Results matching “スコパロン35mm” from 新地のドゥルーズ
「私の地元鳥取県で年間378面円払えばできる暮らしは、杉並区では899万円もかかる」と、言っている。
家賃や物価が主な違いだがそんなにも差があるのか。
さてその対談の中で、コンビニの旨いメンチカツの話がでてくる。
どうもローソンの「ゲンコツメンチ」のような気がする。
で、ローソンに行って2個買った(2個しか残ってなかった)。1個税込み160円。300kcal。w
車のダッシュボードに置いてα7Rとskoparon スコパロン35mm3.5。開放。
注文していた山崎12年と白州12年が届く。どちらも以前の倍の価格だ。2万円。買い占めによって市場に出回らなくなった。これでもネットで最安だ。
以下も開放。
こちらは絞っている。
SILKYPIX現像。色補正なし。
(拡大画像ありwidth=920)
スコパロン35mmは開放での接写には少し乱れがでるが、
1段ほど絞ればトロリとした、美しいボケになります。
さて、最初の絵はPENTAXベローズに、Durst Componon 1:5.6/105 という引き延ばしレンズを付けています。
カメラはNEX-7です。
FOTGAのアダプタにケラレが無いことを数日前に(!)経験したので、すぐに遊ぶ。
ベローズは実際の撮影時の伸長です。かのNEOKINOの銘板部分を撮影。Compononの開放5.6で、距離30cmほどでしょうか。
拡大画像でご覧ください。
こんな作業をバカみたいと思われるヒトが多いでしょうなあ。
これが、この様態が好きなんです。やめられない。w
今日はなんの話かわからない。
やっぱりケラレがないことはいいなあ、ってことかな。ほかに・・
①M42改のスコパロン=近接撮影のボケのこと。
②FOTGAのM42-NEXアダプタのケラレなしのこと。
③Componon 105mmでの撮影のこと。そしてその絵のこと。はたまた・・
④エミールブッシュのNEOKINOのこと。
記事タイトルはとりあえずスコパロンなのですが・・。
(α7R/SKOPARON 1:3,5/35 改 拡大画像ありwidth=920)
「のだ」でのテーブル・フォト。デフォルト7150KのものをSILKYPIXで3125Kに落とす。
「丸善」で入手。バルテュスを知ったのは20代だと思う。澁澤龍彦、金子國義周辺から知ったのか?それともゴヤ、フュースリあたりからか(異様つながり)、はたまたシュールな作家つながりなのか覚えてない。これがバルテュスなのか、と出会ったのもどこで何かは覚えがない。美術館を巡っていて偶然、松本俊介に、国吉康雄に、靉嘔に出会う。それは奇跡と思えばいい。だがその「奇跡」は実際には起きる。そのようにしてベーコンに出会った。おそらくどこかでバルテュスにも出会っていた。
(追記)5月25日:日曜美術館がバルテュスです。
(α7R/SKOPARON 1:3,5/35 改)
上の絵自体はスコパロン35mmで撮影している。ごらんのようにスコパロンはM42ヘリコイドアダプタを介しているので、グイッと寄れる。いっぽうミノターは40-50cmというところだ。
では開放で近接撮影の作例。MINOXのMinotarで殻を(=空=亡骸となったボデーを)撮るわけです。フェチですね。変な趣味です。ピントは日の丸でMINOXのロゴに。1/60sec。ISO640。イイ感じです。W=1472の拡大画像があります。
(α7R/Color-Minotar 1:2,8 f=35mm改)
スコパロンで撮る。少し絞ってます。
(α7R/SKOPARON 1:3,5/35 改)
スコパロン35mmをα7Rに付けて撮影。天使の横の個物はT3のSonnarというわけです。ヘリコイドアダプターの威力でまだまだ寄れます。こんな撮影は当時は絶対にできなかったことです。レンズの設計者がこの絵をみたら本当に驚くでしょうね。フィルムではできないことですから。驚嘆の世界です。Sonnarのレンズには天井の蛍光灯が写りこんでます。さて、処理のことです。SILKYPIXでTIFF現像。それをPhotoshopで開き7Rの横7360をピクセル倍数で割っています。(馬鹿げてますかね)よって拡大画像は横1840、サムネールは横368になってるわけです。横736でもいいのです。(笑)それらをPhotoshopのWeb用保存で品質85%で保存します。他の処理はしてません。
(NEX-7/E1.8/35 OSS)
ふたつのレンズについて。左の天使の横にあるのはスコパロン35mm(SKOPARON 1:3,5/35)です。一方のα7Rに付けてるのはコンタックスT3についていたSonnar 35mm/2.8です。
(NEX-7/E1.8/35 OSS)
赤丸のがそのスコパロン。1950年代のものだそうです。いやはや。うなりますね。師匠格の知人が届けてくれました。両方とも手作りです。ローレット加工も旋盤で仕上げてあります。世界にひとつの個物です。写りについてはおいおいご紹介いたしまする。スコパロン(左)のほうは絞りマーク(ドット)も刻印されてます。ドットの大きさも変化してます。これもハンドメイドです。レンズには名称や製造番号などが刻印されているのが普通です。最初にお見せした絵のふたつの個物には、その「面影」はないといえばないです。(実はあるんですが)けれど大切なのは写りです。むろん、レンズ個物にはある種のオーラがあります。オリジナルを愛でる、そこに何も問題はありません。「宮崎光学」ではオリジナルの面影を最大限に生かして製作します。その改造費はレンズ個物より高いものになります。趣味の世界ではそれもアリですからね。僕はどちらかといえば絵そのものを重視するほうだと思う。どちらかといえば、です。あのレンズを使いたい。その一心。半世紀以上も過ぎたきょうびに、便利なデジタル一眼で古い個物の魂を引き出すには、ときに原形を留めぬ「改造」が必須の技になるわけです。
SONYに付けてるSonnarはおよそf8あたりの固定絞りになります。M42-NEXマウントアダプタはヘリコイド付きです。超近接が可能です。無限付近ではパンフォーカスになります。スナップであればノーファインダで撮影できると思います。実に愉しい豊かなセカイが待っています。街は僕に「待たれて」います。
追記になります。このT3のSonnarで、ヘリコイド使用=ウルトラ近接を一枚。スコパロンに装飾された師匠の旋盤技です。サムネールは横 7360/20=368、拡大で横 7360/4=1840です。ぜひ拡大してご覧ください。
(α7R/Sonnar 2.8/35改)
「差異」というものはどのようにヒトを動かすのか、人はどの場所(トポス)から語り始めるのか(差異から語り始めると思うのです)、悦びとは何か、つまりは、生きる根拠とはどのあたりを指し示すのか、というようなもろもろの問い立てが、ひとつの「技」に触れることで出現します。もちろんこれらは僕固有の感慨=内在といえます。諸氏よ、いまここで言い表わされることの一端がおわかりでしょうか?