レンズグルメ: 2016年10月 Archives

α7Rとコダックエクトラ、EKTAR35mm3.3。











E-LUCKY

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LUCKY(旧藤本写真工業)の引き伸ばし用レンズE-LUCKY。50mm,75mm,105mmをオクで入手。E-LUCKYにはバージョンがたくさんある。同じ50mmでも端的に10枚羽根とそうでないもの、4エレメントと3エレメント。鏡筒意匠(デザイン)が異なるもの、うんぬんかんぬん・・謎だらけだ。
OEMであることには違いない。富士が作っていた時期もあるらしい。そんな想像を脳内にびっしりはびこらせてこのレンズを扱うのも心愉しいものです。
最初は50mmで75mmを、次はその逆。F8です。Anastigmatという銘がすごい。50mmにもAnastigmat銘のバージョンががある。 僕が入手した75mmと105mmは10枚羽根で50mmは5枚羽根。





でもう一枚50mmでフジカ35EEのフジノン45mm1.9をモデルに。



隅々までシャープに出ます。そうそう、右下のビールのことです。セブンとキリンで共同開発した「まろやかエール(無濾過)」(税込228円)です。これが生産中止になるのでセブンでウォークイン冷蔵庫の棚全部12本を買い占める。1年間これにハマった。笑える。
長文注意。
ビッグコミック11.10号。「医者を見たら死神と思え」(近藤誠監修)



ここをみて閉じた。この号は読み終えてはいないのだが即時処分することに決める。散歩に出る時間だ、そうしよう。その前に雑誌を届ける書店に電話。ビッグコミックを購読しない旨伝える。「ハイわかりました」。一件落着。
前立腺ガン全摘術を受けた僕にはこのマンガはよろしくない。みなければいいじゃん。いや怖いもの見たさでみる。ニンゲンはそんな風にできている。そすっと、オレもオペしなければよかった、と思うかもしれぬ。それらの思いは傷となる。ならば「君子危うきに近寄らず」(君子じゃないけどさ)。これが近年の僕が習得した技法といえばそうもいえる。イヤなものはとりあえず根元から切断する。いったん背を向けたら振り向かない。看過する・・。w

α7RにEL-NIKKOR40mmをつけて散歩に出る。向こうから自転車少年がやってきて通り過ぎる。逆光になるとにわかに乱れる。ピントはアブラススキの穂。開放撮影。SILKYPIXのトイ風現像。





F8です。こちらは。



動画の切り出しではありません。7sとSchneider Pro-Cinelux 45mm(1.8")。TVモニタ撮影(これが好きなのです)。ワールドシリーズ開幕。 米国歌独唱レイチェル・プラッテン。カブス第一戦先発のレスター(打たれたが)。SILKYPIXのハードモノクロとノーマル画像。レイチェルの背景が流れるのはキャメラマンが回っているから。
同じことをしている方はきっと気付いている。
ひとつ。静止画でしか手渡せない(受け取れない)情動がある。
ひとつ。RAW記録媒体のデータはアプリケーションによって抽象概念にまでメタモルフォーゼする。











H.ROUSSEL 50mm

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7sとH.ROUSSEL50mm3.5。







Commponon35mm 1:4/35 movie用?

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Componon 1:4/35の正体。引き伸ばしレンズにあらず。2年ほど前「引き伸ばし用」と紹介した記事も遅ればせながら訂正しました。
その正体。以下は借用画像です。(ごめんなさい)





レンズナンバーに特徴がある。8桁ナンバーが、2桁-3桁ー3桁と別れている。ブレードも15枚?くらいはある。これが引き伸ばし用になると意匠も異なるし、羽根も少ない。うむ。世界には鋭意調査すれば辿り着ける謎はまだまだうんと隠されているのでしょうね。きっと。w

で、NEX-7につけて。アグファのレンズ。昼のおかず。接写のみの撮影となる。



キヤノン5DMk2 ELMAR65mmF3.5

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5DMk2とVISO用ELMAR65mm3.5。F5.6で撮影。









EL-Nikkor40mm

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いずれもα7sとEL-nikkor40mm。稀なるレンズ。精度がいい。雰囲気もまあまあ。
カブスがNLCSを制覇。街のひと=Wooo画面。続いてセザンヌの塗り残しサント·ヴィクトワール山。これもWoooキャプチャ。レストランで飲み干したグラスを照明にかざす。





α7sとリコーGR1抽出のGR28mm(F8相当固定絞り)。









「マミヤルビー」というらしい。1961年。(当時19500円。月給より高い)セレン露出計も生きている。
Schneider Pro-Cinelux 45mmで撮影。α7R。レンズはMAMIYA-KOMINAR 48mm 1:2。コミナーがついてるんでレストアにいたる。東芝の懐かしい40.5mm(L39)フィルタがついている。

フジカ35EE

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フジノン4.5㎝1.9。フジカ35EEより抽出。α7Rで撮影。

















E-LUCKY105mm。円形絞り(10枚)。



E-LUCKY105mmとα7Rでの撮影。F5.6。(SILKYPIXのテイスト処理)



フレアが出てます。F8。

長文注意。
「大丈夫。火はついとるから、心配するな。今は燃え上がるための準備をしとるだけや。煙がずっと続いているやろ。火のないところに煙は立たん、言うやないか」
「血のないところにちんぽは立たん、言いますね」
「あのな、お前な、そういうこと以外に考えることないんか?」、三宅さんはあきれたように言った。
村上春樹「アイロンのある風景」

僕はしばらく村上春樹を読まない時期があった。ここ数年「その間(かん)」の読み物をもっぱら古本で集めて枕元に置いている。あれこれのホンを手にしてはあっちゃこっちゃを拾い読みする。気づいたことがひとつある。「アイロン」にもあるように性的表現が一見して「露骨」というかストレートに出る。何も「アイロン」に限ったことではない。名古屋の広い道路(どうしてあんなに広いのだろう)の中央分離帯の草ぼうぼうで付き合ってきた女の子のアソコを思い出す場面とかね(東京スルメクラブ。確か、あったでっしょ?)。
「アイロンのある風景」は1999年。「震災後」の物語。(もちろん阪神・姫路地震)。村上=40代最後あたり。知性のある作家が作品のなかであるとはいえ「ちんぽ」なんて率直に描くことに、しかしほとんど抵抗がない。これがノーベル賞作家=大江健三郎であれば「ペニス」なのだが、血のないところにペニスは立たん、じゃサマにならない。w。
さて。「アイロン」は『神の子どもたちはみな踊る』のなかにある。所収の筆頭は「UFOが釧路に降りる」という秀逸の作品。そのなかにこんな箇所がある。

小村はコーヒーに砂糖を少しだけ入れて、スプーンで静かにかきまわした。そして一口飲んだ。コーヒーは薄くて、味がなかった。コーヒーは実体としてではなく、記号としてそこにあった。

先日はじめて入ったコーヒーショップで「記号コーヒー」の経験をした。たまたまこの箇所を読んでる最中のできごと。思わず「記念撮影」。偶然だけどボブ・ディランが文学賞をとった日(ということは村上春樹がとり逃がした日ということだ)『神の子どもたち・・』をバッグに入れて博多に行った。OIOIのこの場所も初めてというわけだ。(すべて7s,EL-NIKKOR40mm)



噂のVRを見に天神のソニーショップに。博多も天神もかぼちゃだらけだ。





制服(コスプレ?)で装った背の高いきれいなお姉さんがふたり、中年のデブった男性の相手をしていたが、中年男はただゴーグルをつけて体をくねくねしていた。Webで予約した者のみ体験できる旨の表示があるが他に客らしい姿はない。店内にはカメラ、スマホ、PC, 4Kテレビと勢ぞろいなんだが肝心の客がまばら。爺さんが(おいら)入っても誰も気づこうとしない。(最後まで声もかけてもらえなかった、うん。w)ああ、かつての「世界のSONY」はここまで凋落しているんだ、と身をもって感じた。寂しいじゃないか。ニッポン変だよね。4年先のオリンピックに踊っている場合かよ。働いている派遣社員にちっとも気合を感じない。あ、爺さんがきた、と気づく店員がいない。店全体を見回すコンダクターがいないのだ。150万もするようなレンズを並べているのに団塊世代の爺さんのハートを掴めない。ありゃダメだね。こんなかっこうしてたからかな。どうみても上客にはみえない。

雲を撮る。7s,EL-NIKKOR40mm。すべてF8。IDC現像。色補正なし。







引き伸ばしレンズの難点が出た絵。α7Rと、KONISHIROKU E-HEXANON 50mm3.5。



フレアがすごい。このテのレンズはもともと前方から光を受けることを想定してない。レンズによっては室内の光源でも起きる。以下はまともな撮影。F8。さいごの柿は開放3.5。





7sと、届いたばかりのKONISHIROKU E-HEXANON 50mm3.5。





ううむ。ええなあ。これ、310円で落札して205円の定形外で受け取る。515円のお買い物。なんだか悪いよね。このレンズ、プリセット絞りになっている。おもしろい。

Kominar-E 7.5cm

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7sとKominar-E 7.5cm。



中のレンズはComponon,ケースの文字(NITTO KOGAKU)にピント。M42-NEX/MプラスNo.3で伸長。Compononはライカマウントだからケースに収まる。SILKYのハードモノクロ(グレー)処理。

GR1 28mmF2.8 をNEX-7

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GR1から取り出したレンズ。NEX-7に。


(7s2,Kominar7.5cm)





こんなシチュエーションではAPS-Cでも周辺マゼンタ。

CANADA ELMAR 65mmF3.5

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EOS5DMk2,CANADA ELMAR 65mmF3.5。F4.5で撮影。Photoshop現像、K変換。(デフォルト)
Kにすると俄然ライカの黒だ、と感じるのはたぶんひいき目でしょうね。ムラサキシキブの実は野鳥に食べられてしまう。かろうじて残った下枝を引き上げて撮影。F5.6。



EL-NIKKOR 40mmF4

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α7RとEL-NIKKOR 40mmF4。撮影はすべてF8。







昼。これって青海苔かけすぎじゃねえか?

L39-M42リングの怪!ともいえます。ヘクトール28mm6.3の絵です。(α7R)



hektor28mmにL39-M42リングをつけて、接写だけは撮れるという。w たんに遊戯ですね。ほとんど意味はないです。僕にはそれでも需要ナシとはいえないのですが。



アダプターやリングの怪しい「効果」の範疇でしょう。万能はではない。EL-NIKKORでいえば、Pixco アダプターの無限遠は、63mmはOKだが40mmや50mmでは出ません。念のため。
先端はシュナイダー,ダースト,Componon 105mm f5.6。(M42改)PixcoのM42-NEXとNO.3を加えて無限遠が出る。ただし最短は2メートル近く。



テーブルフォトするにはもうひとつ付け加えることになる。これは7sとComponon105mm。

最大伸長状態の二つのM42-NEXアダプター。手前のレンズはL39-M42リングをつけた日東光学、Kominar-E 1:3.5 f=7.5cm。


(α7s,EL-NIKKOR40mm)

アダプタは左がフルサイズ用。右はAPS-C用。(フルサイズで使用するとケラレが出ます)口金あたりの違いがわかると思います。Pixcoのこれひとつで無限が出ます。最短は0.5mくらいですか。今日入手したばかりですが、ヘリコイドのグリースが出まくる。拭いて使用。以下α7Rにつけて。下の2枚はF5.6。





F8にして対面(琴ノ尾岳,451m)の山頂を。



撮影地点から山頂までは、Googleマップ上の直線距離で計測すると8.28キロ。その鉄塔が等倍でこのように鮮明に。空気が澄んでいるとはいえ見事。非凡なレンズです。

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