ドゥルーズ ディアローグ

|

 ドゥルーズやフーコー、はたまたスピノザやニーチェに惹かれる諸氏よ、あなたは旅先に一冊どれをバッグに入れますか? 毎度のことながら僕もけっこう選択に思案します。今回は「ディアローグ」にしました。

 ドゥルーズを開く。ほどなくなんとも名状しがたい夢見をします。夢見心地はたぶん「現働」と「潜勢」が混ざり合うそんな界隈です。そのような様態が発生する、それが気持ちいいのです。へたな文学(レトリック)よりもはるかに心地よいこの状態を僕は好み手放せないでいます。まあこれは僕に固有の経験かもしれません。しかしドゥルージアンの諸氏には「発生論」的に思い当たる事実ではないか? と確信してもいます。違います? 

 で、「ディアローグ」はまず厚さが300ページ足らずで手ごろ。後期ドゥルーズに接近できる。夢見心地は請け合い・・などなど半病み上がりの僕には好都合と判断したわけです。

 さらに諸氏がシャシン好きであればもうひとつ難題に直面しますよね。これもNEX-7にE2.8/20mmと赤Elmarで極力軽くする。フルサイズEOSと一緒に歩く元気はない。(拡大画像アリ)

(NEX-7/Elmar f=5cm 1:3,5/f5.6/Photshop CS5.5)

このブログ記事について

このページは、が2013年5月19日 12:21に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「エレクトロラックスの掃除機」です。

次のブログ記事は「竹橋 国立近代美術館」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.01

photo pages

photos

地上の夜の天使たち