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対象・プチット・アー

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ラカンの「対象a」を新宮一成は
前著『無意識の病理学』(1989 金剛出版)でも
object a (対象・プチット・アー)として記述している。
が内容的には講談社現代新書『ラカンの精神分析』の方が
リリックで美しい、のだ。(笑)

「対象a」。これもまたシニフィアンだ。
「対象a」と主体(自分)との関係を明らかにしてゆく過程が
まさにフロイトが発明しラカンが完成させた精神分析だ。
昨夜、新宮一成の「対象a」のことで記事を書いた。
その夜夢を見た。

ある女性が出てくる。
僕の知る女性だが彼女の年齢は若い。
ホテル風のその部屋にもう一人若い男がいる。
女性はその男について僕に説明をしようとする。
知り合いの弟だという。見ると、男は
うつむいて何か熱心に作業をしている。(何かの工作?)
顔もあげない。
女性の僕への説明がよく聴き取れない僕は
(夢の中でも僕はしっかり難聴者なのだ)
僕の耳元で話せるように彼女の袖を引き寄せる。
洋服は柔らかく、絹のような手触りだ。
彼女が立つ窓のサッシュの溝に
ゴキブリの死骸が3匹ほどかたまっている。
それを彼女にいうと、「そうなのよ」と答える。

こんな夢をみると、つい夢のシニフィアンに思いを馳せる。
精神分析的接近・・、手放せないなあ、と思うのは
こんなときだ。無理もない。

いいのだ。
夢もまた内在ならば、内在もまた夢なのだ。

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