Search Results for 対象・プチット・アーtag:hisaaki.net,2024:/mt/cgi-bin//feed/対象・プチット・アー2024-03-28T14:57:19ZMovable Type 4.01111対象・プチット・アーtag:hisaaki.net,2011://2.3912011-03-11T02:35:33Z2011-03-11T07:09:44Zhisa
ラカンの「対象a」を新宮一成は前著『無意識の病理学』(1989 金剛出版)でもobject a (対象・プチット・アー)として記述している。が内容的には講談社現代新書『ラカンの精神分析』の方がリリックで美しい、のだ。(笑)「対象a」。これもまたシニフィアンだ。「対象a」と主体(自分)との関係を明らかにしてゆく過程がまさにフロイトが発明しラカンが完成させた精神分析だ。昨夜、新宮一成の「対象a」のことで記事を書いた。その夜夢を見た。ある女性が出てくる。僕の知る女性だが彼女の年齢は若い。ホテル風のその部屋にもう一人若い男がいる。女性はその男について僕に説明をしようとする。知り合いの弟だという。見ると、男はうつむいて何か熱心に作業をしている。(何かの工作?)顔もあげない。女性の僕への説明がよく聴き取れない僕は(夢の中でも僕はしっかり難聴者なのだ)僕の耳元で話せるように彼女の袖を引き寄せる。洋服は柔らかく、絹のような手触りだ。彼女が立つ窓のサッシュの溝にゴキブリの死骸が3匹ほどかたまっている。それを彼女にいうと、「そうなのよ」と答える。こんな夢をみると、つい夢のシニフィアンに思いを馳せる。精神分析的接近・・、手放せないなあ、と思うのはこんなときだ。無理もない。いいのだ。夢もまた内在ならば、内在もまた夢なのだ。...