写真の色合い

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台所にあった雑誌「きょうの料理」。
昭和61年8月1日発行。裏表紙。
さかのぼること25年以上になる。

当時、この絵はいいなあと惹かれた。
これはコダックだよねえ、とか、中判だな、とか。

いまこうして改めて眺めると、
色合いを好んだのだと思う。
作家の意図はどこか中途半端ですね。
家族写真と思わせているのか、
農場従事者と思わせているのか、
ひたすらストイックな表情の群像には
特別な意味はないのだと思う。
そう、この絵は今のコトバでいえば
「ありえない」絵なのだ。
映画のスチール写真みたいな感じだ。
「ステレオタイプ」ですらない妙にストレンジな絵ですよね。
(拡大画像あり)


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このページは、が2011年11月12日 10:31に書いたブログ記事です。

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