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いつだったか、池澤夏樹と世界の果て「パタゴニア 冒険の旅」、てのをNHKBSでみた。
これはそのときWooo画面をショットしたもの。





ドキュメンタリーの中で彼は、こんな旅に残りの人生を使ってもいい、みたいなことを言う。ふむ。そうなんだ。
池澤個人編集の石牟礼道子でたいそうな財産を頂戴した。たまたま同じ時期にイサム・ノグチ評伝の「石を聴く」を読んだことも偶然とは思えない。
自己のための備忘メモをひとつふたつ。

①石牟礼道子は、字義通り石の牟礼(山)とつながる。祖父は水俣で石を扱う人だった。それがもとで一家は零落する。
②五島(長崎)でつかう「みじょがる」(かわいがる)「そこんにき」(そのちかく)「ちんちろまい」(てんてこまい)などなどの方言が、五島、天草、水俣などの沿岸に船を介して伝わっている、と想像する。はやい話が、「椿の海の記」の地名、うまわりのとも=「大廻りの塘」である。ぼくらは、うーまわり、と言った。
③香川県高松市牟礼町牟礼にはイサム・ノグチ庭園美術館がある。まさにイシムレである。
④イサム、石牟礼、池澤らの異能は、生来のもので出自に由来する。

⑤存在は生成(構築)の「効果」なのだ、それもこんなに不可視で微分的な。われもそうなんだが、イサム、イシムレ、イケザワのThree I を知るにつけてもそうした感慨にいたるのです。
Loppiの箱で送られてきた池澤夏樹=個人編集 石牟礼道子。
県立図書館から借りて「タデ子の記」および解説を読んだあたりで購入を決める。

α7sとEマウント改造のCarlZeiss Jena Sonnar 1:1,5 F=5cm。









さてこれはくだんの池澤選=日本文学全集「石牟礼道子」。完本「春の城」と併読することになる。期日までに返却できるか。



池澤夏樹の筒井康隆に関するコラム。3月10日の朝日。
あけて翌3月11日はフクシマから7年となる日。当地の県立図書館に池澤夏樹個人編集の、「日本文学全集24=石牟礼道子」の借り受けを依頼する。
下の絵は900ページもある分厚い『春の城』を庭に置いて。いま100ページを過ぎたあたり。当地はうららかな春日である。

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