レンズグルメ: 2012年6月 Archives

NEX-7 動画

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NEX-7/アンジェニュー 35-140mm TYPE LA2の
動画です。わずか15秒です。
ピントは漁船のランプシェードです。
35mm側/F8で距離は3メートルくらいですかね。



NEX-7 35mmシネ・レンズ

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35ミリ映画用のアンジェニュー、
アンジェニュー(Angenieux )35-140mm TYPE LA2を
NEX-7で使うこと。
そのことで少し説明をいたします。
まず以下の画像をごらんください。



映画用の2コマが、35ミリ判フィルム写真の1コマ、
ということが分かると思います。
コマの向きやサイズの関係は図のようになってるのです。
いわゆるライカ判(35ミリ判)の写真は、
映りの実面部分は36mm×24mmです。
(「35ミリ判」の《35》はフィルム自体の幅のことです)
映画は24mm×16mmになります。(向きは逆)
つまり昔のハーフサイズなのです。
ハーフサイズこそがシネマの標準なのです。

もうお気づきでしょうが、
シネマ24mm×16mmはAPS-Cのサイズとほぼ一致します。
次の図(Wikiからの借り物を修正)を見てください。


NEX-7は23.6mm×15.7mmです。
TYPE LA2は35ミリシネ用レンズで、
そのシネ・レンズはハーフサイズ向きだから
NEX-7ではピタリとくるのです。
逆にフルサイズではケラレが生じます。

さて。
アンジェニュー(Angenieux )35-140mm TYPE LA2は
アリ(Arri)マウントなのですが、
僕の個体は、M42に改造されています。
情報が極めて少ないレンズです。収集中です。
1960年代、フランス映画全盛期のものだと
想像はしますが・・。
eBayでM42-NEXのアダプターを購入。
$9.99 USD。¥815 JPYです。
AIR MAILで2週間ほどして着きました。
(それで815円ですから安い)
もくろみは、35ミリ映画用の
アンジェニュー(Angenieux )35-140mm TYPE LA2を
APSサイズであるNEX-7に取り付けること。

映画は35ミリフィルムを縦送りに作られてますよね。
いわゆるライカ判はフィルムを横に使っています。
TYPE LA2の映画用レンズをAPSサイズで使えば
映画用カメラで撮ったような動画ができるはず、と
考えますよね。
フルサイズよりAPSにこそマッチするレンズなのだ。
これまでEOSMK2で周辺が暗くなる動画を撮ってましたが、
(それを愉しんでいたのではあります)
NEXではフツーに「シネマ」が撮れる、
と計算していたのです。
結果は、まさにその通りでした。
NEX-7に取り付けた状態です。(拡大画像あり)



さっそくピント合わせの練習。
映画用レンズは扱いが面倒で、
ズームとピントに手が4本必要です。(笑)
75mmあたりF5.6。1.5-5mくらいの範囲です。
予想通り、シネマ風の動画が取れます。
TVの音が入ってますね。(笑)



アダプターは、FOTGA M42-NEX というもの。
香港からの航空便。運賃5ドル。
するとこの本体は約5ドル。400円。
Rayqual(東京:宮本製作所)では本体15000円です。
この差は、たとえモノの程度が違うと説明されても
ちょっとねえ。日本が負けるわけだ。
RayqualはEOS用をLRとM42を使っている。
M42用はカシメが強すぎる。
いい、という評判だけをアテにはできない。

アナイス・ニン

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キキやココ・シャネルとならび、
「25人の恋人たち」(1985年10月 「ユリイカ」)には
アナイス・ニンも登場する。書いたのは秋山さと子だ。
そのアナイス・ニン特集『水声通信』no.31の
ヘンリー・ミラーとの往復書簡を読んで
よほど購おうかと思った。
ここに水声社の目次画像があります。


先の秋山さと子の内容も興味深いが、
『水声通信』no.31のふたりのやりとりにそそられた。
表紙もいいしね。(検索すれば出ます)

さて。
この日はⅢfにトライXをつめて、
ヘクトール28mm/Hektor 2,8cm 1:6,3を取り付けた。



(NEX-7/アンジェニューAngenieux 28mm)

ヘクトール28mmもバルナックに付ければ安心して(!)
使える。(M5に付けると距離の刻みが実際と合わない)
室内でもF6.3で1/15秒で撮る。

表紙、っていえば、ジュンク堂でNEX-7を使って
遊びました。



一番下、諏訪敦の『どうせなにもみえない』のモデル。
これは松井冬子そのひとじゃないかな?
中身はみてないけど・・。
結局この日は「現代思想」6月号を購って帰る。
特集「尊厳死は誰のものか」。

大村市 白鳥の雛

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白鳥の雛、その三日後。
NEX-7/ヘクトール28mm/Hektor 2,8cm 1:6,3です。
ライツの1937年のレンズです。
周辺光量が落ちます。モノクロ動画。約2分。
途中からは腕を出してノーファインダで撮る。
パパはさっさと行ってしまうが、
ママは雛に合わせてゆっくりと。さすがだ。



(備忘メモ)
NEX-7はAVCHDなのでそのままTVでも見れる。
動画はAny Video ConverterでNEX-7のMTSファイルを
384x216に手動指定でFLVに切り出した。
輝度-5 コントラスト+20 彩度-100で処理している。

午後6時半です。
残った卵は孵化しないのでしょうね。



大村市 白鳥の雛

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家の近くで、コブハクチョウの母子。
1分ちょっとのFLV。ご賞味あれ。
自身は雛をみるのは初めてです。




(備忘メモ)
EOS5DMk2/アンジェニュー/Angenieux/35-140mmTYPE LA2。
Any Video ConverterでEOSのMOVファイルを
カット編集後セグメントを作成。そのセグメントを
384*216に手動指定してFLVにエンコード。
この方法がもっとも簡単か。

ちなみにこの雛のパパです。
うしろにまだ卵があるのがわかります?



国体道路。天神南からキャナルあたりまで。
この路線はあまり使わないのだが。
途中、春吉橋で「ウコンの力」を入れようとパン。(笑)
だがうまく入ってない。
NEX-7/ヘクトール 28mm/ Hektor 2,8cm 1:6,3です。
コントラストを少し。



博多阪急の鼎泰豐も1時半を過ぎると空いていた。
デザートに「仙草ゼリー黒蜜きな粉」を試す。

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