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水田マリは16歳。わけあって高校を3日でやめる。そして花王=KAOのようなメーカー工場で柔軟剤をパウチに詰め込んだりするバイトを、「真面目」にやる。やっつけ仕事はやらないピュアな子だ。
段ボ、ツケマ、レンチンなどのタームを推測解読しながら読み終えた。
マリが、朝日の評者=斎藤美奈子期待の「ヒーロー」であるかどうかはわからない。これがJKの現実の様態かどうかもぼくには不明。だが確かに斎藤のいう現代の「プロレタリア文学」なのかもしれんぞ・・とも思うのだった。ともかくマリの輪郭がしっかり描きあげられている。現実離れしているストーリー(そう爺にはおもえるのだがまちがってるかもしれん)も、なにげにリアルに感ぜられる。
初めてだけど、宮崎誉子という作家はちからのある書き手なのかもしれない。リトルモア作家なんだね。

さて。当市の図書館新入荷の第一号の借り手がぼく。(黄色の間紙に注、次の予約がある)で、一晩で読み上げ、さっそく返却。(団塊世代にはシコシコ励むつつましいオトコもいるもんなんだよ。ww)
絵は7RとNEOKINO65mmで。

NEOKINOは35mm映画用のプロジェクションレンズ。65mmは稀少というかネットでもみたことがない。もうひとつ絵を。知人から頂戴したニンニクの芽。しゅんは旨い。
調理する前の束を撮っておくんだった。後悔先にたたず。

宮崎誉子『水田マリのわだかまり』。当地の県立図書館に予約する。
水田マリ、水溜まり?



さて。県立図書館からの借り受け依頼は、市図書館を通して行う仕組みになっている。しばらくすると返信があり、
「リクエストの図書のうち『水田マリのわだかまり』は、当館でも注文しておりました。準備ができ次第、貸出手続きを行いますので、もうしばらくお待ちください。」とのことである。すなわち僕は新着図書を真っ先に読むことになるわけです。うふふ。

依頼は3冊で、他の2冊は、
①ヘイデン・ヘレーラ/北代美和子/訳 『石を聴く イサム・ノグチの芸術と生涯』
②渡邊源昇 『お寺はじめました』

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地上の夜の天使たち