の朝日記事。
『シャルリとは誰か?』(文春新書)の著者。
来日したのだろう。
「文藝春秋」誌にもインタビュー記事がある。
A4スキャナにはおさまらない。
切り集めててA4サイズに継ぎはぎするのはうーむ骨だなあ。
「文藝春秋」の記事はカッターで切り外せば済むけれど・・。
上のは大きめに拡大画像を配置したけどさわりを読むのは無理か。
そのうち脳内から根性物質が出てくれば、PDF化をやります。
いい記事なので実行したいのだが、まずは撮る「絵」のことが「遊び=反復」の動機になっちまう。
今日のところはこれで。
ところで
その「3個目の抽出GR28mm」の姿です。
ほぼ実物大。絞り口径も見えます。
知人に依頼して製作してもらいました。(拡大画像なし)
M42ヘリコイドチューブも知人製作のもの。
ISO=6400,1/20sec.
宝島社の見開き全面広告。詳細は
宝島社のWebでみれます。
メメント・モリ=死を思え、ということだが、
くしくも同じ日のコラム「患者を生きる」。
画像は切り抜きPhotoshopPDFとなります。
PDFはプロパティで100%表示に固定しています。
7sとコンタックスT3抽出 Sonnar35mm2.8(固定絞り)
閑話休題。
MT4のヘッダー画像を変更。
問い合わせ用のメアドを貼り付ける。
レンズの譲渡も考慮してのこと。
スパム防止のため画像にしている。これを書き込んでいただくことになる。
さてヘッダー変更につき、MT4の備忘メモ。
①メアドフォントはCooper StdのBlackを使用。(Photoshop)
PNGファイルを作成し、
②イラレの背面へペースト。(リンクファイル)
飾りをつけて
③aiのほかにEPSファイルを作成。
④EPSを今一度Photoshopで読み込みPNGファイルを作成。
⑤/httpdocs/mt/mt-static/support/themes/hills-midnight内にheader.pngとして入れる。
4年以上も変えてなかったので、もたついた。w
これが最良の方法なのか、それは定かではない。
ソニーで出ているSonnar系レンズの最短撮影距離はいずれも35cmだと思う。
よってクローズアップはできない。
そうそう僕の個物の抽出レンズの本家コンタックスT3も35cmです。
まあフィルム撮影当時にコンパクトカメラでクローズアップなんて考えもしなかっただろうから、それはメーカーの不備でも落度でもない。
僕の個物は、ほらこれですが、
水没カメラから抽出したんだそうです。知人の手になるもので、ほぼF8の円形固定絞りです。僕の宝物です。
で、これはM42ヘリコイドでレンズがくっつくまで寄れます。「技術」のからくりのなせるワザとでもいいましょうか。カップが20センチ、CDケースが10センチくらいでしょうかね。
下の絵で気付くのですがゴム手袋の赤色がにじんでますね。極端に近くした場合の現象でしょうか。
とまれ、
厨房から2014年のメリー・クリスマス。なんのこっちゃ。w
知人によればJupiter-12 35mmは、「ロシア製のビオゴン(Biogon)」ということらしい。
ミラー干渉の記憶があって使っていなかった。L39-NEXマウントで問題なくいける。
実写が上の2枚。(条件はあえてわるくする)
ん?これはタダモンじゃない。びっくりする。たった2枚で実力がみてとれる。
露出はローキーにしてます。
①開放なのに実にシャープ。芯がある。
②「ぼけ」はまれにみるおだやかで自然なものです。縦撮りの上部に3本のケーブルがある。これを等倍でみても二線ぼけがない。
③朝の光でコントラストが強いので収差はあります。でもそれすら心地よい。
「あげます」と知人からいただいたものだ。こんなブツを黙ってもらっていいものだろうか?w
ビオゴン(Biogon)てのは昔CONTAX_Gの28mmを使って、あれがシャープだったことは覚えている。このJupiter-12は35mm/f2.8。ロシアレンズをもともと知らない僕が言うのも変だが、尊敬に値するレンズだ。これは僕の直感だがT3のSonnar35mmを彷彿させる。勘違いか?これで接写ができればなあ。w
(追記)この記事を済ませて、なにかそわそわする。落ち着かない。ジュピターで定点観測をしたくなった。w
ビョーキ状態ですな。
開放でこっそり3枚撮る。さっさとミセを出る。「急ぎ働き」をやってます。ぜひ拡大画像でご覧あれ。
これはBiogonあるいはSonnarの雰囲気とはっきりとした「切断」がある。独特なのです。うーん。眼からウロコだなあ。
①最初のマヌカンの絵。この「空気」は他ではあまり経験がない。
おわかりでしょうが、前ボケの後部にマヌカン、それに続く背景、それらの奥行き=立体感・・透視図法のような、これはいいですね。開放撮影ということもあるだろうが。
②ビオゴンのコピーというが、設計者の意図はオリジナルとの「切断=差異化」にあるのではないかと思いたくなる。
少し「調査」したらば、なるほどSonnarの系列ともDNAが通じている。
まさにエウレーカ! (εὕρηκα)の気分。これは名レンズですぞ。
5枚の絵はすべて開放。絞ったらどうなるのか楽しみだ。うむ。
改造レンズのページに、LightBoxで安置しています。
(NEX-7/E1.8/35 OSS)
ふたつのレンズについて。左の天使の横にあるのはスコパロン35mm(SKOPARON 1:3,5/35)です。一方のα7Rに付けてるのはコンタックスT3についていたSonnar 35mm/2.8です。
(NEX-7/E1.8/35 OSS)
赤丸のがそのスコパロン。1950年代のものだそうです。いやはや。うなりますね。師匠格の知人が届けてくれました。両方とも手作りです。ローレット加工も旋盤で仕上げてあります。世界にひとつの個物です。写りについてはおいおいご紹介いたしまする。スコパロン(左)のほうは絞りマーク(ドット)も刻印されてます。ドットの大きさも変化してます。これもハンドメイドです。レンズには名称や製造番号などが刻印されているのが普通です。最初にお見せした絵のふたつの個物には、その「面影」はないといえばないです。(実はあるんですが)けれど大切なのは写りです。むろん、レンズ個物にはある種のオーラがあります。オリジナルを愛でる、そこに何も問題はありません。「宮崎光学」ではオリジナルの面影を最大限に生かして製作します。その改造費はレンズ個物より高いものになります。趣味の世界ではそれもアリですからね。僕はどちらかといえば絵そのものを重視するほうだと思う。どちらかといえば、です。あのレンズを使いたい。その一心。半世紀以上も過ぎたきょうびに、便利なデジタル一眼で古い個物の魂を引き出すには、ときに原形を留めぬ「改造」が必須の技になるわけです。
SONYに付けてるSonnarはおよそf8あたりの固定絞りになります。M42-NEXマウントアダプタはヘリコイド付きです。超近接が可能です。無限付近ではパンフォーカスになります。スナップであればノーファインダで撮影できると思います。実に愉しい豊かなセカイが待っています。街は僕に「待たれて」います。
追記になります。このT3のSonnarで、ヘリコイド使用=ウルトラ近接を一枚。スコパロンに装飾された師匠の旋盤技です。サムネールは横 7360/20=368、拡大で横 7360/4=1840です。ぜひ拡大してご覧ください。
(α7R/Sonnar 2.8/35改)
「差異」というものはどのようにヒトを動かすのか、人はどの場所(トポス)から語り始めるのか(差異から語り始めると思うのです)、悦びとは何か、つまりは、生きる根拠とはどのあたりを指し示すのか、というようなもろもろの問い立てが、ひとつの「技」に触れることで出現します。もちろんこれらは僕固有の感慨=内在といえます。諸氏よ、いまここで言い表わされることの一端がおわかりでしょうか?