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せんだって村田沙耶香の「しろいろの街の、その骨の体温の」を読む。
小学生の結佳が中学3年生になる前までの話、成長=性徴期のビルドゥングスロマンとも読める。まあ日本文学に特有のストーリーだろう。解説者(友達でもあるようだ)の西加奈子によればこうだ。

彼女の作品はめちゃくちゃに濃度が高い。むせ返るほどだ。そしてもしかしたらその濃度に恐れをなして、敬遠してしまう読者もいるのかもしれない。これだけは絶対にはっきり言えるが、この時代に村田沙耶香の作品を読むことが出来ないことは、とんでもない不幸だ。だから、この解説を読んでくださった方、友人や知り合いで村田沙耶香を読んだことのない方がいらっしゃるならば、ぜひすすめてほしい。

すごいリスペクトですなあ。
物語はありふれた内容なのだが、村田沙耶香が扱うとひたむきで切ない珠玉の物語になるのだろうか。
フーコーの「作者とは何か」を思い出しながら読んだ。「しろいろの街の、」には多層的で多重の眼はない。ひたすら突き通す「私」の欲動がある。子供たちはみな「他者の欲望」を生きている。しかし次第におのおのが自らの傷口をさらすようになる・・そこらあたりは読んでいてやめられない。

さて、僕もリスペクトよろしくシャシンを。w
最初はα7Rと抽出レンズVR35の開放撮影。



で次はミセで。α7sと抽出レンズVR35。最後のはアンジェニュー35-140mm。





「しろいろの街の、」の表紙(中にも挿入写真が一枚)はホンマタカシです。

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