吉村萬壱 前世は兎

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吉村萬壱『前世は兎』はこれらの作品群。



どれもいっぷう変わっている。「梅核」には「変態小説みたいなもの」を書いてる羽村という男が出てくる。吉村萬壱は自覚的なスタイルで全編を貫いている。
村田沙耶香もかなり変だが、こっちがそれを凌駕するか。

流行り、とも言える。ポストヒューマン、食人の形而上学=的世界、(いや世界はもうない)、ナルシシズムの否認、ならばアミニズム?・・・。多義的であいまいなのだがそれでいてどこか絶対的で侵犯を拒む。人間が終わろうとしている。


(galileo 5cmを使用=α7s)

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このページは、が2019年1月 3日 13:06に書いたブログ記事です。

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