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ダブル・バインド

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新宮一成『無意識の病理学』(金剛出版 1989)。
第1章がダブル・バインドにあてられているのは
その向きのお方はご存知でしょう。
昨日その第1章を一気に再読する。
眼が涙目、不快感・・もうひと月以上かなあ。
それを押してえっちらおっちら読む。

今しがた夢からさめて、起き出す。午前2時。
その夢。
死んだ養父、施設にいる養母のいたアパートだ。
二人のほかに、出て行ったまま帰らなかった猫がいる。
毛の色が濃くなっている。
抱えると相変わらず太っていて重い。
そして以前とおなじように無愛想だ。
(最後に見送った後姿のままだ)
「なあんチーコ、オトサン心配してたんよう」・・
みたいなことを僕は言う。

隣の部屋。紙にくるんだ札(2千円ほど)が
タタミに放置しているので、ほらだめだよと
注意する。
隣の部屋に気をとられているその間、養母が
僕の財布(今使っている財布)の中を覗いた、と
気配で察せられた。
僕は財布から5千円札を出して「生活費」と
言って養母に渡す。「おいしいものでも食べて」と
つけたす(いいかえる)。

箪笥に僕の古着がある。冬物だ。
(現実には整理・処分した)フリースのたぐいが
引き出しにところ狭しと詰め込んである。
そのうちのひとつを「これはもう捨てよう」と
いいながら取り出す。

この日僕には用向きがある。
いったんウチに戻るか、ここから出向くか、
迷っている。もどりたい、長居はしたくない・・と
内心思っているようなのだ。

新宮センセには岩波新書=『夢分析』がある。
買って読んでみるかなあ。
今このブログ表象の記述は、新宮センセに
導かれたようなものではないか。(笑)

それはそうと第1章で気になる術語「体内空間」。
どうもこれが僕にはなじめない。なにこれ?
精神分析の術語なのだろうか?

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