Paul My Valentine

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 MPL Communications(McCartney Productions Ltd) にはユニークなロゴがある。



「LIVE KISSES」のBlu-Ray Diskにもこれが出る。「LIVE KISSES」はもともと「Kisses On The Bottom」がオリジナルということです。僕がミセで見たのも2012年にwowow が放映した「Kisses On The Bottom」だったのだ。うむ。「出来事」はこのようにある。出来事には「原因」などはない。たとえばの話、現実の「天災」が仮に「出来事」であるとしてみよう。それには起源=原因はない。地質学者がなんと力説しようが、そんなものは「ひとつの原因」ですらないのです。アンタは南海トラフに潜って見てきたのかい? ということだ。僕はそう思っている。同じようにこの記事、ポールの「My Valentine」についての言表は原因をもたない。「出来事」は再現できないしこの場所で辿ることなどできない。それがクモの巣=Webにあるつなぎ目(結節点・結策点)に似た出来事のイメージだ、と思う。時間軸(クロニクル)でミセに入った時点を起源と言えるか。そうじゃない。ミセに行くことになったわけがある。じゃ、なんでわけなんかつくったの? ほらね、どこにもポール・マッカートニーの「My Valentine」に行き着く起点はない。種も胚もない。胚はそこで種になり芽を出す。「そこ」を移動すれば新たな場所(トポス)で胚が生成する。そう、どこにもつかみどころがない。

 こんなことを前置きしてマイフェス(mifes=僕の常用テキストエディタ:20年前からこれ一本です)にタイプするなんて、なんか変だ。じゃ先にいこう。「My Valentine」ね。ううむ。いい詩、いい曲です。新曲で、新しい妻のために作ったのだそうだ。いいなあ。ポール・マッカートニーを羨ましがってどうすんのよ、てことだが・・。「My Valentine」は本編ライブにも収録されているが、今日ここでいうのは俗にいうボーナストラックにあるヴァージョンのことです。ナタリー・ポートマン(知らないです)とジョニー・デップ(名前だけは知ってる)のワンテイク・ヴァージョンてやつです。youtubeにリミックス版みたいなのがあったのでそれを借用し、再エンコしました
。少し説明します。「My Valentine」に合わせて「手話」をやるんです。ジョニー・デップはその日着てきたその服装で始める。その場で「手話」の手ほどきを受けやり始めるのです。ほんもののアーティストってすごいですなあ。ポールのプロデュースが光る。まあ映像を見てください。歌詞と訳を出しておきます。(訳した人に感謝と陳謝)。

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My Valentine - Featuring Natalie Portman and Johnny Depp
www.paulmccartney.com
Directed by Paul McCartney
Featuring: Natalie Portman and Johnny Depp
Cinematographer: Wally Pfister
Editor: Paul Martinez
Produced by: Susanne Preissler
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(歌詞)

What if it rained?
We didn't care
She said that someday soon
the sun was gonna shine.
And she was right,
this love of mine,
My Valentine

As days and nights,
would pass me by
I tell myself that I was waiting for a sign
Then she appeared,
a love so fine,
My Valentine

And I will love her for life
And I will never let a day go by
without remembering the reasons why
she makes me certain
that I can fly

And so I do,
without a care
I know that someday soon the sun is gonna shine
And she'll be there
This love of mine
My Valentine

(instrumental)

What if it rained?
We didn't care.
She said that someday soon
the sun was gonna shine
and she was right
This love of mine,
My Valentine


万が一 雨が降ったらどうするんだい?
僕達は 気にしなかった
彼女が言うには
いつか 直ぐに 太陽が輝くでしょう
そして 彼女は正しかったよ
この 僕の愛
マイ・バレンタイン

昼や夜が
僕の傍を 通り過ぎていく度に
兆しを待っているんだって ひとりごとを言う
それから 彼女が現れた
とても 素晴らしい愛なんだ
マイ・バレンタイン

だから 彼女を一生愛するつもりだ
そして 一日を黙って過ぎ去らせやしないよ
理由を思い出さずには
彼女は 僕に確信させてくれる
空を飛べる事を

だから 僕はやっていくよ
気にせずに
いつか 直ぐに 太陽が輝くことを知っている
そして 彼女は そこにいるんだ
この 僕の愛
マイ・バレンタイン

万が一 雨が降ったらどうするんだい?
僕達は 気にしなかった
彼女が言うには
いつか 直ぐに 太陽が輝くでしょう
そして 彼女は正しかったよ
この 僕の愛
マイ・バレンタイン

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このページは、が2014年2月 4日 21:34に書いたブログ記事です。

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