鬼海弘雄と江成常夫

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東京都写真美術館では
鬼海弘雄と江成常夫をみる。
まず、鬼海。定番ともいえる『東京ポートレイト』。


あえて説明を省きます。知る人ぞ知る、ですもんね。
裏面。


風景写真は初めてみる。どうってことない場所。
だけどこれが僕の好みで、いい。

江成常夫。『昭和史のかたち』。江成さんとは、
一度ハガキをやり取りしたことがある。


内容のほんの一部「鬼哭の島」をリンクしてます。
重いテーマです。しかも美しい。

ふたつの写真展は、ともに入場者は少なく、
まわっているあいだには
ひとつのブース(仕切り)に僕ひとり、てことも。
しかしそれぞれから何かを手渡され、会場を後にした、
そのような気がする。

折りしも今日、天神の三越にて、
岩合光昭の写真展をやっていた。入る。
最終日とあってすごい人出だ。
ご本人が写真集にサインをしていた。
数十名が並んでいる。若い人が多い。
「最後尾」のプラカードが立つほどだ。
レジにも40人くらいは並んでいる。すごい。

僕は岩合光昭のシャシンにはほとんど興味がない。
デジカメの絵だから、プリントをみたかったのだ。
半切くらいから畳1枚半くらいのものまで、
100点はあったかも。
プリントはノイズが多くて、1、2メートル離れて見ないと
見れたものではない。(ま、サイズが大きいからね)

ありえないシーンを目撃する。
岩合氏のプリントを額つきで予約販売する。
全倍(A1に近い)が送料別で18万円。
それはないでしょう。(笑)
いやはや、アーティストにもトンデモ人間がいるんだなあ。
しかしだ。それに群がるヒトがいるわけでして。
需要があるからマーケットが成立するのです。
世の中どうかしているよ、ホント。

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このページは、が2011年9月19日 19:54に書いたブログ記事です。

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