HRⅡ ミニコピー
(拡大画像なし)
卓上カンバスにのせているカビネ写真のこと。
「失敗作」のはずだったが、意外にいい。
ミスしてD-76とコレクトールの混合液で現像。
フィルムはフジHRⅡ(ミニコピー)。
1999年に期限切れのフィルム。ISO25撮影。
チャンポン現像液で20度・7分半。
これでもプリントすれば「出る」のです。
こんな仕上がりのフィルムなのに
ピントルーペではまさしく「超微粒子」。
ピントがつかめないほどです。
腐っても鯛とはこのことです。
EOSKiss+ビゾ用ELMAR65での路上接写。
腐ってもライカ、とはチョートクさんだったかな?
いやはや。昔とった杵柄(昔撮ったkine柄)。
とはいえしばらくやってなかったので、
暗室作業も泥縄作業の連続なのだ。
引き伸ばしのコンデンサを磨いたのは殊勝でよろしい。
が、マスコリールへの巻き方を間違う。(膜面が下です)
コレクトール原液に紙を入れる。
(10秒ほどで上がるのですぐに気づく)
ま、要するに爺さんはすっかり忘れてしまってるのです。
擬似的なボケですな。いい経験ですよ。
今にほんとのボケがくれば暗室でおしっこするかもね。
吉本隆明が逝きました。
「コムデギャルソン、あれいいよ」の吉本さんです。
「ヒアレイン、これいいよ」の吉本さんです。
あなたのそんなところが僕は好きでした。