Ontoscope not Otoscope in 1933

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 "Ontoscope" で検索する。ダブルクオーテーションでくくってください。でないと「もしかしてOtoscope」とgoogleが余計な親切で別の語を検索します。これがその"Ontoscope"のようです。(画像をクリックするとリンク先へ)



 どうやらOntoscopeに付けられていたレンズが今日ご紹介する個体。これです。


(α7R/撮影レンズ不明)

 Ontoscopeの用途はよくわかりませんが、パノラマが撮れるのでしょうか?以下はリンク先のデータ。

Made in France by () 1933 to () 0.
Index of rarity in France : Rare
N°in inventory : 10642
Ontoscope 6x13 Simplified. (N° 5226) No focusing, no off-centring. Diaphragm 6,3,9 and 16 by a blade. Speed P 5 10 25 50,100 Lenses Trylor H. Roussel 1: 6.3 F = 75 N° 192 199 and 192 200.

 僕が手にもつ上の個物は知人製作のものです。絞りは開放固定。フードが付いてますがそれを外すとワインのコルクより小さなものです。リンク先のデータにもありますが、「Trylor H. Roussel 1: 6.3 F = 75」というのが銘ですね。正確にはROUSSELのあとにPARISが入る。通しのレンズ番号なのがわかります。1933年製! うーむ。
 α7Rに付けるとこうなります。今回はベローズはなし。


(NEX-7/E1.8/35 OSS)

 ついで作例。


(α7R/TRYLOR ROUSSEL PARIS 1:6,3 F=75)

 やはりケラレはあります。無限遠も見事にでます。どうなんでしょう? 7Rにこれを取り付けて絵を作った男って僕が最初じゃないでしょうか? むろん知人の功績ですが、この「遊戯」は個展モノですね。(笑)CAPAさん、朝カメさん、取材に来てよ。

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このページは、が2014年2月 9日 10:35に書いたブログ記事です。

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