赤胴鈴之助(1957)

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小学生の時分、一等楽しみな学校行事が
「映画鑑賞」だった。
これは1957年の映画でシリーズ第一作。
はじめに武内つなよしの挿絵が入り、
「名を、名をなのれ! 赤胴鈴之助だあ!」の挿入歌も。

ch239 で全シリーズ9作が放映される。
昨日その第一作をみた。
やっぱり!竹の棒を使った「チャンバラ」シーンが随所に。
このチャンバラを当時の少年はまねた。
言うところの「チャンバラごっこ」それだ。
で、小学生が大怪我をする、という事故があった。
それが物議をかもしたのだろうか、
赤胴鈴之助の学校引率鑑賞は終了。
一転して、不適切芸術になったのだ。

竹の棒=道具には何の罪もない。
ドゥルーズに倣えば、
竹の棒は戦争機械であり、玩具であり、農具である。
60年代のエレキギター、2010年JKのケータイも
同じように概念は適用できる。
でしょう?

ともかく第一部で、記憶を再確認。
その後の梅若正二も林成年も見続けたので
単独で見に行ったものと思われる。
僕は小中学生の頃から一人で映画館に行っていた。
僕の相手をできない育ての親が
映画を観に行け、と小遣い銭をくれた。

さて、退職後の僕が第二部「鬼面党退治」以下を
続けて観るかどうか。・・みよかな。(笑)


位置は 33.591413,130.39726
天神の証券ビルの脇道。
ANDO.COFEE since 1977 とある。
僕が証券ビルに通ってた頃の同じミセじゃないな。

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このページは、が2010年11月10日 08:20に書いたブログ記事です。

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