岩波「世界」 公募
(いずれも拡大画像あり:taken Elmar 5cm/3.5 on NEX-7)
岩波の『世界』には巻頭グラビアの公募があるのだ。
たまたま図書館で『世界』を開いて知る。
12月号と1月号をみたが、これがいいんですよ。
見逃せないなあ。
ずっと以前からあったんだ、この企画。
アンゲロプロスの時にも見過ごしたのか。
左が1月号で確か石川さん。沖縄。
右のネガキャリアを削ってるのが12月号で
ソマリア。丸山さん、だったと思う。
いいなあ。若い人が現在、モノクロやってんですよね。
(二人が若いってなんでわかんのよ!)
それも写真学校の学生さんとは限らない。
いやもう、気持ちがね、わかります。
時代はね、むしろモノトーンなのです。
僕も暗室「復帰」後に、あらためて
デジタル写真で失ったものに気づかされた。
それを恥じるのではなく、むしろ暗室に戻った「様態」を
とてもうれしく思っている。
結果は外在的でもあるが内在を原因とする。
内在はモノクロ再開でひしめいていたのだ。(笑)