ELMAR65mm

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「アサヒカメラ」の1997年4月別冊
『M型ライカの研究』が処分されずに残っていた。
これが大いに役に立った。
ま、それよりさる知己を得てライカレンズに出会った。
縁は実に不思議だ。
いかようにも変様(変容)は待ち受けているのだ。
ビゾフレックス用の中間リングOTZFOがなければ
そもそもエルマー65mmF3.5をEOS5Dで使うことはできないのだ。
OTZFOを知己に譲ってもらい、ネットでカナダ・ライツの
エルマーを得たのである。
昨日届いて今日早速持ち出した。
ほんとに「震えがくる」くらい見事な描写だ。
184万台、1961年に作られている。

拡大画像は5Dの最大画像です。
ぜひとも100%でみていただきたい。
蛍光灯の文字がくっきりと出ます。
まわりの羽虫の死骸すらあたたかく感じられる。
いまどきのレンズにはない豊かさあるように感じる。
神のようなレンズです。(笑)

デジカメの出現で旧時代レンズのよさを発見できる。
(マウントアダプターが売れるわけです)
ピクセル等倍でも破綻がないところが
さすがライカレンズですなあ。
レンズはモノクロ用に設計されているのにねえ。

デジタルの弱みもあります。
光があたる木材部分には偽色が出ている。

SILKYPIX Pro5のデフォルト現像でのJPEGです。



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このページは、が2012年1月30日 21:46に書いたブログ記事です。

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