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柴崎友香 文藝2019秋 大阪

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快挙=17年ぶりの重版!らしい「文藝」を読む。



とはいえ今日は柴崎友香を読み、西加奈子の途中に留める。愉しみは日延べせんとね。新県立図書館の初日です、僕の。α6300とE1.8/35 OSS。
こっそりお寿司食べに行ったもんね記念に。妻にはコンビニのサンドイッチ食ったと嘘ついた。あはは







僕はヤフオクを使う。知人工房の関連で使うこともある。
現在ただいまナウに、オクをやってないのでこの際書いておく。
直近の出品でちょっとしたことがあった。落札者から3日目にさしかかっても連絡がこない。お前たった3日も待てないのか!という気持ちはわかります。ただ、僕は「落札日を含む3日以内に連絡・決済すること」を注意事項の筆頭に明記している。

そんなわけで、入札全履歴と落札者の評価を参考までに閲覧してみた。①落札者は当初から参加し最後まで自動入札で落札していた。②前回取引に「非常に悪い」評価を受けている。その、理由。「多忙で、落札されていたことに気づかず」連絡をしてなかった・・。それで出品者から「落札者の都合によりキャンセル」として削除されたもの。結果的に自動的に「非常に悪い」評価になる。

そこから僕が推測したことはもうおわかりでしょう。落札者は自動入札で自身が落札したことに気づいていない、と判断。取引ナビで連絡をもらえるよう「督促」をしました。で、今朝メールで4日目の深夜にすべての処理が決定済みであることを確認しました。やはり落札者は気付いていなかったのでした。
おなじような経験をされた方がいるでしょうね。約束違反でもすぐには削除せず、取引ナビで(ヤフオクの「ヘルプ」には「連絡掲示板」を活用する方法もアナウンスされてます)促すことが肝要ですね。これは勉強になりました。4日目の朝、午前7時には本局から商品を発送しました。

ニンゲンは生き物だからなにかコトがあれば未経験の事態であっても試行錯誤して解決への道を探るものですね。
督促のナビを送信したあと、ホンを読みながら、うん1週間は待ってみようと思いました。さすれば朝は「解決」。案外そうしたもの。ナビ送信前は、うーんどうしたもんか、と少しストレスを感じましたがね。

実を申せば、それをごまかしてくれたのはウディ・アレンの『ブルー・ジャスミン』と昨夜(というか日付は今日)読み終えた西加奈子の『きいろいゾウ』だった。ありがとう。





両方ともSONY α7RとNIKKOR-H・C 5cm F2.0です。モニタを実写。ゾウの本には帯はついてませんよ、本屋では。これ古本なので。

きいろいゾウ 西加奈子

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古本。送料込み350円。うん、気持ちいいなあ、このホン。
腕が確かだ、西加奈子。
α7sとリンホフ220からの抽出レンズ=Linhof 95mm F3.5。M42改造。

今日1月29日は、河野多恵子の命日だ。朝日の記事は日曜日のもの。シャシンはα7sとテッサー50mm。
三人の女。股のゆるい鴻上(西加奈子「サラバ」)を思い出す、と言ったら叱られるだろうか。女は泰然と生きる。余裕綽々なのです。
男には最初から勝ち目などない。ウブなもんです。ええ。





お昼に鰤窯(ぶりかまですシャシンは)を頂戴し、ベッドに横になって、一気に『サラバ』を読み終えた。
うーむ。僕もラストは泣きました。どうやら実際に又吉直樹は「持っていかれた」ようでこれをきっかけに小説を書いたと、解説にある。いやはや。

『サラバ』読後に、躊躇している同窓会に出てみようか、という気になった。(まあだ五月のことだからわからないけど)つまり言いたいことはそんな気分にさせる西加奈子の手腕のことです。
α7sとエミールブッシュ NEOKINO 65mm。M42改造。



朝日さん、ごめんなさい。今朝の天声人語。



寂聴を最高齢とすれば、最若年が朝井リョウ、続く西加奈子、村田沙耶香。その中間が若竹千佐子になるのか。
数年前から、老若男女、ジャンル不問(というわけでもないかな)の読み方をやっている。これもまたシアワセに尽きる。午後2時3時ころからベッドで文庫本を手に昼寝(寝ないが)=読書の時間帯となる。すこしばかりの幸福感がともなう。同じような「趣味」をもつ爺さんは世にいるかしれぬ。しかも見よ。オードリー若林という男性(聞いたような気がするがよく知らない調べてない)は、30代のクズ(なぜクズなのか?)を救えるのは日本では西さんだけ、と言っている。妻がボロにした帯をパンタッカーというオールドレンズで撮ってみた。(昨日読み終えた「サラバ」文庫第一巻)



シャシン行為も読書も一見、一人でできる。が、やはり巡り合い(出会い)がないとよく為しえない。こころ躍る巡り合いは本当にありがたい。

ついでにこれもパンタッカー。絞ってる。

α7sと、2代目抽出=フジカ35EEからのフジノン45mm1.9。ヘリコイドはインフが出る12-19mm。
いつもの定点で。カラー補正なし。そのまま。
この並々ならぬレンズの表現力をわかってもらうにはしっかりとご覧になってもらうほかない。他を圧倒する。絞りはおよそだが5.6くらいか。1/100sec。























西加奈子を読み終える。来年から石原の10年日誌となる。これは17-31mmのヘリコイドを使っている。

知人工房を訪ねる。またしも「面白レンズ」に出会う。いくつかあるので少しずつ紹介します。まずはこれ。ヘキサー7.5cm F4.5です。Durst Componon 105mmで撮影。なお基本的にすべての撮影にM42ヘリコイド36-90mmを使用しさらに追加もしています。



で、このヘキサー7.5cmとα7sで、



次なるはこれ。ライツの顕微鏡用レンズ。対物レンズの方だと思う。塩ビ側がM42取り付け部。Durst Componon 105mmで撮影。



真上から。レンズに撮影者が映り込む。



で、α7sとマイクロスコープ用レンズで2メートルくらい。換算での焦点距離(というかどうかは不詳)はどれくらいなんだろう?150mm前後か。西加奈子(妻が古本屋で購入我が先に読んでいる)の前はヘキサー7.5cm。
周辺は流れる。

せんだって村田沙耶香の「しろいろの街の、その骨の体温の」を読む。
小学生の結佳が中学3年生になる前までの話、成長=性徴期のビルドゥングスロマンとも読める。まあ日本文学に特有のストーリーだろう。解説者(友達でもあるようだ)の西加奈子によればこうだ。

彼女の作品はめちゃくちゃに濃度が高い。むせ返るほどだ。そしてもしかしたらその濃度に恐れをなして、敬遠してしまう読者もいるのかもしれない。これだけは絶対にはっきり言えるが、この時代に村田沙耶香の作品を読むことが出来ないことは、とんでもない不幸だ。だから、この解説を読んでくださった方、友人や知り合いで村田沙耶香を読んだことのない方がいらっしゃるならば、ぜひすすめてほしい。

すごいリスペクトですなあ。
物語はありふれた内容なのだが、村田沙耶香が扱うとひたむきで切ない珠玉の物語になるのだろうか。
フーコーの「作者とは何か」を思い出しながら読んだ。「しろいろの街の、」には多層的で多重の眼はない。ひたすら突き通す「私」の欲動がある。子供たちはみな「他者の欲望」を生きている。しかし次第におのおのが自らの傷口をさらすようになる・・そこらあたりは読んでいてやめられない。

さて、僕もリスペクトよろしくシャシンを。w
最初はα7Rと抽出レンズVR35の開放撮影。



で次はミセで。α7sと抽出レンズVR35。最後のはアンジェニュー35-140mm。





「しろいろの街の、」の表紙(中にも挿入写真が一枚)はホンマタカシです。

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地上の夜の天使たち