フーコー マネの絵画

|
フーコーの『マネ』については謎が多かった。例のごとくフーコーによるノートやメモがあったのは事実らしい。そのオリジナルは残ってるのか? 死後の出版はなしにする、の「遺言」ゆえに出版できないのか・・うんぬん。だがしかし、フーコーが『マネの絵画』と題しておこなった「講演」のテープがあったのだ。なるほど。テープ起こしから始まる。ミシェル・フーコー『マネの絵画』(2004年)の阿部 崇訳である。昨夜一気に読んだ。(講演部分のみ)
うむ。フーコーらしいですね。1971年チュニスで行われたものらしい。2011年に「ワシントンナショナル・ギャラリー展」で僕は本書にフーコーがとりあげた「鉄道」と「オペラ座の仮面舞踏会」をじっくりとみている。読んでいて臨場感で眠れなくなりそうだった。それでも草稿を破棄したのであれば、フーコーには何か「ひっかかり」があったのかもしれない。そう、これはマネを自分にひきつけるフーコーにしかやれない「分析」だ。読んで数時間後の「感想」だから、この記事は削除するかもしれない・・。


 (NEX-7/E2.8/16_PL/SILKYPIX)

 『マネの絵画』で論じられた当の絵をPDFでここにまとめてあります。AcrobatでプレスPDF向けに作成してますのファイルサイズが大です。50-60%でごらんになってください。

このブログ記事について

このページは、が2013年3月28日 10:02に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「フーコーと死」です。

次のブログ記事は「「マネの絵画」フーコー」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.01

photo pages

photos

地上の夜の天使たち