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藤田嗣治書簡ー妻とみ宛

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 「パリ留学初期の藤田嗣治」研究会の手になる『藤田嗣治書簡ー妻とみ宛』を県立図書館から借り受けて読み進めている。全4冊。第1巻は2003年刊行。
 第一級の資料、と第一巻の巻末にある。まさにその通りだと思う。後世の藤田が「自伝」でも一切触れなかった最初の妻とみ。とみを恋しがる様子や渡仏直後のいきいきとした暮らしがここにある。第一次大戦勃発の頃フランスで藤田がどのように自らの芸術を編み出していったかが、「恋しい」妻とみ宛ての三年余りにわたる179通の手紙の中に見事に表出されている。僕はようやく第一巻を読み終えようとしている。雨の日に図書館に借り受けに行く。濡れないようにビニール包みにくるんでくれた。2006年に借り受けた人物がいて、この県では僕が二人目の借り受け人である。



 おりしも先だっての「日曜美術館」に続いて民放では昨日(2月11日)こんなスペシャル企画があり、それもみる。が、書簡集からはそんな企画が吹き飛ぶくらいの圧倒的な藤田が立ち現れる。



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