今日のおまんまと明日のなにか 高橋純子

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今月のはじめに(いや先月だったか?)朝日の「政治断簡」を切り抜いていた。
ヒマがあったらサムネールからPDFを読んでみてください。
政治部次長=高橋純子のシニックな記事を僕はかかさず読む。
さすれば今次は特に、自らの「報道の無力」さを暗に差し出しているかのようにみえた。
みえた、というのは僕にであって、そうはみえない方がいて当然だ。

先の「現代思想」7月号特集「報道のリアル」を読むまでもなく、現日本のジャーナリズムの衰退、劣化、瀕死の状況は、こう言ってよければ目を覆うばかりのひどさだ。
これが現政権の始発当時からずっと続いている。歯止めがきかない様相だ。
高橋さんは、映画の「新誠会」が現政権で、高倉健扮する寺島が、朝日だと宣言したいのかもしれない。
もしそうならぜひそうなってほしい。
NHKはだめになった、朝日がだめになった、ではなくて、要はジャーナリズムに携わる個々人がどこまで根性を示せるかだ。
当事者でもない僕が口先でいうのは簡単で、ジャーナリスト個人にしてみればそうはイカのキンタマ、ってことになる。




(α7R/konillete Konitor 50mm4.5,開放)

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このページは、が2016年7月 8日 09:35に書いたブログ記事です。

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