菅谷昭松本市長 内部被爆

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最新版の夏号は、「フクシマ」が中心だ。
巻頭の菅谷昭松本市長の言に少し衝撃を受けた。
以下がその部分ですが、諸子はどう感じますか?
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世界中がこの事故に衝撃を受けているなか、
松本市市長の菅谷昭さんは、もっとも具体的で実践的な
対処法を提案したうちの一人だった。3月22日におこなわ
れた市長記者会見で、放射性ヨウ素による内部被曝の予防の
ため、避難地域に住んでいた15歳以下の子供および乳幼児、
妊産婦を中心に、安定ヨウ素剤の投与を勧めたのだ。
それまでメディアで内部被曝の危険性が語られることが少な
かっただけに、人々の関心を引く発言だった。

「内部被曝は外部被曝とは違います。まずはその違いを話し
ましょう。外部被曝は端的にいうと体外から放射線を浴びる
ことです。たとえば私たちはレントゲン検査で放射線(エッ
クス線)を浴びることがありますが、一度に浴びる放射線量
は安全値が決まっていますし、この検査により病気の診断や
治療の方向性が決まりますからね。それはとてもありがたい
ことです。
しかし内部被曝は、大気や食物の中にある放射性物質が体内
に取り込まれて、血液の中に入ります。早い話、放射性物質
というのは粒子なんです。放射性の粒子が血液に運ばれながら、
体内のあちこちに移動するわけです。たとえばその粒子が放
射性ヨウ素であれば、甲状腺に取り込まれる。セシウムであ
れば全身の筋肉。ストロンチウムはカルシウムと同じ性質が
あるので骨の中に取り込まれます。プルトニウムは肺胞に沈着
します。放射性物質といっても、このようにさまざまな種類が
あるんです」

体内のあちこちに取り込まれた放射性物質は、放射線を出して
細胞を攻撃し始めるという。
「放射線で怖いのは、アルファ線とベータ線です。これらの
放射線は破壊力が強い。しかも24時間ずっと放射線を出し
続ける。放射性ヨウ素の半減期は8日で短いと言われていますが、
そのあいだずっと浴びてしまうわけです。セシウムだったら
半減期は30年、プルトニウムにいたっては2万4千年
ですからね。細胞はずっと放射線の攻撃を受けるから、
どこかで何らかの影響が出る。細胞核の中にあるがん遺伝子が
影響を受け、その結果細胞ががん化する可能性が出てきます。
いっぽう、たとえばある放射性物質が体内から自然に排出
する割合が80パーセントだから、あまり心配する必要がない
などと言う専門家がいますが、じゃあ残りの20パーセントの
影響はどうなのか。そのあたりをはっきり指摘する人がいない
のが現実です。」
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内部被爆の恐ろしさはこのようにDNAを攻撃し続けることに
ある、と菅谷さんは言う。ちなみに彼は医師でもあり、
チェルノブイリ原発事故の被災地医療支援にも参加している。
5年半もベラルーシに住み小児甲状腺がんの治療にたずさわっ
てきたのだ。説得力があるハナシなのだ。
子供たちは一定期間、避難させるべきという意見だ。地元に住む
べきではない、とも言う。
うーむ。

何年ぶりかに「六本木クローバー」に行く。六本木とはいうが
イサハヤ長野の「六本木」なのだ。(笑)
少し改装されていた。席から窓の外を。
(拡大画像あり)


気になるのは枕木みたいな木材の朽ち具合。シロアリかな?

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このページは、が2011年7月22日 17:42に書いたブログ記事です。

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