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石牟礼道子と渡辺京二

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「朝日」の令和4年10月6日。
石牟礼道子と渡辺京二の関係。こういうことが現実に生起するのです。出来事、ですね。

ルーマンのホンを読んだ気にさせてくれる大澤先生。県立図書館にはない。
一方下は先だって読んだ図書館の本。同じ時代を生きた切なさが息苦しい。加藤典洋は大江健三郎や石牟礼道子と比するようでもあるが、さてそれは。





コダックの引き伸ばしレンズ100mmの開放。
古川真人「背高泡立草」。今季の芥川賞作品を読む。作者は津島裕子、石牟礼道子が好きだそうで、あ、なるほどと思う。(そこに通じる)。書ける作家なんだろうと感じる。

α7sとFED=インダスター53mm。L39マウント。M39-M42アダプタリングを使用しての接写。



エドゥアルド・ヴィヴェイロス・デ・カストロを読んだのはこの論攷が初めてだと思う。たぶん。(「現代思想」1月号)
現在、訳者の近藤宏=明治大学の野生の科学研究所のレポートにパナマの先住民「エンベラ族」の動物的身体について読むことができる。
(しかし「エンペラ族」で検索して出る彼らの観光客密着の画像を目の当たりにすると、つい割引して彼らをみる自分がここにいる)

それはそれとして、先に檜垣立哉・山崎吾郎訳の『食人の形而上学』が当地の県立図書館に配置されてない時点から僕の食指が行きどまりになっていて、そのこと(止まったままの事態)をも僕は忘れていた。
最近になっていくつかのガイドに接し、春頃、池澤夏樹-石牟礼道子-アニミズムのラインを読む経験も重なって「パースペクティヴィズム」を見逃したままで過ごせない気分が高じた。買い求めるしかないなと、さきごろHMV&BOOKS online で注文をしたところだ。



一方これは、BOSEのSoundTouch再生画面。これを閉じても、それどころかPC電源を切ってもBOSEは鳴り続ける。
ラフマニノフ自身が素早く演奏するOp23のNo.5です。youtubeからmp3を抽出したものをBOSEで鳴らせ、空気振動で聴いてます(補聴器無線ではなく)。無駄に320kbpsでエンコしてます。

最後はフツーのテーブルフォト。今日は話題ネタに使ったインダスター53mmでした。

いつだったか、池澤夏樹と世界の果て「パタゴニア 冒険の旅」、てのをNHKBSでみた。
これはそのときWooo画面をショットしたもの。





ドキュメンタリーの中で彼は、こんな旅に残りの人生を使ってもいい、みたいなことを言う。ふむ。そうなんだ。
池澤個人編集の石牟礼道子でたいそうな財産を頂戴した。たまたま同じ時期にイサム・ノグチ評伝の「石を聴く」を読んだことも偶然とは思えない。
自己のための備忘メモをひとつふたつ。

①石牟礼道子は、字義通り石の牟礼(山)とつながる。祖父は水俣で石を扱う人だった。それがもとで一家は零落する。
②五島(長崎)でつかう「みじょがる」(かわいがる)「そこんにき」(そのちかく)「ちんちろまい」(てんてこまい)などなどの方言が、五島、天草、水俣などの沿岸に船を介して伝わっている、と想像する。はやい話が、「椿の海の記」の地名、うまわりのとも=「大廻りの塘」である。ぼくらは、うーまわり、と言った。
③香川県高松市牟礼町牟礼にはイサム・ノグチ庭園美術館がある。まさにイシムレである。
④イサム、石牟礼、池澤らの異能は、生来のもので出自に由来する。

⑤存在は生成(構築)の「効果」なのだ、それもこんなに不可視で微分的な。われもそうなんだが、イサム、イシムレ、イケザワのThree I を知るにつけてもそうした感慨にいたるのです。
読書の快楽、というもんがある。ウチでは池澤編集の石牟礼道子が「現代思想」とともに読まれる。ちゃんぽん読みと称する。シャシンはズボラ写真、ホンはちゃんぽん読み。



室内自然光、これで撮影。

Loppiの箱で送られてきた池澤夏樹=個人編集 石牟礼道子。
県立図書館から借りて「タデ子の記」および解説を読んだあたりで購入を決める。

α7sとEマウント改造のCarlZeiss Jena Sonnar 1:1,5 F=5cm。









さてこれはくだんの池澤選=日本文学全集「石牟礼道子」。完本「春の城」と併読することになる。期日までに返却できるか。



池澤夏樹の筒井康隆に関するコラム。3月10日の朝日。
あけて翌3月11日はフクシマから7年となる日。当地の県立図書館に池澤夏樹個人編集の、「日本文学全集24=石牟礼道子」の借り受けを依頼する。
下の絵は900ページもある分厚い『春の城』を庭に置いて。いま100ページを過ぎたあたり。当地はうららかな春日である。

E 2.8/20mm NEX-7。





ぬたで食す。春だ。自然光。



届いたぞ、『春の城』。
E 2.8/20mmは周辺が落ちますね。今更だけど。

朝日2018/03/04_Sun.の「ひもとく」。

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地上の夜の天使たち